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たか号(gatsutaka)

Author:たか号(gatsutaka)
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遅れてきた突っ込み
書きたいことは山ほどあるけど、暇がない。 だから、多分、どれも旬を過ぎた話題ばかりに なりそうなブログ。ここでのハンドルはたか号ですが、小説などはgatsutaka名で書いています。
オリエとゴリエのコラボレーション

かみさんは専業主婦だが、数ヶ月ほど前から週に1,2回ちょっとした仕事に出かけている。

その職場の忘年会は、かなりな数のおばさんが集まり、新人は余興をしなければならない。

妻「その余興で、『おりえのうた』っていうのをすることになったのよ」
息子「あっ、知ってる。学校でも流行ってる」
娘「うん、うちのクラスでも」

私「?????」

織江の唄』? 山崎ハコの? 
なんであんなのを今時の小学生が知ってる? 流行ってる?
状況を理解するために、私の頭脳は高速で活動した。

・リバイバル?
・明るくアレンジ?
・芸人がカバー?
・バラエティ番組で?
・......

しかし、どう考えてもあの歌を明るくすることなどできない。
すると、もとのままか。一体どうしてあの歌が。

息子「ゴリがやってんだよね」
妻「あ、たしかそう言ってた」

私「ちょっと待て。それ、本当に織江の唄か?」
妻「うん、ゴリエの歌
私「あん?」

単なる聞き間違いであった。そりゃそうだろう。
「抱いてくれんね 信介しゃん」を子供が歌う訳がない。

妻「ミニスカートだって、やだなあ」
私「そりゃ....嫌だろうね」


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前回の続き(スカオター)


前回考えた機械を仮にスカオターと名づけることにする。
今一センスが悪いが、仮だから気にしない。

データ記憶と、パターン認識は、現在の技術をもう少し高速かつ小型化することで十分可能だろう。カメラ部分はともかく、表示のほうは、今ならまだゴーグルのような派手な装置になるだろうが、メガネのレンズに重ねるだけでいいようなものができたら、実現するのではないかと思えてきた。

しかし、実際に商品化する場合、色々な困難が出てくることが予想される。

まずはニーズの問題。

「顔を覚えきれない」という人は結構多いが、私程ひどくて、機械にでも頼りたいと思っている人はあまりいないかもしれない。

だから、それ専用の機械としてではなく、色々できる機能の一つとしてオプションで実装できる機械であればいい。

こうなると、表示装置の開発だけの問題になってしまうか。ま、いいや。


次に、個人情報の問題

私が考えた範囲では、個人的なメモを機械に入れておいてそれを使うだけという感じなので、あまり問題にはならないと思う。しかし、本人には内緒で写真をとっているようなものだから、この点がネックになるかもしれない。それに、スカオターが普及してくると、著名人のデータを作って販売するビジネスが成り立ってくる。そうなると、肖像権だけでなくその他もろもろの個人情報保護の問題が発生してくる。
それと、いつ、誰が、何処にいたという情報が集積されることになるので、プライバシーの問題が大きくなる。

これはちょっと厄介か。


誤認識の問題

スカオターがさらに普及すると、指名手配犯や、家出人捜索にも威力があると思う。一般の人のスカオターにそれらのデータを入れると効果抜群であろうが、とりあえずは警察関係者だけでもいい。それで問題になるのは誤認識である。

スカオターの情報だけで逮捕ということはできないだろうが、一般人にもデータが行き渡るようになると、誤認識される人は誰からも「指名手配犯」として見られることになる。
これは、それだけでも重大な人権侵害になるだろうなあ。

==

とかなんとか。
ちょっと考えるだけでも、技術以外の部分でこんなに問題が出てくる。

表示装置は、民生用というより軍事用から開発されてくるのかな。
スカオターも警察用などから始まって、機能限定した形で一般にも使われるようになると予想する。

問題点を解決した上で、なるだけ早く実現するといいなあ。



美人でも覚えられません


動物のお医者さん」や「おたんこナース」で有名な佐々木倫子さんの初期の作品に、人の顔と名前が覚えられない少年が出てくる。

タイトルは忘れてしまったが、その頃の短編に何度か出ていたはずである。
代名詞の迷宮」などがそうじゃなかったかと思う。

amazonで調べたら「食卓の魔術師」からのシリーズだったみたいです。

その中に、新学期のクラスで、全員が名札を付けること、および去年彼と同じクラスだった人はその目印を付けることを提案して簡単に却下されるというのがあった。
それを読んで気持ちは分かるなあと思った。

私も人の顔を覚えるのが大の苦手である。職場の人、取引先の人、近所の人、テレビに出ている人、なかなか覚えきれない。覚えたつもりになっても、少し会わないだけですぐ忘れてしまう。どう考えても客商売には向かない性格である。

私は見た目では目立つ方(いい意味か、悪目立ちかは知らない)なので、相手は私のことがよく分かっているらしい。

だから、道ですれちがっても会釈程度の挨拶もできない。当然のこと、これによって「無愛想な人」という印象を持たれてしまう。学校の同窓会などに行っても、相手が誰か分からないので、話の取っ掛かりが出来なくで困ってしまう。

テレビタレント俳優女優に至っては、あるドラマで見た人と、別のドラマで見た人が同一であることになかなか気づかない。3回くらい続けて別のドラマで見るとようやく覚えることが出来るが、それでも髪型や化粧などが変わると戸惑うことが多い。

