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遅れてきた突っ込み
書きたいことは山ほどあるけど、暇がない。 だから、多分、どれも旬を過ぎた話題ばかりに なりそうなブログ。ここでのハンドルはたか号ですが、小説などはgatsutaka名で書いています。
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僕の小規模な奇跡に関連する悲喜劇の追記
前回の日記「僕の小規模な奇跡(文庫版) 感想」の最後に、私に「俺」と同じような告白の経験があり、それによって「圧倒的な悲喜劇」に見舞われたと書きました。

直接のご要望はなかったのですが拍手を一つ貰えたので、その悲喜劇について手記形式の文章を書きました。

前回の日記に追記しましたので、興味を持たれたらお読み下さい。

ある特定の人達だけにですけど参考になるかもしれない体験談と、それか導かれるアドバイスを含んでいます。
その上で、「多分笑える」他人の不幸になっていると思います。
役に立たなかったらごめんなさい。
笑えなかったらもっとごめんなさい。

下の日記の「Read More」で開きます。
このページ単独で表示されていて、下の日記がない場合は、こちらからどうぞ。
  →  僕の小規模な奇跡(文庫版) 感想

==

タイトルとは関係ないのですが、今日やっと封切から約2カ月遅れで長崎で公開された「星を追う子供」を娘と二人で見てきました。

とりあえず報告のみ。
感想は別途とします。

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僕の小規模な奇跡(文庫版) 感想
感想と言ってもねえ。
書店のラノベではないコーナーで平積みされていたから買ったんだけど。
いや、違うか、平積みだけじゃ買わない。
やっぱカバーイラストですよね。
彼女に一目惚れか。
だって黒ひげだったら絶対に買いませんもん。w


僕の小規模な奇跡 (メディアワークス文庫)僕の小規模な奇跡 (メディアワークス文庫)
(2011/05/25)
入間 人間

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主要登場人物 俺、彼女、私、ハンサム丸、20年前の僕、20年前の彼女、いずれをとっても好きになれず、感情移入できませんでした。

絵画にまつわる登場人物それぞれの思いは、正直どうでもよかったです。※1

「私」の描かないという決意、それに至るプロセスは鬱陶しささえ覚えます。
美人税と言われた容姿への無自覚さも嫌いです。
「私」に厳しいなあ。w
これは「私」が他の人物に比べて、まだ「まとも」にお近づきになれそうなのに、実は一番遠いところにいたことに対する軽い反感かもしれません。

「俺」については特に感慨はありません。
ただ、「俺」のやり口を現実に真似たらほぼ確実に悲しい思いをすることになるだろうなと思います。
悲しくなるのは自意識が傷つくからです。「俺」は普通なら悲しみに帰すだけの反応すら喜びに感じています。
自意識ゼロでただ相手のことが好きだからという行動は凡人にはできません。※2

「ハンサム丸」はホントどうでもいい。
サッカーボールを隠す行動の意味が判らなかったです。

「彼女」の常に怒っている、他者を拒絶している態度も理解できませんでした。
兄の絵の動機に怒っているというだけでは説明できないですよね。

「奇跡」についても、うーん、まあこんなもんか。
起きた事件とその動機についても、うーん、まあこんなもんか。

なのに引き込まれて読み進んでしまうなんて、どういう作品なんだろう。

一番気に入ったのは、「私」の尿意に関する描写が何度か出てきたことです。
こんな書くと、言い訳のしようもなく変態だ。www
勿論私が変態だから好きなのではなくて、その描写が美術館でのトイレの場面につながる伏線になっているからです。
普通十代女性の、いかにちょっと変わった娘であっても、あれほどあからさまな「トイレ行きたい」が出るのは不自然で、なぜだろうと思っていました。

もう一つ、とても気に入ったことがあります。
上の段落で私は「勿論私が変態だから好きなのではなく」云々と、自分が気に入った理由を解説しました。
本作品はこのような「言わずもがな」の説明が極力省いてあり、全体、行間、人物のちょっとした仕草から読者がそれを読み解けるようになっています。
これがえも言われぬ「読書の快感」を与えてくれます。

例えば、「ハンサム丸」の母親が「私」を見て涙を流すシーンなど、なぜ涙を流したのか説明されていませんが、読者にはその理由が手に取るように分かります。
敢えて言わずもがなをやってしまうと、それは息子である「ハンサム丸」が友達もしくは彼女として家に連れてきた「私」が「20年前の僕」との血縁を確信させるほど似ていたからですよね。

