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遅れてきた突っ込み
書きたいことは山ほどあるけど、暇がない。 だから、多分、どれも旬を過ぎた話題ばかりに なりそうなブログ。ここでのハンドルはたか号ですが、小説などはgatsutaka名で書いています。
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まじめなスカートの話

かなり前ですが、5月17日にNHK-Eテレの「Rの法則」という番組で、日本に留学している外国人高校生と日本人高校生が学校生活で驚いたことについて議論していました。

弁当、宿題、制服、教師との関係といったテーマにそれぞれ面白い観点での話が出ました。
番組ホームページ
但し、最近一年くらいの番組内容はNHKネット会員登録しないと見ることができません。


制服の話のとき、留学生は皆一様に日本の制服のスカート丈は短いと思うと言いました。
それに対して一人の日本人女子高校生が「長いスカートだと『真面目』と思われる」と発言しました。

この発言に対して番組の中で何の突込みもありませんでした。
でもこれは字面だけ見ると恐ろしい発言です。
自分は真面目とは見られたくないと言っているのですから。

日本人は勤勉で真面目な民族、国民だと言われています。
しかし、かなり以前から学校において「真面目であることは格好悪い」という価値観が主流になっているように感じます。
これが番組に出ていた日本人高校生の発言につながっているのでしょう。

留学生は、それぞれどいう経緯で日本に留学してきたのかは分かりませんが、母国で真面目に努力して国を代表する存在としてやってきた人達なのだろうと思います。
全員日本語を上手に話していました。

「自分は真面目とは見られたくない」という考えようによっては倒錯した価値観が流布している国は日本以外にはあまりないのではないかと感じています。
留学生達はこの考えを聞いて驚いたのではないでしょうか。

社会においては状況が少し違います。
「真面目」が価値あるものと見なされています。

「真面目にやるのは馬鹿らしい、楽して儲けて遊んで暮らしたい」という価値観が蔓延ってきているのも確かでしょう。
これは現在の社会情勢の閉塞感が原因になっている面があります。ただ、高度成長期であっても植木等さんが「コツコツやる奴ぁご苦労さん」と歌ったように昔から存在する考えでもあります。
しかし、その頃も今も、真面目さが尊いものであり、非真面目(不真面目ではありません)が後ろめたいものであることはまだ揺るいでいないと思っています。
これが揺らいだり、逆転するときは、日本社会が滅びるときだと思います。

では学校での価値倒錯はなぜ起きたのでしょうか。

理由の一つとして、社会と学校とでは「真面目」という言葉の指す意味合いが異なっていることが考えられます。

真面目に仕事をする人は、本人自身はともかく、周囲はそれを真面目と捉えます。
仕事以外でも、社会活動(ボランティアなど)や、遊びまで含めて考えていいです。
社会において「真面目な人」は尊敬されます。

でも、学校で真面目に勉強していい成績を取っている人が「自分は真面目と思われたくない」と考えているのだとすれば、それは少なくとも尊敬されていないということです。
尊敬が言い過ぎであれば、憧れられるとか、目標とされるとかでもいいです。
成績は(忌むべき)比較の指標ですから、単純に考えることはできないでしょうけれど。

真面目に部活に取り組む、真面目に掃除をする。そんな人もいるでしょう。
でもそういう人達も「自分は真面目と思われたくない」と考えているのなら、真面目という言葉は物事に取り組む姿勢を表していないということになります。

勉強や掃除はともかく、部活を真面目にやってそれがその集団の中で評価されないということは考えられません。
この場合、部活を真剣にやっているとか、部活を一生懸命やっていると表現すれば、それは生徒の間でも評価されることではないでしょうか。

すなわち、「真剣にやる人」=「真面目にやる人」ですが、「真面目にやる人」≠「真面目な人」です。

つまり「真面目な人」と言った場合、それは物事に取り組む態度を表してるのではなく、その人のありよう、個人としての気質を表しているということになります。

では学校での「真面目な人」とはどういう人なのか。
自分は「真面目」と思われたくないということから、それは、固くて、冗談が通じなくて、面白くなくて、退屈な存在ではないかと想像しています。