CMになるともっとイメージが変わるのでさっぱり分からない、なんとなくあの人かなあとは思うが断言するまでには至らない。

最近では長谷川京子がそうである。先日新聞に出ていた裁判員制度に関する全面広告を見たときも、「これ誰?」と思った程である。

「スターの恋」に出ていたときに、感じいいねと思って写真集まで買ったし(女優さんの写真集を買ったのは、はるか昔に薬師丸ひろ子を買って以来の久々であった。いいオジサンがこんなこと公表するのみっともないか)、この夏は「ドラゴン桜」も見ていたというのにである。


余談だけど、最高裁判所のサイトに裁判員制度の解説も載ってるんだけど、どこ探してもこの広告については記載されてなくて、法律全文とか誰も読みそうにないのばかり。
普通の企業だったら、まず人寄せのために絶対にハセキョーの写真なりを使ってるはずなのに。
日本て一番堅いお役所だからしょうがないか。


かみさんは逆で、人の顔を覚えるのが得意である。相手がすっかり忘れているような希薄な付き合いの人に数年振りに会ってもほぼ完全に覚えている。
「あなたが失業したら、私が水商売でやっていけるかも」とも言う。それは別の意味で無理だろう。

人の顔を覚えるということは、まずよく観察すること、そして特徴を抽出してそれを記憶することを無意識のうちに実行しているのだろうと思う。
私はこの観察がまずできない。自分でよく分からないのだが、どうも相手の目をあまり見ていないようなのである。意識して見ようとすると、そのことに意識が集中してしまって、肝心の観察のほうが疎かになってしまう。

たとえ観察できたとしても、それから特徴を抽出して記憶するのは、生得的な能力なのではないかと思う。私にはその能力が欠けているのではないか。そう言えば、図工は苦手だった。

DEATH NOTE」に、死神と取引することで、顔を見た相手の名前と死期が分かる目を獲得するというのがある。
死期なんか分からなくてもいいから、名前と、それが私の知っている人か否か、知っているならどういう関係かが分かる目が欲しい。

この程度なら、もう少し技術が進めば可能かもしれない。最初に会ったときに、その顔と会った日時を記憶させ、後で相手の名前と自分との関係を入力しておく。以後、機械が常にパターン認識で視界に入った顔を判別して情報を表示する。「ドラゴンボール」のスカウターのような感じで。

午前中の会議で会った人の顔をもう忘れているのに気付いてこんなこと考えました。
メーカーさん、どうでしょうか。


怖かったのか、バカにしてるのか


子供が入っている小中学生のスポーツクラブが、ある高校のクラブと合同で練習してもらえることになり、かみさんがその高校に初めて連れて行った。

小高い丘の上にある学校で、そこへの登り口は一つしかないから、迷うことは無いだろうと思っていたら、その先の道がいくつも枝分かれしていて、どうやったら行き着くのかさっぱり分からなくなった。

で、坂の上から降りてきた男子高校生に、車の運転席から窓を開けて「あの~。高校への道を教えて欲しいんですけど。」と声をかけている途中、その高校生はダッシュで逃げて行った。

「そりゃ、この頃車に連れ込んでどうのこうのという事件が男女問わず起きてるし、小学校でも子供に危ないって教えてるけど、あんた高校生でしょ。しかもこっちの車には家の子が乗ってて、それに私なんてどう見ても危ないおばさんじゃないでしょ。もっと美男子ならともかく、あんたなんか襲わないわよ!!」

と、悪態ついても、敵は既に見えなくなっていた。



どっちに同情したらいいのか判らない。


ご恩は忘れておりません

中学3年の夏休みに一人旅に出かけた。
コースは次のようなものである。

・省略
・博多から下関まで行き、当時まだ走っていたSLに乗る
・寝台急行で鳥取へ
・砂丘見物、国民宿舎に泊まる
・因美線で岡山へ
・新幹線で東京へ
・首都圏の親戚宅を泊まり歩く
・寝台特急で帰宅

全体で15日程、メインは東京見物であったが、前半の列車(当時まだ国鉄)での移動のほうがより印象に残っている。

山陰本線のSLは、普通のダイヤとして走っていたもので、物心付いてから初めてで、また現時点では最後のSL乗車であった。ちなみに、そのSLのダイヤが一旦廃止になったあと、観光用として復活させたのが「SLやまぐち号」である。

鳥取では一旦国民宿舎砂丘荘に荷物を置いてから砂丘見物に出かけた。部屋は大部屋でかなりの数の人との相部屋であったが、さすがに中3の一人旅はめずらしく、同宿の人からかわいがってもらった。

特に、種子島から来た南さんという人には何かとお世話になり、砂丘見物につきあってもらったし、宿舎内でのあれこれの面倒を見てもらった。翌日の岡山行きの列車も同じだったので、新幹線に乗るまで一緒に来てもらい、ホームで名刺を貰って別れた。

東京に着いてからは、浦和、早稲田、国立、大磯と親戚宅を泊まり歩いた。

最初に浦和の伯母の家で洗濯したときに、岡山駅でもらった名刺をシャツのポケットに入れたままにしていて、気づいたときにはボロボロで何も読めなくなっていた。

帰ってからお礼の手紙を書こうと思っていたのに、それを果たせないまま現在に至っている。

それから幾度かその人を探そうとしたが、名前がはっきりしないし、それ以外の情報もあやふやなのでうまくいかない。

昭和40年代後半に、種子島の電電公社かその関連する会社にお勤めだった南さん(下の名前は一文字で、確か「加」という字に似ていた)、お世話になったご恩は忘れておりません。
いつか、直接お会いして、あのときのお礼をしたいと思っております。