このような部分は他にも沢山あります。
私が見落とした部分、見過ごした部分があるかもしれません。

「俺」と「私」で時系列が少しずらしてあったのにはやられたって感じだし、「俺と私」の母親と靴屋の接点を覚えていないし。

何度か読み直して味わい尽くさないと勿体ない作品であろうと思います。

嫌な言い方をすると、つまりこの作品は読者のレベルによって楽しみ方に差異が出るということです。

暫くは傘をささずに入間人間作品の雨の中を歩いてみたいと思っています。※3

あれ? 結局感想書いてしまった。
それに文庫版と言いながら、文庫版おまけストーリーには言及できなかった。


※1 ※3
私がコミック一巻だけ読んでいる「電波女と青春男」にも、何やらややこしい心理状況が内蔵されているようですね。
ドロドロ、ネバネバとは違うのかもしれませんが、トラウマチックなエピソードとそれに引きずられる話はあまり好みではありません。
もし、そういうのが含まれるのが入間作品に通低する傾向であるのならば、ちょっと警戒して読みますので誰か教えて下さい。

※2
私には一度だけ、「俺」と同じような告白の経験があります。
「普通」ではない「周りを唖然とさせるような」という意味で「同じ」ということです。
でもそのときの私は自意識過剰でしたから、簡単に破裂してしまいました。ww

周りにはラーメン店店員以上の数の人がいました。
それまでに失敗した告白がやっとの思いで二人きりになれる状況を作って、それが無駄になるということの繰り返しでしたから、多分ですが、そういうのが面倒くさくなったのでしょう。それに、これが最後という気持ちだったし、根拠なしにうまく行くだろうという自惚れ、つまりは過剰な自意識もありました。

結果的にそれが本当に最後の告白となり、以後今のかみさんに結婚を申し込むまで、告白という非常にエネルギーを要する行為はできなくなってしまいました。
その最後の告白が、振られたという次元ではない、圧倒的な悲喜劇を私にもたらしたからです。

あれから「20年」が経って、ようやく笑い話にできるようになりました。
悲喜劇の具体的な内容はご要望があったら書くかもしれません。

追記 2011/6/25

直接のご要望はなかったのですが拍手を一つ貰えたので、その悲喜劇について手記形式の文章を書きました。

ある特定の人達だけにですけど参考になるかもしれない体験談と、それから導かれるアドバイスを含んでいます。
その上で、「多分笑える」他人の不幸になっていると思います。
役に立たなかったらごめんなさい。
笑えなかったらもっとごめんなさい。

「Read More」からどうぞ。


[READ MORE...]
雨の日のアイリス 感想
面白かった。

ほんわか甘々と奈落へ転落の第一章から、暗転しつつも希望が仄見える第二章、スリリングでかつ切ない第三章、そして、ある程度予見できたものと全く想像していなかったものとが程よく混在する伏線回収の終章からなるストーリーは絶妙です。


雨の日のアイリス (電撃文庫)雨の日のアイリス (電撃文庫)
(2011/05/10)
松山 剛

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精緻な構成には無駄が殆どありません。
きりがありませんが、幾つか挙げます。
・アイリスは妹の代替品として作られたのではない
   つまり、博士はアイリスを妹してではなく、アイリスとして愛していた
・ロボットの暴走には深い意味がある
   これについては下で詳述
・3体のロボットが読書会で読んでいた本は、本作品のアナロジーでもある
   だから、リリスの科白に結末の想像をミスリードされてしまった。
・女神像は博士に似ている
   似てるかなあ? ww 似ていないと第三章が成り立たないですよね。
・バケツ頭アイリスの視界には雨が降っている
   単にポンコツの程度を表しているだけと思っていました。

そして何よりヒラサトさんによるアイリスのビジュアルのかわいいこと。
あまりラノベを買わない、書店のラノベコーナーに近寄らない私がこれを買ったのは、ひとえにカバーイラストのせいです。→ヒラサトさんのブログ

アイリスが大きな魚を背負っているシーンは、「夜は短し歩けよ乙女(リンクはコミックス4巻)」で鯉(の縫いぐるみ)を背負っている乙女を彷彿とさせます。ここでもう好印象極大ですw
yoruotome4.jpg