これに従えば「真面目な人」=「友達にはなりたくない人」になります。
だったら、「自分は真面目とは見られたくない」という発言もあり得るでしょう。


もう一つの理由が考えられます。
上で書いた「言葉の意味合いの違い」という理由は、私の考えがナイーブで浅はかに過ぎない可能性があるからです。

かなり乱暴になりますが、ある集団の構成員をグループ分けしてみます。

真面目中間層不真面目


上で書いた非真面目は「中間層+不真面目」を指しています。
これに縦軸を加えます。

生真面目真面目指向怠惰
真面目中間層不真面目
形式的真面目不真面目指向ワル


実際にはこの上下左右だけでなく、もう一つの軸があります。
例えば、「生真面目」は「人柄がよくて生真面目」と「生真面目で堅物」に分かれます。しかし表示が難しいし面倒なので、とりあえずここでは考えないことにします。

普通に考えると左が良く、右が悪いということになります。
少なくとも昔は、左上があるべき姿、右下が忌避すべき存在でした。

ワルはどんなに虚勢を張っていても、自分が世間に対して顔向けできない、恥ずかしい存在であることを自覚していました。
中間層には真面目指向が多く、不真面目指向も一旦は真面目指向であったのが何らかの挫折を経てそうなっている存在でした。
ここでいう「指向」とは、それになりたいという考え、それに憧れる、尊敬する気持ちのことをです。
つまりその集団全体、特に多数を占める中間層の認識が真面目指向でした。

この関係がある時期を境にして変化します。

まずワルに対する認識が変化します。
それまで忌避される存在だったのが、そうではなくなっていくのです。

それが具体的にいつのことなのか明確には分かりませんが、「横浜銀蠅」とか「なめネコ」が持てはやされた頃からではないかと思っています。
当時の言葉で言うところの「ツッパリ」が認知され、メディア(テレビドラマ、マンガなど)で「好意的に」取り上げられるようになります。
勿論「好意的に」と言っても全体としては「肯定的に」扱っているわけではありません。しかしこれによって中間層の中に不真面目を受け入れる土壌ができてしまいました。

メディアが作るものは作り手の意図とは違う形で受け取られることがよくあります。
正義の戦隊物、ヒーロー物があれだけ作られて子供達が見ているのに、その真似をして弱い子をいじめるなんてのはざらです。
今でもしつこく繰り返し作られている荒れた教室が熱血教師の努力で立ち直っていくというパターンのドラマに至っては、作り手がその立ち直りの部分なんか信じていないのではないかとすら思えます。

不真面目が受け入れられるようになると、不真面目な連中が立場を強くしていきます。
それまで意識の底で感じていた劣等感が優越感にすり替わっていきます。

不真面目が格好よくて、真面目が格好悪いという価値観の逆転が起きてしまうのです。
こういう空気が出来上がってくると中間層の指向も逆転していきます。

少し前にもて囃された「ちょい悪オヤジ」もその系譜に連なるものでしょう。

その行き着いた先が、NHKの番組に登場するごく普通の子が「自分は真面目とは見られたくない」と発言する現在ではないのか、と思うのです。

注意)

これは現在の学校現場のことを殆ど知らない人間が書いた文章ですから、丸っきり外れている恐れがありますので、ご注意下さい。

でも、こうでも考えないと、最初に紹介した発言が理解できないのです。


余談1)

「日本の女子高生のスカート丈は短い」という認識は、実は全面的には正しくはありません。
マスコミが作り出す情報は東京を中心としていますから、それを鵜呑みにすると判断を誤る可能性があります。

大都市圏と地方では状況が全く違います。
長崎で短いスカートの女子高生を見かけたら、それは大半が修学旅行生です。

都会の学校は制服の規定に長さは入っているのですか?
それとも有名無実?
もし存在しないのなら、それは団塊の世代がワアワア騒いで校則狩りをやった成果なのかな。


余談2)

少し昔ですが、「日本人の若い女性のファッション、特に短いスカートは、そのままで海外旅行すると、現地でコールガール(売春婦)に間違えられても文句は言えない」という文章を読んだことがあります。
この指摘が正しいのか、今でも有効なのかは知りません。

日本の「カワイイ」が外国で受け入れられているそうですが、それはどの程度浸透しているのでしょうか。
受け入れがある世代限定とか、一部の層限定ということであれば、それを正しく認識していないと、チグハグなことが起きてしまうかもしれませんね。


余談3)

私が本当に嫌だと思う言葉に「やんちゃ」があります。

「若い頃やんちゃしてました」という言い方は、今はそうでは(も)ないという意味が込められているのでしょう。
しかし、そこには「若い頃だからしょーがない(笑)」という意識はあっても、その当時に迷惑をかけた相手に対する謝罪の気持ちが一片たりとも含まれていないからです。