国鉄とか、電電公社とか、どうにも話が古いねえ。



ブログジャンキーの秘密


大げさに秘密と言う程ではなく、システム上級者なら常識的に判っていて、鼻で笑われるような内容です。


ブログジャンキーを始めた当初、なぜ4つの数字のうちの表示されたものをクリックするという方式になっているのか疑問だった。

30秒というインターバルは、その間にエントリーを読ませる意味だろうということはすぐに理解できる。でも4択にする必要はなく、30秒後にクリックできるボタンが一つあれば十分ではないのか。

実際にやってみると、興味のある内容のブログだったら、30秒といわず気の済むまで読みまくるが、そうでない場合は、この待ち時間が結構長い。

しかもポイントはなかなか貯まらない。

となると、当然考えるのはパソコンでの自動操作である。

マウスカーソルを自動的に指定の場所に移動させたり、そこでクリックしたことにするのは、WindowsのAPIを使えば比較的簡単にできる。

で、やってみようかという気を起こしたところで、はたと気付いた。
パソコンに「指定番号を認識させるのが簡単ではない」ということに。

指定番号の数字は、文字ではなく絵として表示されている。
しかも、傾いていたり、くっ付いていたりしているから、これを4桁の数字として認識させるには、それなりの知識が必要である。

逆に言えば、そういうことをさせないために、わざと傾けたり、くっ付いたりした数字を表示して、しかも4択でクリックさせているということである。

画像認識に関する知識は皆無なので諦めるとして、とりあえず乱数で4個の数字のうちのどれかを適当に選択してクリックし、余裕をみて35秒待機して次の乱数を生成するプログラムなら作ることができそうである。

これだと、確率的に4回つまり35x4=140秒に1回0.8ポイントゲットできるので、1時間で20ポイント、6時間で約150ポイントとなる。

手動で150ポイントゲットするには、32秒でクリックを繰り返すとしても1時間40分パソコンの前に座っていなければならない。
自動にしておけば、寝ててもいいし、外出してもいい。

こりゃいいやと思ってさっそく作ろうと考えたが、いやな予感がしてBJの利用規約を読み直してみた。

禁止行為:禁止行為を行った、もしくはその恐れがあると弊社が判断した場合は予告なく利用を停止しする
「9.本サービスの運営に関わる、もしくは本サービスの内容に関与するソフトウェアを開発または配布・使用する行為」


ここで言う「ソフトウエア」が具体的にどういうものを想定しているのか分からないが、すなおに読むと、もろ抵触する。やっぱだめじゃん。


でもねえ。思ったんですよ。

手動でやっていると、あまり興味ない内容でも30秒間それなりに読んでいるし、興味のある内容だったら時間を忘れて読みふけったり、新しい発見があったり、色々面白いことがあるが、ポイントのためだけに自動で動かすと、そういう出会いのチャンスを自分から潰してしまうことになるのではないか、と。

それぞれのブログで、それぞれの人達が楽しんだり苦労したりしながら書いているエントリーを眺めもしないで素通りするのは失礼ではないか、と。

綺麗事に聞こえるかもしれないけれど。

ところで、私のブログのアクセスログに、ある日の同じ時間帯(3時間の間)に一つのIPアドレスから5回来ているというのがあった。そのときは、この人よほど私の書いたのが気になって何度も読みに来てくれたのかと思っていたが、リファラーを見たら、全部「//bj.fc2.com/surf.php?res=nomatch」になっていた。

何のことはない、BJで来ているだけ、しかもnomatchは番号間違いが発生したという意味である。断定はできないが、私が考えたのと同じようなことをして、何度も番号間違いを発生させて、しかもなぜか私のブログが5回も開かれたということではないだろうか。
つまり、それだけ私のポイントが無駄に浪費されていたということだ。※

自分のブログにそんなサーチロボットもどきで来られて、カウンタが一つ増えても嬉しくない。

これに気付いて、件のプログラムは封印することにした。

これからも、こつこつポイントを貯めていこう。
そうすれば、星の数ほどあるブログの中で色々な人に出会えるだろう。

その対価として、一人でも多く私のブログにも来てもらい、そのうちのごく一部かもしれないけれど、お気に入りに入れてもらえるかもしれない。



※ これ考えてみればちょっと不思議である。同じ人がBJで3時間のうちに5回も訪問というのはどういうことだろう。BJに登録してあるブログの総数は知らないけれど、BJで開くブログがランダムに選択されているのであれば、そんなに頻繁に起きることだろうか。


暗黙の願望は大体において潰え去る



日曜は幼稚園の運動会で、下の子が年長なのでやっとこれが最後となり、九年連続皆勤達成した。

会場には車を停めるところが少なく、早く来た順に奥からぎゅうぎゅうに詰め込んでしまう。満車になったらごめんさないで、後から来た車は荷物と人を降ろして引き返すことになる。逆に、一旦入ったら運動会が終わるまで車を出す事ができない。

今年は比較的早く家を出たので余裕で停めることができたが、さあ降りようという段になってその下の子が「草履で来ちゃった。」と言い出した。

仕方ないので、私が家まで走って取りに行くことになり、開始時刻ぎりぎりに戻ることができた。直接園児席に持って行って、ゼーゼー言いながら自分ちのシートに座ると、
「あっ、ごめんねぇ。あのあと先生に会ったら『あら、運動会はみんな裸足だから草履でもよかったんですよ』って言われたの。」