「僕」を自称とする少女キャラは基本嫌いだけど、アイリスなら許す。w

ロボット視点の物語は作るのが難しいと思います。
人間に対する眼差しの設定次第で物語が大きく変わってしまうからです。
リリスもボルコフもひどい目に遭っていて、それを悲しく思っているけれど、恨んでいるのではなさそうなのがいいですね。

精神回路における自我と記憶の関係は今一つ分かりませんでした。
普通に考えると、スクラップ化の時点もしくはジャンクパーツで再構築するときに以前の記憶は消してしまうのではないでしょうか。
それとも一体不可分なのでしょうか。

それに、亡くなった持ち主を偲んで幻覚を見たり暴走したりする、自殺願望が発生するってのは、現実にあったら危なくて使えないですよね。

もう一つ分からなかったのが、第一章の前にある文章(序章とします)です。
これが本編のどこに相当するのか分かりませんでした。
この序章を前提として読んだので、ハッピーエンドは望めないと思っていたのです。
読み終わって、あれ? となりました。
第一章で解体されたアイリスなら、その時点でラルフ・シエルが関わるのはおかしいですよね。

今のところ、第一章から三章までがラルフによって著された部分で、序章はそれを示していると解釈しています。
序章に識別番号が出てくるのが紛らわしいのかな。


あと野暮な疑問点をもう少し
・ロボットに過大な痛覚は必要か。羞恥心は必要か。
・肢体の動作は油圧系? かなり破損しても動くものなのか。
・二足歩行ロボットの精神回路はキャタピラーを制御できるのか。
・ロボットの所有権は精神回路を対象としているのか。
・8の字型のリングシガレットの灰皿としての使い方がさっぱり分からない。


ところで、私もロボットを扱った小説(勿論下手な素人小説です)を書いたことがあり、そのとき自我を持つロボットが身近にあるときに問題となる事柄を考えました。
一番気になったのはメンテ次第で永遠の命を持つ存在を許していいのだろうかということです。
結局その小説では動作期限を設定することにしました。
もう一つ考えたのがロボットの人権です。これは結論が出ませんでした。

その小説はこちらの一覧の9,10番です。→ gatsutakaの部屋  5,11もロボット物かな。あ、21がそのまんまだ。いずれも同人系二次創作です。

ところで、私は海外のロボット小説を殆ど読んだことがありません。
せいぜい映画(スターウォーズとか、ウォーリーなど)で見た程度です。
昔から、海外では「ロボットは人間の仕事を奪うもの」として恐怖もしくは憎悪の対象としてみられ、日本ではアトムの印象からロボットを人間の友達と認識していると言われます。
海外での扱いが本当に言われている通りなのかどうか知りません。
でも日本においては、ロボットへの目線が基本的に暖かなものであることは間違いないと思います。

その象徴の一つとしていいのではないかと思える動画を紹介します。
さささPさんが作詞作曲してBIG-ALに歌わせた「Little Toy Robot」と、ほんこーんさんが発表した「歌ってみた」とを合体させてががめさんが作成したPVです。
英語の歌ですが、対訳も表示されます。
まずは文字を見ずに画面に注目して見て下さい。
そして、2回目、3回目に歌詞に集中して聴くことお勧めします。
私は何度も何度も見て聴いたので、今では英語の歌詞を諳んじることができるようになりました。w
私が最初に見たのが投稿から7日目で再生数3400でした。今はその10倍になっています。


「Little Toy Robot」【いろいろ描いてみた】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12924592




YouTube版はこちら
http://www.youtube.com/watch?v=R_ozfMaCVW4

画面のどこかで、アイリスとリリスとボルコフが歩いているような気がします。

驚愕で検索上位になったのは

「おぉーっほっほっほっほっほっほっほ」
「お父さん。どうして女王様笑いしてるの? しかも、しつこい(突っ込んでくれってのが見え見え)」

「これが笑わずにおらりょーか。『涼宮ハルヒの驚愕 感想』でGoogle検索10番目に表示されたぞ」
「えっ? だって感想書いた翌日には500番だったってがっかりしてたじゃない」

「ああ。何日かはそんなところで低迷していた。なのにここ数日で急上昇して、昨日なんか瞬間的に1番目だった」
「1番……」

「夢かと思ってもう一回検索したら9番目で、何がどうなってんのか分からんが、今のところ上位で安定している」

「それはそれは」
「折角書いたからには多くの人に読んでもらいたいし、そのためには検索上位になるのが必要だからな。10人に1人くらいは前に書いた『世界改変翌日のこと』も読んでくれてるし」