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ヱヴァンゲリヲン新劇場版Q 感想
昨日(勤労感謝の日)はヱヴァQを見てきました。

感想=「終始うるさい映画だ」

3時半始まりの回で、満席でした。
3連休の初日ってこともあります。でも、水曜、木曜に調べた座席の状況では、平日なのに結構売れていました。長崎みたいな田舎でこの入りは凄いです。

巨神兵はまあ面白かった。
姉が語る創世記をもじった科白というかナレーションは全く納得できなかったけれど、映像はいいです。
一緒に見ていた長男は「巨神兵のチープさがちょっと」と言っていました。
そこがいいんじゃないか。w

でもそれが終わって、Qが始まったときに私が感じたのは「乗りたくないジェットコースターに無理やり乗せられて、いよいよ最初の落下が始まる」という軽い恐怖感でした。
抜けたいのだけど、もうそれができない。

定期試験前で渋っていた長男を無理やり誘ったのは私なんですけどね。
なのに、始まったとたんに「早く終わってくれ~」って思うのはなぜだろう。

この感覚は、シンジとカヲルによる連弾の頃がピークでした。
立ちあがって外に出たいという欲求を抑えるのに苦労しました。
つまらない、見ていたくない、人が一杯のこの空間から逃げ出したい。

何がそう思う根本かなと考えました。


(1) 主人公が馬鹿

やはり、シンジのキャラのせいでしょう。

アスカが「馬鹿シンジ」から「ガキシンジ」って呼び方を変えていました。
でも「馬鹿シンジ」の方が正しいな。

主人公が馬鹿なのは駄目なのです。
愛すべき馬鹿はいいですよ。
でもシンジの馬鹿は救いようがない。

それなのに、両方の勢力とも、その馬鹿を扱いきれていません。
だから面白くないんですよ。
物語としてね。

ヴィレはシンジにもっと情報を与えるべきでしょう?
あんなまま放っといたら、馬鹿が勝手に考えて勝手に行動するのは当たり前じゃないですか。
シンジのバイタル、メンタルをあれだけチェックしていながらリスク管理が不徹底です。自爆チョーカー着けていても、馬鹿は何するか分かりません。
それにカヲルに簡単に外されてしまうって、何じゃあれ。


(2) 世界観がめんどくさ過ぎる。

使徒とか人類補完とか、なんかもうどうでもいいや。
そう思うのは、その世界の構成・成り立ち(明かされているもの、まだ秘密の部分)と、個々人の思い・思惑が区別しづらいからでしょう。

シンジの父ちゃんの思惑なんて、知りたくもない。


(3) 野暮は承知で言うけど、社会はどうなってる?

社会なんか描かれてませんけどね。
そういう中間項をすっとばすのがヱヴァの世界なんだろうけど。

でもね、サードインパクトの影響って、第3東京を壊滅させているんでしょう?
食糧、エネルギー、武器の供給、装置、施設の維持はどうしてるの?

リアリティ0。

雨は降るの?
だったらあそこのグランドピアノはすぐに壊れちゃうよね。
普段はどこかに格納してるんなら、調律師はいるの?


(4) 最後に出てきた「つづく」でコケた

映画で続きものもあるけど、基本は一本毎に完結しなきゃだめでしょ。
まあ、いいんだけどね。


ということで、Qではアンチの思いを強くしただけでした。
→2012/11/14の日記 ヱヴァンゲリヲンのコラボ展開への批判
でも大ヒットですよね。分かんねえなあ。

==


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本家「涼宮ハルヒの憂鬱」(コミック版17巻)を含めて3冊同時発売です。
ぷよさんの2冊では、どちらも長門がガリガリ君を食べています。

有希ちゃんのほうは、何だか普通のラブコメみたいになってきました。
今回は七夕ラプソディーのエピソードが面白かった。
ジョン・スミスは高一って自称していたけど、中一ですもんね。w
それと、短冊に書くお願いについてハルヒが出そうとしていた条件を朝倉がさくっと言い当てたのもナイスでした。