「・・・・・・・・」(死)

そうでした。この幼稚園は前からそうでした。
こういうとき、携帯を持ってない不便さが出る。
はい、うちはかみさんだけ携帯を持ってて、私は持っていません。


年長の障害物競走は、途中に鉄棒の逆上がりがある。上の子のときは、大会当日ぎりぎりに何とか形になる状態だったが、下の子は先月くらいからできるようになってくれたので、恒例の「特訓」は不要だった。しかし、上の子がなんなくこなしていた側転がへたくそで、思わぬ落とし穴だった。

卒園式までの課題である竹馬乗りと合わせて、これから練習の日々が始まると思うとちょっと憂鬱である。



プログラムの一つに父母による競技がある。
カードによる番号合わせでペアを作って、手をつないでゴールするというやつ。

その場での自由参加であるが、転ぶ人続出なので、危うきに近寄らずと今まで一度も出たことがない。
「お父さんの参加が少ないので、奮ってご参加下さい」とのアナウンスが入る。

「しょうがねえなあ。行ってくるか。」というと、かみさんが「ええ?行くのお?」という顔でこっちを見るので、敢えなく撤回。

かみさんの表情は、悋気からではなく、明らかに「転んだらみっとなかいから止めとけ」というものだったが、これで「若いお母さんと手をつなぐ機会」は永遠に失われてしまった。

暗黙の願望ってやつは、それなりに戦略を練らないと大体において潰え去るもの。
実生活でも、ネット上でもね。


運動会自体は無事終了。
一日中、文字通り雲一つない快晴で、腕と顔だけ見事に日焼けした。
昨日は疲れ果てていて、更新できませんでした。
今はヒリヒリするのをさすりながら書いています。



好きなBlog勝手に紹介【真っ白な月】

【真っ白な月】 pongさん

この人の書く文章が好きで毎日読んでいる。
きっかけはある保守系ブログにトラックバックしていた青山学院高等部の入試問題に関するエントリだった。

大上段に構えず、少し人を喰ったようなオチの付くぬるい文章は、読んでいていい意味で脱力できる不思議な魅力がある。

その魅力に引きずられて何度痛いいい思いをしたことか。




ここで知った「創聖のアクエリオン」を最終回だけ録画して見た。

私は昔から巨大ロボット系のアニメを見ていない。
さすがに鉄人28号は見ていたが、マジンガーZ以降のそれはなぜか見る気がせず、ガンダムさえもスルーしてきた。
もうポリシーと言ってもいいくらいである。

しかし、pongさんのぬるい文章はそのポリシーを捻じ曲げる力があった。

見た感想:何と言ったらいいのやら。


ここで知った「六とん2」を買って読んだ。

こんな作家がいるなんて全然知らなかった。
大体、新書版のノベルズなんて読まないのである。なんとか殺人事件とか、なんとか探偵事件簿とか、タイトルだけでスルーである。
もうポリシーと言ってもいいくらいである。

しかし、pongさんのぬるい文章はそのポリシーを捻じ曲げる力があった。

読んだ感想:しまった。


ここで「ちタン」と「めタン」と「ぎゅうタン」と「もくタン」に出会った。

私は萌え系キャラにはあまり興味がない。フィギュアの店には入ったこともないし、書店でもその手のコーナーはスルーである。
もうポリシーと言ってもいいくらいである。

しかし、pongさんのぬるい文章はそのポリシーを捻じ曲げる力があった。

会った感想:「ち」と「め」はまだ許せる。「ぎゅう」は勘弁して。




しかし、pongさんには何の責任もない。
本人が責任は持てませんと明言しているのに、その警告を無視したのは私である。

これからも彼のぬるい文章は、私を知らない世界に連れて行ってくれるのだろう。





間違っても、この文章をきっかけに【真っ白な月】に行ってみようなんて考えてはいけません。

私は、責任取れませんから。





親バカの高い壁

今回のはただの親バカです。読み流してください。


私の子供はかわいいと評判である。
しかもかみさんにはあまり似ていない。
どう見ても私系の顔である。
(別の意味でよかったねという突っ込みは不要ですw)

あるとき、かみさんが子供を連れて歯医者に行った。
家族のうち私だけ別の歯医者に掛かっていて、その歯医者には行ったことがない。

一人で留守番していたら、「保険証を忘れたから持って来い」との電話が入った。やれやれと思いながらも、持って行った。

ドアを開けると、待合室で子供が叫んだ「あっ。お父さん。」

すると、受付のおねえちゃん、看護師さん、歯科衛生士さん、ぞろぞろ私の顔を見に出てきた。

皆、一様に「この子供達のお父さんならどれほどのイケメンなのかしら。楽しみぃ(はあと)」という顔をしていた。

そして、皆、一様に、「あれっ?」という顔をして引っ込んでいった。

おーい。


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命拾いしたカマキリ


職場のビルの7階廊下でカマキリを見つけた。

廊下はビルの内側にあり、窓がない。どこかの窓から入ってここまで来たのか、エレベータに乗ってきたのか分からないけれど、「お前、こんなとこいてもゴキブリぐらいしか餌はないぞ。その前に誰かに踏まれるぞ。」と話かけて(実際には声は出してません:誰かに聞かれたら変人扱いされる)みるも反応なし。←当たり前。