「それはそれは。でもねえ。もうちょっと他のことに情熱注いだら?」
「何を言う。天下の涼宮ハルヒを向こうに回して堂々の上位だぞ」

「内容が評価されて上位なら自慢できるけど、検索ロボットが付けた順番なんでしょう」
「いやいや。Googleのロボットが俺の文章に打たれて、これは素晴らしいものを見落としてたってんで上位にしてくれたに違いない」

「そんな訳ないでしょう。で? 上位になるためのノウハウは公開するの?」
「それは……。もうちょっと様子見て、一段落ついてからにする」

「一段落っていつのこと? どっかの総理大臣の辞任と同じになりそう」

==

上は、前々回の「秒5で検索上位になったのは」の続きです。
驚愕の感想をUPして暫くは本当に500番前後で、流石はハルヒと恐れ入っていました。
それがここにきて急に上位となり、その結果、検索で訪問して下さる方が増えたのです。

2011年6月9日 昼
「涼宮ハルヒの驚愕 感想」   490番
「驚愕 感想」               15番
「感想 驚愕」              150番
「ハルヒ 感想 驚愕」         99番
「ハルヒ 驚愕 感想」        275番


2011年6月13日 夜
「涼宮ハルヒの驚愕 感想」   11番
「驚愕 感想」              14番
「感想 驚愕」             193番
「ハルヒ 感想 驚愕」        82番
「ハルヒ 驚愕 感想」       170番


うーん。どうにも分からない。
まあ、検索キーワードの組み合わせとか、検索条件などで結果がコロコロ変わるんでしょうね。
ページも次々に生まれているだろうし。



涼宮ハルヒの驚愕 感想
お願い:
最近、「大学生ハルヒ」というキーワードで検索してこのページを開く方が結構いらっしゃいます。
でも私にはその理由が分かりません。
何かあったのでしょうか?
よかったら、コメントで教えて下さい。 2013/2/4



ようやく読了した涼宮ハルヒの驚愕(初回限定版)の感想です。


涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版(64ページオールカラー特製小冊子付き) (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版(64ページオールカラー特製小冊子付き) (角川スニーカー文庫)
(2011/05/25)
谷川 流

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ハルヒシリーズの小説版は、昨夏のクリアポスターキャンペーンのときに全冊買って一気に読みました。
それまではアニメを二期から見始めて、それからコミック版を読んだだけなので、私はハルヒシリーズにかなり遅れて入りました。
そのため、今回の驚愕は発売直後に読んだ初めてのエピソードになりました。

驚愕を読む前に書いた感想はこちらです。→ 世界改変翌日のこと
殆どはそちらに書いているので、今回は驚愕限定の感想を書きます。
以下、当然ネタバレを含みます。

率直な感想を言えば「期待外れ」でした。
別の言い方をすれば「予想通り」でした。

まず作者の谷川流さんがもうハルヒシリーズを書く気を失っているのではないか思いました。
これは分裂から驚愕まで長いブランクがあったことからの推測ではありません。
驚愕を読んでいるときにずっと付きまとった感想です。
これは「あとがき」を読んでほぼ確信になったような気がしています。

文章が読みにくいです。
以前はそれほど感じなかったのですが、文章がこなれていないのです。
何度か読み返さないと理解できない部分が多数あります。
(「お前がそんなこと言うか」という感想ですね。私の頭が劣化している可能性も大)

それと無駄に長い。
上巻で話がなかなか進まないので、かなり焦れました。
このストーリーだったら、一冊ではきついけれど、3/4から2/3程度のボリュームで十分だろうと思います。
個々の場面でのキョンのモノローグが長すぎるせいもあるでしょう。

クライマックスでハルヒが磔刑状態にされるシーンは、アニメなどでビジュアル化されるときの演出効果を狙ってプロデューサーかディレクターに指示された脚本家が嫌々書いた場面のように感じました。
キョンの科白を借りて繰り返されるメタ的な言い訳は読む者を白けさせます。
そんな言い訳無しで堂々と書いてほしかったです。