ハルヒちゃんのほうは、デフォルメキャラの有希が最近とみにかわいい。w
エピソードも相変わらず冴えてます。
すごろくと幼稚園が面白い。

本家コミック版はとうとう驚愕編に突入しました。
いずれ追い抜くよね。
どうすんのかな。

==

私はAKB関係、関連のCDなり本なり、とにかく諸々は絶対に絶対に買わないぞと心に誓っていました。

でも、負けた。
負けたけど、これは反則だ。


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渡辺麻友さんなんて、全く興味ない。
この歌も下らない。聞く価値ない。

あーくっそ。反則だよ。

AKB48 渡辺麻友さん、活水の制服を着る - 活水中学校・高等学校

でも、この制服は違うんです。
数年前デザインが全く変わってしまって。
それにこれは冬服だしね。

何言ってるかというと、これです。→ 再開の場面で私は

くっっっっそーーーーーー。
初回限定版注文しちまったぜ。
違うデザインじゃ意味ないんだけどね。分かっているんだけどね。
それにそれ買ってどうするってことでもないんだけどね。

うーーーーーー。でもね。
なぜか注文しちまったんだぜぇぇぇぇぇぇ。
誰か精神分析してくれー。


==

エ → ヱ
オ → ヲ

とある飛空士への誓約感想1.2.3.4,5,6,7,8,9
2巻については下の方で言及しています。
3巻についてはさらにその下。でもまだ読み終わっていません。読了しました。
4巻コメント追記しました。かなりネタバレしてます。2013/12/25
5巻読了しました。今、文章を書いていますので、もうしばらくお待ち下さい。2014/3/22
5巻コメント追記しました。2014/3/24

皆さん気が早い。もう「6巻感想」という検索でここに来る人が少なくない。
昨日届いて読み始めたばかりです。感想を書けるのは来週末くらいかなあ。
4→5が3ヶ月でこれまでの5ヶ月という慣例が破られたから6も早いのかなと思っていたら
5→6はきっちり5ヶ月だった。w
5巻は恋歌アニメに合わせるために早めたのでしょうね。2014/8/22

6巻コメント追記しました。2014/8/25
同時にファンブックのコメントも書きました。

7巻到着。2015/1/22
コメント追記は多分来週。

7巻コメント追記しました。2015/1/26

8巻到着。2015/6/20
コメント追記は多分来週末。

8巻コメント追記しました。2015/6/29

9巻到着。2015/11/20
3連休で読んでコメント追記は多分来週末。

2015/11/29
9巻23日に読み終わりました。
それから感想をかなり書き進んでいますが、まだ終わりません。
次の週末が目標かなあ。
待っている方ごめんなさい。←そんな人いるのか?

2015/12/06
一週間経ちましたが、まだ書ききれていません。
書いているうちに、もっと書きたいことが浮かんできています。
でも仕事が忙しくて書く時間がなかなか取れません。
本を読むのは通勤の行き帰りにしているので可能なのです。
あまりお待たせするのは悪いかな(←誰に?)と思うので、ここまで書いた部分を前篇として載せます。

2015/12/12

イリア後半、かぐら、セシル追加しました。
男どもはまだ。

敢えて挙げる問題点なども追加しました。


2015/12/20

男ども追加しました。

最後に謝辞を追加しました。




==

いよいよ「とある飛空士」の新シリーズが始まりましたね。
気付くの遅くて、11月になってようやく第1巻を買いました。

fc2ブログのマイショップ機能が廃止になって、使いやすかった商品タグが使えなくなりました。
8,9巻が別の表示になっているのはそのためです。

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恋歌よりも長編になるとのこと。
恋歌は次の巻が出るのに約5ヶ月でしたから、2巻は2月かな。※1
私は恋歌は追憶も含めて6冊連続して読みました。
夜想曲は上巻を発売直後に読んだので、下巻が待ち遠しかった。

なので、誓約は買うだけにしておいて、最終巻が出た時点で一気に読むことも考えました。

でも、無理。
気が付いたら、書店のビニールカバーを破っていました。

私は「とある飛空士」シリーズを冷静に読むことができません。
ページをめくるだけで心がざわつき、目頭が熱くなります。

実際、誓約でも冒頭のイラストを見て、序を読み始めたとたんに、うるうる。
(ああ、情けないw)

内容についての感想は完結してから書くことにします。
あ、でも、我慢できずに書き始めるかもです。とりあえず、今日は止めておきます。

内容以外のところで、気付いた点を。

・地の文に工夫。成長のあとが見られる
  以前は、なんだか似たような表現が繰り返されていることがあったのに、色々切り口や表現を変えて飽きさせないようにしてあります。
・「直掩」に「直接掩護」と付記されていた
  掩護と援護は意味が違うんですね。軍事学を教わることのない日本人には最低限の解説が必要でしょう。