と見る間に、歩いてきたおっさんがそれに全然気づかずにすぐそばを通って行った。

こりゃまずい。早晩踏まれる。

指でつまんでエレベータに乗り、1階のボタンを押す。
恩知らずにも私の指に鎌をかけてくる。

思わず「いてて!」と声を出すと、一緒に乗っていた人が何だあという顔で振り向いて、私の指先をみて笑顔になった。

外に出て、植栽の中に放してやる。
これで、一つ善功を積んだことになるのだろうか。

それにしても、昨日のエントリーでカマキリを餌にする話を載せたばかりなのに、因縁というやつかなあ。それともシンクロニシティーか。


Pの悲劇(後編)


9月17日(月)

午前中。かみさんがダンボールを持ってその幼稚園に行く。うちの子が通っている幼稚園ではないので、近所でそこに子供を行かせている家の奥さんにも同行してもらった。

最初、用務員風のおじさんに「ああ、それなら子供達も喜ぶし、多分引き取ると思いますよ」と言われ、少し安心して職員室へ。若い先生に説明すると、好意的に聞いてくれたので「良かった」と思っていたところに、(おばさん)園長が現れた。

「あらあらあら。そうですかあ。でもねえ。前にもね、うちの木から落ちたツバメの雛を持ってきた方があってね、園で引き取りはしたんだけど、巣が高くて戻せなくて、結局xx先生が家につれて帰って飼うことになって大変だったんですよねえ。お宅、お子さんがいらっしゃるんでしょう?そりゃあお宅で飼われてほうが喜びますよお。それにこの子はもう直ぐ巣立ちそうだから、そんなに長くはならないだろうし、それがいいですよお。」と、やんわり、きっぱり断られた。

作戦ミスもあったと思う。いきなり「引き取ってくれ」と言う前に、「親鳥もやって来ますし、巣に戻してあげたいので、探してもらえませんか。」とでも言えばまだ対応が違ったのかもしれないけれど、後智恵である。

帰るときに、うちが近所でしかも小さい子がいることに気付いて、さすがにまずいと思ったのだろう。その園長が寄ってきて、「すいませんねえ。ご近所だったら、運動会の練習、うるさくないですかあ。」と愛想を言うので、かみさんは「ええ。うるさいです。」と言い捨てて帰ってきたらしい。

で、しかたなく家に連れて帰って、遊びに来た他の奥さんにその話をしたら大受け。「あの幼稚園の園長ならさもありなん。」
箱を外に出していたら、また親鳥が餌を持ってきた。よく見ると、大きなカマキリらしい。しかもお腹に卵があるやつ。それを食べさせようとして、失敗して箱の中に落としてしまった。

親鳥が行ってしまったあと、「xxさんやってよ。ボーイスカウトの引率で慣れてるでしょう。」「何言ってんの。カマキリなんか触らないわよ。飼い主がやるべきでしょう。」とお互いに押し付けあって、結局かみさんがやることになった。割り箸でそのカマキリをつまんで雛の口に運ぶが、大きいのでなかなか入らない。やっとのどに押し込んだが、尻尾はまだ口からはみ出していた。でも、満腹になったのか、鳴かなくなって、目をつぶって寝てしまった。

以上かみさんから聞いた話。


9月18日(火)

かまぼこを切ってあげたらよく食べた。

それを買ってきたかみさんの母が、「ああ、もったいない。それ鱧(はも)の上等のかまぼこなのよ。」

昼間、外に出していたら、網の隙間から逃げ出して飛んで行った。「良かった巣立ちした。」と思って、「逃がした」と怒る子供をなだめて外出し、帰ってきたら鳴き声が聞こえる。

探したら、隣の家の車の所にいた。丁度隣のご主人が出かけようとしているところで、「すみません。それうちの鳥です。」と言って捕獲した。

以上かみさんから聞いた話。


9月19日(水)

朝、出勤前にハムを一切れ与える。寝起きで元気がないのか、いつもの朝ほどには鳴かない。

昼休みにかみさんから電話があった。
「ピーちゃんの様子がおかしい。箱の底にぺたーっと座っていて元気がないし、鳴かない。お父さん(私の父)に電話して動物病院に行ったほうがいいでしょうかって聞いたら、まだそこまでせんでよかよって言われたんだけどどうしたらいい?」「そんな言われても、こっちもどうって言えんよ。外に出しといたの?」「うん。でもパラソルで影にしていたから日は当たっていないはずだけど。」「水はやった?」「うん。牛乳を少し。」「県庁には電話したか?」「そんな状況じゃないもの。」
とにかく、もうしばらく様子を見ることにした。

17時半再び電話が入る。
「ピーちゃんが瀕死なのよお。どうしよう。」「どうなっている?」「足はだらーっとしてるし、鳴かないし、何も食べない」「水はやった?」「無理やり口を開けて牛乳飲ました。」「うーん。もう動物病院は閉まっとるやろし、明日までもったら連れて行くしかなかね。」「今日は早く帰って来れる?」「何で?」「いたたまれないのよう。」
結局19時に帰ることにして、途中まで車で迎えに来させる。後ろ座席の子供は皆寝ていた。
「出るとき見たけど、もうくたーってしてるのよ。心臓は動いてるみたいだったけど。」

家に着いたら、既に死んでいた。

21時父から「どうなった」と電話が入り、死んだというと、「鳥の種類によっては塩分をやってはいけないということを聞いたことがあるから、もしかしたら昨日のかまぼこがよくなかったのかもしれんなあ。まあ、巣から飛び出すようなのは本来生きていけなかったのだから仕方ない。」
5日間の思い出と、1枚の写真を残して逝ってしまった。