未来に飛ばされたキョンが大学生のハルヒに出会うシーンは全くもって不要です。
私はその部分を読みながら「あ、これでハルヒシリーズは終わりなのか」と一瞬焦りました。ごく短いシーンですが、それほどのインパクトがあります。
いくらこの世界の未来が不確定なのだとしても、SOS団の5人、及びその周辺の登場人物の立ち位置が高校入学から一年経過してほぼ固まったのだとしても、あのシーンを見せては駄目です。
小説のお約束として、一度描いてしまった未来は「やっぱ、あれ、なし」とすることができません。
だから読者にとって、これからの二年間は、あのシーンへつながるためだけに存在することになってしまいます。
キョンとハルヒが揃って同じ大学に進学するのが嫌だと言っているのではありません。読者の多くはむしろそれを望んでいます。望んでいるからこそ、それを阻害する諸々の事象の発生に一喜一憂するのが楽しいのに、確定されてしまったらその楽しみを奪われたのも同じです。

時間軸が2つに分岐したのは、未来を見通したハルヒの無意識のなせることだという説明は納得してもいいのです。
しかし、じゃあ長門の世界改変は見通せなかったのか、再改変まで見通していたのかなんてことになりますよね。

敵対勢力の結末は尻つぼみだし、朝倉、喜緑、周防対決場面も一体なんの意味があったのかと思わせるし。
朝倉涼子はアニメになったときにやはり顔が出ないのでしょうか。
それともカメラワークとしてすんなり出してくるかな。
追記 驚愕の予告映像なるものをYouTubeで見たら、顔出てました。


と、不満を並べました。
私は好きな作品の感想を書くときに、最初に不満を吐き出して、その後に思いっきり称賛するのが癖です。
でも称賛の部分があまり思い浮かびません。
驚愕が特にそうだというのではなく、小説版全体を通して「無条件に」他人に薦める良さが感じられないです。
「こういうところが面白い、だけど」、と「留保」を付けてしまうのです。

なのに好きというのは、私の中では矛盾していません。
なぜ好きなのかは「世界改変翌日のこと」に書いた朝比奈さん(大)の存在について述べている部分を参照して下さい。

この論であれば、大学の場面が出てきても問題ないことになります。
でも、私の気持ちはそれを拒否しています。
なぜか。
それは朝比奈さん(大)は何も語っていないからです。
朝比奈さん(大)は存在するだけで十分なのです。
大学の場面は「語ってしまっている」から受け入れ難いのです。


驚愕の中で特筆すべきは渡橋泰水の存在です。
読者として彼女をどう受け入れたらいいのか少し悩みます。
ハルヒの能力の偉大さに帰すだけでは勿体ないようないいキャラをしています。

彼女自身は自分のアイデンティティーをどう捉えていたのでしょうか。

ハルヒの無意識そのもののコピーであるならば、超ハルヒが演じた架空の人物ということになります。
つまりアイデンティティーは「わたしはすずみや」です。
自称や古泉の説明からその可能性が高いです。

そうではなく、ハルヒの無意識が生み出した別人格だとしたらどうでしょう。
情報統合思念体が生み出した長門のようなものです。
私はそうであって欲しかったなと思います。
それならば、ヤスミがハルヒとは無関係に単独でまた現れる可能性が残るからです。

でもその場合、ヤスミはハルヒをどう見ていたのでしょうか。
全て分かっていてその役割を担ったのならちょっと切ないかなあ。

推論の上に推論を重ねて切ながってもしょうがないか。w

ストーリー次第では、ワンピースのゴーイングメリー号の人格化に近い存在になったかもしれません。あんなウエットにならないのがハルヒシリーズですけどね。
あ、そうか。ゴーイングメリー号に相当するのはヤスミじゃなくて部室なんだ。ww
禁書目録に出てくる風斬氷華的な見方もできるかなと思ったけれど、ヤスミの態度、行動と比較したらちょっと違いますね。


その他、強く興味を引かれた部分を列記します。

・佐々木という存在と、佐々木がキョンに対して持つ感情、関係性
  佐々木とハルヒのどちらを選ぶ? と言われたら、私だったら「どっちも嫌だけど、あえて選ぶなら佐々木」と答えます。その理由は以前私の娘が吐いた言葉に代弁させます。「おかあさんは、まるでハルヒだね」
  佐々木が学校で告白されたことをキョンに相談しようとして、結局しなかった下りはかなり示唆的ですよね。自縄自縛と言っていいのかどうか。キョンが「誤解はしない」と言っていますが、それこそ誤解ではないでしょうか。