これ、私が恋歌の感想を書いたときに、不満点として挙げていたものです。
まさか犬村さんご本人か、出版社の担当者さんがあれを読んだからなんてことはないでしょうけれど、嬉しかった。

でも、羽染静さんが出てくるような伏線が。www
いいんです。私、静さん好きだから。

ああ、次が待ち遠しい。

==

※1

2013/2/21 19:00 追記

予想通り2巻は2月でしたね。
さっきamazonから届きました。
これから読み始めます。
ああ、楽しみだ。

==

2013/2/23 追記

2巻読み終わりました。

うーん。
鈍い私でも珍しく薄々予想はしてたんだけどなあ。
やはりそうだったか。

Wikipediaに既に記載してありました。
編集履歴から見て、2/21に追記されたようです。
駄目でしょ。もうそれを書いてしまっては。
少なくとも1巻から2巻にかけての「核心部分」なんだから。
Wikiの編集者は自己顕示欲が強いんだよなあ。

上で宣言したように、私の感想は完結してからにします。
しますが、今時点でのインパクトを少し記しておきます。

2巻のハイライトは模擬空戦での清顕とイリアの一騎打ちですよね。
イリアの心が解けて行くのは嬉しいです。
元々エリアドールの七人の中ではある程度心を許していることが窺えますが、これから少し展開が変わってくるかもしれませんね。(一筋縄ではいかないでしょうけれど)

清顕が「あきちゃん」と呼ばれていたのにはひっくり返りました。
私もかみさんの友達の奥さん連中からそう呼ばれているのです。
下の名前の下のほうが「あき」なのも同じ。
いや、ま、悪い気がするってことではないのですが。w

どうでもいいんだけど「バルタザール」を「バルタ」と呼ばれると「ロボットパルタ」を思い浮かべてしまうのは私だけ?

PARUTA.png


1巻で予想した羽染静さんは出てきませんでした。
でも、あれじゃあ筋が通らないから、まだ可能性は残っているかな。

では3巻を待ちましょう。
5か月後なら、7月か。

==

2013/7/20 追記

今日、3巻届きました。
さっき開いたばかりです。

その帯にすんごいニュースが。

「とある飛空士への恋歌」TVアニメ化決定!!

6月にはもう明らかになっていたようですね。

うおー。そうかあ。
追憶がこけたから諦めていたんだけど。

ああ。でも。
過大な期待はしないようにしとこう。

その上で面白かったらよしとしよう。
とにかく、原作レイプはやめてほしい。
でもなあ。あの長さを1シーズンでなんてことになると。
うーん。

2013/7/23 3巻読了。

3巻に入って、他の物語との関係が少し見えてきました。

誓約で舞台になっているのは、追憶、恋歌とは別の大陸および島嶼部です。便宜上これを第三の地区とし、追憶の舞台を第一、恋歌の舞台(カルエル、アリエルが生まれ育った場所)を第二とすれば、第三の地区に住む人達には第一、第二の地区のことがまだ知られていません。
知っているのは空族(ウラノス)のみです。

恋歌にも登場したゼノンの回想にアメリアのことらしい女性外交官が出てくることから、誓約の時代は恋歌の数年後ということになります。

それがカルエルによるクレア奪還作戦の後なのか前なのかはまだよく分かりません。

後であれば奪還作戦の顛末が今後明かされるのかもしれません。

奪還作戦の前であれば、エリアドールの七人がその作戦に巻き込まれ、追憶、恋歌の直接の続きに当たる大きな物語に発展していく可能性があります。
それを期待したいけれど、3巻時点での物語の流れからは有りえないかな。

イリアのキャラは「神のみぞ知るセカイ」の春日楠に似てきました。w
いずれ黒ウサギである清顕との死闘は避けられないのでしょう。(これは予想ではなく、実質的な既定事項です)