9月20日

朝4時半に起きて、娘と一緒に近くの公園の木の下に埋めてやる。空には冬の星座が煌めいていた。






その写真を載せたかったのですが、どうしてもみつかりませんでした。
出てきたらUPします。
Pの悲劇(前編)
実はこのブログを始めるはるか前から、日記のサイトを立ち上げるつもりで書き溜めていた文章があります。

でも実際には、私の性格からいって3日坊主に終わる可能性が強く、なかなか踏み切ることができませんでした。

古いパソコンの底を漁ってたらその頃の文章が出てきましたので載せることにしました。

日付は2001年、タイトルは高橋留美子さんの本からのパクリです。


9月15日(土:敬老の日)

夕方に子供を連れて近所を散歩していたら、幼稚園の敷地のコンクリート擁壁下の草叢から二羽の小鳥が飛び出しできた。一羽は高く飛んで逃げたが、もう一羽はまた草叢に落ちた。近寄るとまた飛ぼうとするが、高く飛べないらしく、短いジャンプを繰り返すだけだった。よく見ると、どうも雛らしい。殆どまだ飛べないのに、巣から出てしまったようだ。

そこは、左は6mほどの擁壁、右は6階建てのマンションに挟まれた歩行者専用道路で、擁壁の下には30cmほどの幅で土が出ていて、夏草が繁茂している。

擁壁の上は幼稚園の築山で、その周囲はフェンスで囲われている。フェンスの内側は築山の裾になっていて、恐らく園児がそこまで来ることは稀なのだろう。フェンスの外には人一人が通れるほどの空間があって、すぐ擁壁のふちになっている。

周りは最近造成された団地で、戸建て住宅と空地に囲まれている。野鳥の巣ができるような大木は辺りにないし、普通の団地並に人通りや車の通行があるから、空き地に巣があるとも思えない。となると、擁壁上の築山の裾に巣があってそこから落ちてきたとしか考えられない。

多分、雛が落ちた直後で、親鳥が必死に救おうとしているとことに通りかかったのだと思う。親鳥は人間が近づいたので雛の側に寄ることもできず、マンションのベランダにとまってこちらの様子を見ている。

子供が近寄ると雛は逃げようとするが、擁壁の途中まで飛んではずるずる落ちてくる。幼稚園は当然休みで、翌日の日曜日も誰もいないはずである。

「どうするう?」「どうしようもないからこのままにしとこう」と、冷たいようだがそのまま散歩を続けた。とこえろが、近くの学校のグラウンドで1時間ほど遊んで帰ってくると、雛の鳴き声が聞こえる。探してみると、最初に見つけたところから少し離れた駐車場にある車の上に止まって鳴いている。周りを見ても、もう諦めたのか親鳥はいない。

放っておくと、車に轢かれるか、野良猫にやられてしまうだろう。仕方がない。腹をくくって雛を捕まえ、手のひらに抱いて家に連れて帰った。

家に着いて裏庭に廻り、たまたま置きっ放しになっていた空のダンボール箱にいれた。


9月15日(続き)

さて、ダンボール箱に入れはしたものの、蓋を少しでも開けると逃げようと暴れ、何度か脱出して庭を飛び回ってしまう。その都度捕まえて箱に戻し、ようやく静まってくれた。

餌は何をやればいいのか。とりあえずバッタをあげようということになり、子供に捕りに行かせた。近所に空き地が多いので、バッタには事欠かないが、いざとなるとなかなか捕まらないらしい。やっと捕ってきたのを箸でつまんで食べさせようとすると、食べるのが下手なのか、やるほうが下手なのか、うまく口に入らない。そのうちバッタが逃げ出して、それを手で抑え、指でつまんで口に運んでやるとようやく飲み込んでくれた。
これは、先が思いやられる。

次に、かみさんが料理していた鶏肉の生の部分を包丁で切ってもらい、それをあげると、これも苦労しながら食べた。
まあ、なんとかなるか。と、そろそろ日も暮れてきたので、箱を玄関に移し、蓋をして暗くしたら、寝たらしい。

それから、私の実家の父に電話で「どうしたらいい。何をやったらいい。」と相談すると、「そりゃあ、色々食べるだろう。バッタもいいし、ミミズもいい。」「そんなには採れんよ。」「ハムなんかも食べるかもしれん。何にしても、命に縁があったら生き延びるだろう。」


9月16日(日)

朝から、餌をよこせと鳴いている。ハムを切ってやると食べた。子供を朝飯の前にまたバッタを捕りに行かせたら、結構大きいのを捕ってきたので、これは食べきれないだろうと逃がすことにする。

朝食後、ディスカウントストアのペット用品コーナーに行って、藁の巣と粟の餌、注射のような餌遣り器を買う。本当は生餌を買いたかったが売っていないのでしょうがない。「粟なんか食べるかあ?」

その帰りに図書館に寄って、図鑑を見る。しかし、成鳥の絵や写真はあるが、雛のものはないのでどれなのかよく分からない。砂浴びしているヒバリの写真がそっくりだったけれど、まさか違うよなあと思う。

午前中に、実家の両親がミミズを沢山捕って様子を見に来た。
買った器具に粟を詰め込んで(スポイト風に吸っても全然入らない)口の中に押し込むと、どうやらこれも食べるようだ。それから、牛乳をやるとこれも飲んだ。