・国木田が佐々木に対して持つ感情、関係性。
  国木田は最近ハルヒちゃんでかなり弄(いじ)られてるんだよなあ。w

・MIKURUフォルダー発見
  ヤスミの記憶は無意識下とは言えどもハルヒの中に入っちゃたんですよね。
  消えたってことではないですよね。

・教卓でのハルヒ特別講習
  これは揃って大学進学することへの布石かな。

・SOS団原子核論
  ハルヒとキョンが同極だという国木田の主張には賛成しかねます。
  具体的にどういう点を指して言っているのかさっぱり分かりません。
  団の「現状維持」を願って尽力するという辺りかなあ。
  でもこれは「共通の目的」であって「共通の本質」ではないと思うのです。
  SOS団の関係を中間子論とのアナロジーにするために、無理やり二人が同極だとしているような気がします。

・意外な「人のつながり」
  佐々木がハルヒと小学校で同級生で、憧れていた
  古泉が機関の創設者でありリーダーだった
  藤原と朝比奈さんが藤原の時間軸では姉弟だった
  ハカセ君の父親であるタクシー運転手が登場した
  深い意味があるような、どうでもいいような。ww
  将来、ハカセ君とキョン妹が出合ったりするのかな。
  有り得ない話ではないですよね。

期待外れと言っておきながら、相当以上に堪能しています。

最初に「期待外れ」と同時に「予想通り」としました。
これ実はかなりひねくれた言い方で、「期待できないことを予想していた」という意味ではありません。
これを説明するのは次の機会にします。(その機会があるかどうかは不明)

==

「涼宮ハルヒの追想」 長門有希の落し物BOX「涼宮ハルヒの追想」 長門有希の落し物BOX
(2011/05/12)
Sony PSP

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ゲーム「涼宮ハルヒの追想」は、発売翌日には届きましたが、全然進みません。
文化祭の場面からまだ抜けられないのです。

というのも、私がPSPを買って持っていることがかみさんに内緒だからです。
なので、かみさんがある程度の時間まとまって不在で、私が在宅しているときしかゲームをすることができません。

追想は、最初に始めたとき2回目のループでハルヒからメアドを貰いました。
でもその直後にかみさんが帰ってきたので、そのまま(セーブしないで)隠したらバッテリーが切れてデータが消えました。
仕方なくもう一度始めたら、今度はそのメアドを貰うルートに入れないのです。orz

終わるのはいつになることやら。

そう、持っていることをかみさんに白状すればいいのです。
でも先日あまりの依存ぶりに切れて娘の携帯を本当にへし折ったかみさんのことですから、一体どういう現象を発生させるか知れたものではありません。
かみさんの意識下では「ゲームは人を駄目にする。ゲーム脳になる。私の家にゲーム機を置くことなど許さないわよ」という信念が渦巻いていますから。w


2011/9/4追記

ローソンでハルヒの特製ブックカバープレゼントキャンペーンをやっています。

しかし、今回のハルヒのキャンペーンは駄目ですね。
だって、「ローソンで書籍を購入した人にはブックカバープレゼント」はいいとしても、対象が既刊のものだけ、カバーがツガノ版、ぷよ版、のいぢ版の3種あって選択権がありません。
この9月には「長門有希ちゃんの消失」と「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」の新刊が出るのにそれは対象外ってあんまりだ。
それに私はぷよ版は欲しいけれど、それ以外はどうでもいいのです。

でも全体としてはローソンのヲタ系キャンペーンはありがたいです。

私の行動範囲の中にキャンペーングッズがあっという間になくなることが絶対にない店舗があります。
期間最終日になっても殆ど残っています。
なので、エヴァクリアファイル1期、2期、エヴァストラップ、けいおん!クリアファイル、けいおん!うちわは全種コンプリートしました。(藤子不二雄クリアファイルはエスパー魔美だけw)

ハルヒで同じようなキャンペーンがあったら、コンプリートのコンプリート、つまりその店舗に割り当てられたグッズ全てをゲットするつもりで手ぐすね引いて待っています。w

ポイント貯めて応募して抽選で当たるやつはちょっときついなあ。
幾らつぎ込んでも当たる保証がないから、この前あった「とある飲料の販促キャンペーン」ではペットボトル何本買ったことか。
そのお陰で貯まったポンタの300ポイントをコクリコ坂から置物の抽選にぶち込むことができましたけど。(当たらないでしょうね。手持ちの900ポイント全部使えばよかったなw)





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