それにしても7人とも訳ありの境遇を抱えていて、明るい結末にはなりそうもないですね。
これは1巻冒頭の序で分かっていることではありますけれど。

あれ? そう言えばかぐらの境遇はまだ分かっていませんでしたか。
かぐらはイリアと清顕の死闘に絡んでくるのかな。
バルタもまだよく分かっていないか。

3巻でのミオについては、今はまだ何も言えません。
犬村さんはドSなんだろうか。www
ミオについて述べるのはこの物語を最後まで読んでからにします。

それにしても
「さよなら、はじめて恋したひと」
「さよなら、わたしの撃墜王」
この科白がこのタイミングで出るかぁ。
泣くのはまだ我慢しとこう。


一つだけ予想を述べておきます。
バルタザールは、将来セシルに臣従するのではないでしょうか。

1巻の時点で予想したことは外れが強くなりました。
士官学校が爆撃破壊されたことで、伝説のドーナツのことがわからなくなってしまったからです。
私はてっきり羽染静さんの仕業だと思っていたのですが。
でも、まだ可能性は残っているかな。w

それと、もう一つどうしても今時点で言っておきたいことがあります。

ゼノン、カーナシオン、バルタの上司、警察署長といった敵役・悪役の描き方が少し安っぽいと感じています。特にその行動の俗物的な動機についてです。

追憶、恋歌、夜想曲にもそれぞれそういったキャラがいます。

追憶でファナを騙そうとした将校は底の浅い人物で、まああれでよかったと思います。
恋歌の登場人物には、私が嫌悪感を覚える人が確かいませんでした。
私がこの二つの物語に心酔したのはこういう点も要因の一つと言っていいです。

夜想曲の「セスタ・ナミッツ」などは上に挙げた人物のテイストに近いとも言えますが、夜想曲は千々石、美空の壮絶な生き方、死に様(※)に圧倒されるので、敵役なんかどうでもいいやという気分なのです。

誓約の場合は、群像劇であることから7人それぞれへの感情移入が集中できず分散してしまいます。
その分だけ脇役の存在が目についてしまうのかもしれません。


※余談:

最近「生き様(いきざま)」という言い方をよく耳にします。
でも日本語には本来この言葉が無いんです。

昔からあるのは「死に様(しにざま)」だけです。
「あいつの死に様を見ろ」とかいう、どちらかというと悪い意味です。
それを踏まえた上で、称賛するべき死に関しても敢えてこの言葉を使うことがあります。

ところがある時から、誰かが「生き様」という言葉を使いだしました。
死に様の対として使っているのなら、誤用です。
でも、特にメディア関係の人達が気に入ったのでしょう。
「役者としての生き様」とか、何をか言わんや。

言葉は生き物だから、みんなが誤用すれば本当になってしまう例でしょうね。

私は使いません。嫌味な薀蓄垂れだなあ。w

==

2013/12/25 追記

いよいよ物語が大きく動き始めました。
歴史の歯車が一つ回ったという感じです。

4巻の最重要事項は末尾の第二部7ですけれど、それは後で言及することにします。

今回の中心は清顕とイリアでした。
レイヴン上甲板でのあのシーンが後々両者による死闘につながっていくのでしょうね。
しかしイリアはまだ19歳かあ。酒飲んで酔っている場面は、アニメ化するとき問題になるんじゃないかと思いましたが、セントヴォルトでは18歳から飲むことができるという設定で許されるのかな。

セシルがバルタの手紙受け取るまでの経緯はなかなか面白かったです。
例えば「気まぐれ」としても読者が納得したかもしれないことです。
なのに、かぐらがバルタに会いに行き、それからああなって、こうなって、そうなって、本来セシルに手紙など出すはずのないバルタが書いた必然が丁寧に描かれています。
お。これが伏線だとすると3巻の時点での私の予想が少し現実味を帯びてきたかな。ww上司から出された新しい指令も明らかにそれを示唆していますよね。

バルタからの手紙を開封する前のセシルの表情の可愛いこと。
あの封緘紙が一瞬ハート型に見えて、よく見るとそうじゃなくて、そんな訳あるかあと自分に突っ込んでいました。紙じゃなくて封蝋かもしれない。

イラストで言えば、イリアのヘソが描かれていたのも衝撃でした。w
一巻カバーの厳つい軍服姿(士官学校の制服かな)からは想像もできない。

サンダースティール作戦の経過は、犠牲も沢山出たけれど、ちょっと都合良すぎの印象です。
ウラノスの諜報網からすれは、あれほど予定通りに作戦が進むのはむしろ危ないのではないかと思っていました。
清顕とイリアが初めて経験する本格的な戦闘です。
かくらは小隊長を務めるくらいだから初めてではないのかな。