父が言うには、「声を聞きつけて親鳥が餌を持ってくるかもしれんから、本当は籠に入れて外に吊るしといたほうがいい。」とのこと。でも、まだそのために籠を買う気にはならない。

ところが、夕方になると本当に親鳥がやって来た。その姿から、ヒバリでないことは分かったが、では何なのかというと皆目分からない。ヒヨドリのような気もするが、あれはもう少しずんぐり大きくなかったっけ。

ダンボールを庭に出してやって、蓋代わりに付けていたバーベキューの網をほんの少しずらしてやる。近くで見ていたら、親鳥が寄ってこれないので、家に入って様子を見るが、子供が騒ぐので、近くまで来ては逃げていく。

そうするうちに日が暮れて、結局餌をもらえなくてお腹がすいたらしくピーピー鳴いている。しょうがないので玄関に入れ、捕っておいたバッタなどを与えて蓋をした。

その夜、「断られるかもしれないけど、幼稚園に引き取ってもらったら」ということになった。断られたら、県庁の野生動物課に相談してみよう。



万事休す

このブログを始めるきっかけだった電車男の最終回、友人知人つてを頼って聞いてまわったけれど、誰も録画してなかった。
「録画してたけど、もう消した。」も多数あり。

万事休すですなあ。

DVD-BOXが19500円で12/22に発売予定とか。
ううう。

レンタルで借りれば済むことだけど、何か悔しいなあ。
もうしばらく悩むことにします。



「暗いところで待ち合わせ」乙一


これは良い。

あまり派手さはなく淡々とした雰囲気の作品で、最初の部分でなかなか話が進まないので少しジレたけれど、そこを過ぎるとあとはもう。
何も言いません。レビューなんぞ目にしないうちにお読みになることをお薦めします。

実は、これまで乙一作品は「夏と花火と私の死体」「天帝妖狐」しか読んでなかった。
で、そこそこ面白くはあるのだけど、特に前者は評判に違わぬすごい作品であるとは思ったけれど、2冊読んだ時点で「もう暫くはいいかな」というのが正直な感想だった。

それからだいぶ経った先日、行き付けの本屋に行ったとき、棚にお薦めカードが貼ってあって、普段そんなの気にも留めないのにそのときはなぜか気になって買ってしまった。

タイトルもカバー装丁も好みじゃなかったし、そのカードが無かったら手に取ることすらしなかったと思う。

これまでそんなことしたことなかったけれど、そのカードを書いた人に一言お礼というか、読んでよかったですと伝えようと思って、翌週その本屋に行ってみたら例のカードがない。店員に聞いても「さあ」というばかりなので結局伝えることはできなかった。

大げさに言えば、出会う運命だったということか。

唯一難を言えば、タイトルが内容を表していないと思う。これに限らず、乙一作品はタイトルのセンスが、少なくとも私の好みではない。だからこそ、3冊目をなかなか読まなかったとも言える。

この作品も映画化されるらしい。どんな風に映像化するのか楽しみではあるが、先に原作が気に入った場合、映画になると多くががっかりするからなあ。

再会の場面で私は
このエントリは Morning Glory(リンク切れ)のユキさんの作品「彼の事情 彼女の事情」(リンク切れ)にインスパイアされて書きました。ユキさんどうもありがとう。

昨日のエントリの続きです。そちらもお読み頂ければ幸いです。




高三の夏の終わり、土曜の昼下がり。学校からバス停への道を一人で歩いていると、隣の女子高の制服を着た女の子が駆け寄ってきた。

「あの、××君でしょっ? 私、○○です。小学校で一緒だった。」


田舎で生まれ育った私は、ちょっと背伸びして家から少し離れた市の高校を受験し、知り合いが一人もいないその高校に下宿から通っていたが、まわりになじめず孤立していた。
中学では生徒会長をし、部活はサッカー部、仲間とバンドのまね事をしてコンサートを開くなどしていたのに、高校生活はそれと比べてあまりにギャップのあるものであった。

2年の終わりの春に父の転勤で実家が引っ越すことになり、借家住まいになるので私の下宿代が出せなくなったと言われた。それで、転入試験を受けて高校を変わることになった。

新しい高校は、そもそも一年間しか通わないので部活や行事に関係ない立場であったし、クラスの中ではおとなしくしていた。それまでの二年間で私の性格は相当変わってしまったようだった。リーダーシップはどこかに行ってしまい、積極性が消え、新しいことを始める意欲を失っていた。幸い、まわりが暖かい無視という扱いをしてくれたので、居心地が悪いということはなかった。

大学受験も段々迫ってくる。学校に行く以外は、家で勉強するだけの日々を送っていた。
そんな生活にも慣れた頃のことだった。


「えっ○○さん?うわあ、久しぶり。えーと、8年ぶりかあ。」
「そんななるねえ。メガネかけてるから最初分からなかったけれど、やっぱり××君だったんだあ。」
「メガネは小6からね。今、家はこっち?」
「ううん。前のまま。寮に入っているの。××君は?」
「春に一家で引っ越してきて、高校転校したんだ。」
「へえ~。」

彼女とは幼稚園から小学4年まで一緒だった。

小さな町の小学校だったので一学年2クラス、3年と4年のときは同じクラスで2学期の学級委員だった。学級委員は2年生から各学期ごとにクラス内での選挙で選ばれ、男子が正、女子が副と決まっていた。私は、2年から6年まで、毎年2学期の学級委員であった。選挙といっても人気投票みたいなものだから、要するに一番人気ではないけれどその次に選ばれる存在だったということだろう。

学級委員の仕事は、朝礼や学級会の司会、授業の始めと終わりの起立礼の号令かけ、月一回の全校学級委員会への出席、その他クラスの雑用係という感じである。

全校学級委員会は土曜の授業の後に開かれていたから、それが終わったときにはクラスの他の子は誰も残っていないので、二人で一緒に帰ることもあった。

5年生になるとき、彼女は転校していった。同じ県の中の端から端への引越しで、小学生の私ににとっては遥か遠い所に行ってしまったような感じだった。

6年生のある日、同じクラスの女の子が、彼女から届いた手紙を学校に持ってきた。
私はその子に頼み込んで封筒を見せてもらい、住所を書き写した。

その日、家に帰ってから手紙を書いた。内容は他愛のない現状報告みたいなものだったと思う。しばらくして返事が来た。私からの手紙をとても喜んでくれている文面だった。それから3年程、ときどき手紙のやり取りをした。

中学生になった私は、別の小学校から来た子に好意を持っていた。その子は私と一緒にバンドをやっていた仲間の一人と付き合っており、私とその子の間に何かがあることはなかった。その頃の私は、自分がどういう気持ちでいるのかよく分からなかった。その間も彼女との手紙のやり取りは続いていたが、いつの間にか途切れてしまっていた。

高校に進み、環境の変化で悩んでいるうちに彼女のことはすっかり忘れていた。
そして、突然の再会。


「大学どこに行くの?」
「う~ん。ここの国立狙ってるんだけど。」
「大変だねえ。頑張ってる?」
「うん、なんとかね。そいじゃね。」
「うん、そいじゃ。」

私は彼女とまた会う約束をすることもなく別れた。そしてそれから一度も会うことはなかった。

大学を出て東京で就職したあと、会社の独身寮で受け取った小3のときの担任の先生からの年賀状にこう書いてあった。
「元気でやってますか? 先日○○さんが訪ねて来てくれました。結婚して子育てに頑張っているようです。」

こういうのを風の便りって言うんだろうなあと思ったそのとき、私は理解した。
「あの頃からずっと、俺は彼女が好きだったんだ」と。

東京の会社を辞めて地元に戻った私は、今の職場への行き帰りのバスの中から、あの時の彼女と同じ制服を着た女子高生たちの姿をまぶしく眺めている。

もし今、あの再会の場面に戻ることができたら、私は彼女に何と言うのだろうか。



この胸いっぱいの愛を(原作本)感想
「この胸いっぱいの愛を」読了。日曜日一日で読んでしまった。

感想を書こうと思ってちょっと逡巡している。
面白いと思う自分と、なんじゃこれと思う自分がせめぎあっている。

映画化のいきさつはよく知らない。原作ありきの映画化なのか、映画化ありきの著作なのか。それによって読み方が変わる。特に後者の場合、どの程度本人以外の意向が混じっているのか。

タイトルと「感想」で検索すると、試写会の感想ばかり出てきて、原作がどう読まれているのか一般的な評判も知らない。

この先、ネタばれを含んでいます。


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Excelで培われる我慢強さ

仕事でMicrosoftExcelを使う機会が多い。
人並み以上には使いこなしていると思う。

長年使っていると、Excel95,98,2000,2003とバージョンが上がる毎に、使い勝手がよくなる点と、その2乗に反比例して悪くなる点とが出てくるように思う。

つまり、 X*1/(X^2)=1/X で全体として悪くなっているということ。(全くの主観です)

なにより、HELPが何の助けにもならなくなってきたのがつらい。

検索しても必要な情報なかなか見つからないし、やっと見つかったと思った文書には大したこと書いてないし。

先日は、メールで受け取ったシートに出ていたエラーメッセージに悩んでしまった。

曰く「このセルには数式が含まれますが、ロックされていないため変更されないように保護することができません。」
lock1



いや、このメッセージが言っていることの意味は判る。なぜこんなメッセージを出す必要があるのかが判らない。

だって、シート自体の保護設定をしてないんだから、セルがロックされてようがされてなかろうが変更自在で関係ないじゃん。なのに「保護することができません」と言うのは、大きなお世話を通り越して迷惑である。

で、黄色い「!」アイコンをクリックすると、
lock2

が出てくる。
「保護することができません」というエラーのくせに、「数式の保護を解除します」って一体どういうこと?その下には「セルをロックします」とあってもう訳わからない。

くどいようだけど、表示されていることのそれぞれの意味は判っている。全体として、なぜこんなつながりで表示しているのかが判らない。

で、「このエラーに関するヘルプ」をクリックすると、HELP画面が出るにはでるけれど、真っ白で何も表示されない。

みんなどうなんだろう。こんなことに一々腹立ててもしょうがないから気にしないのかなあ。

あ、でもExcel嫌いではありません。

2010/09/17 追記 この文章の解決編はこちらです。「数式の保護について考察する」



黄泉がえりとOKAGE
テレビで放送された映画「黄泉がえり」を録画して見た。
一年ほど前にレンタルで借りたから、見るのは2回目。

そのレンタルで借りる直前に梶尾真治の原作を読んでいた。

28日のエントリーで「私は、ある程度のご都合主義はあってもいいと思っている。少々のことなら目をつぶるし、むしろ面白くなる場合もあると思う。」と書いた。

これなどはそういう許せるご都合主義のぎりぎりの例だと思っている。

で、そこそこ面白かったので、映画も見てみるかという気になってのレンタルであった。

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