ライナの中でのライナとハチドリの相克は、作品中に「意識の座」という言葉が出てきますから、ジキルとハイドというよりは24人のビリー・ミリガン的な二重人格を表しているようです。
私には二重人格が完全に分離した2つの人格があるのか、それとも1つの人格の異なる側面なのか分かりません。
ライナはこれからも大きく心を変えることはないかもしれません。
今後もっと大きな裏切り(本人にとっては本分)を実行するのでしょう。
でも、エリアドールの他の6人と過ごしてきた日々がライナの部分に微かではあっても影響を与えていることは確かで、それによって大きな歴史の転換が起こるのだろうと思っています。

秋津連邦によるセントヴォルト帝国との同盟の破棄はライナも知らなかったということですかね。
収容所送りとなった清顕とかぐらは、なまじっか戦闘技能を持っているから捕虜交換があったとしてもその対象にはならないのかもしれません。
であれば、今後の展開は読めないなあ。

さあ、驚愕の第二部7。

ミオはプレアデスで暗殺術の習得をさせられていました。
そのミオがゼノンによって送り込まれた先に何と、ニナ・ヴィエント、つまりクレアがいました。(ミオの派遣は暗殺目的ではなく話相手としてのようです)

そうだったのかあ。
ここまで描かれてきた誓約の世界は、カルエルによるクレア奪還作戦の前だったんだ。
これは俄然面白くなってきた。(いや、これまでも面白いんですけどね)

クレアの境遇は幽閉状態でした。
私はもっと丁重に、王侯貴族並の処遇を受けているのだろうと思っていました。

ゼノンがミオに予備知識として伝えたクレアの情報を見ると、ウラノスはクレアを恐れているのでしょうか。
「風呼びの少女」を2000年待ち焦がれたいたはずなのに、ウラノスを滅ぼす者として、そうならないように手元に置いているということなのかな。

最後のページのクレアのイラストを見ながら、嬉しくなってついニヤニヤニヨニヨしていたらかみさんに気付かれて、
「顔変だよ。何見てんの?」
ひー。迂闊だった。ヌードグラビア見てではないから、別にいいでしょ! でも、

「あ、話が面白くて嬉しかったからね」
と、言い訳しておきました。

ああ、次が待ち遠しい。
いずれはカルエルも出てくるってことですよね。

あれ? カルエルが向かっているのは神聖レヴァーム皇国の方向じゃないのかな。
プレアデスは空中都市でどこにいるか分からないのはどうすんのかな。

ファナから情報を貰うとか。
うーん。そうなればもっとつながってきますね。
(先走った妄想はこれくらいにしときます)

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来年(2014/01)から恋歌のテレビアニメが始まります。

クレアの声は悠木碧さん。
神のみで青山美生をやっています。アニソンカバーCDで歌ったカードキャプターさくらの主題歌「プラチナ」は良かったなあ。
deco*27さんの「Love Calender」では「帰想本能」を歌っています。これもいい。

アリエルは竹達彩奈さん。高原歩美だよ。

カルエルは花江夏樹さん。
これまであまり目立った主役級の役をやっていないみたいだから抜擢かな。

TOKYO-MXかあ。2014/1/6から
BS日テレでも1/12からやってくれるから地方でも見ることができます。
でも地上波でやってほしいなあ。

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5巻読了


泣いた、泣いた。
最初から最後まで、どの節でも例外なしに。

今回は清顕とかぐらが拷問を受けている惨くて痛いシーンはあっても、楽しい場面や、スリリングな緊迫した場面が殆どです。
なのに、そんな場面でずっとずっと泣けてくるのです。


巻頭と巻末にあるミオとクレアが打ち解けていくところは、ミオが彼女らしさを少しだけ見せてくれます。
そうかあ、彼女がプレアデスに連れていかれたことに、物語としてこういう意味があったのか。

プレアデスでのクレアの立場、境遇も明らかになりました。
でもね、口絵イラストでニナの横に書かれている科白、それと国王葬儀の場面でなされるニナが王位継承第二位であるとの説明は、完全に意図的な騙しですよね。w
だって、ニナがウラヌスの王位に就くってことは、カルエルとの約束を反故にするってことですよ。
えーっ。まさか、と。

私は以前このブログに書いた「とある飛空士への期待」に
・クレアがストックホルム症候群で空族に肩入れしてカルエルと敵対する
というエピソードを挙げていました。
これは今描かれているクレアの立場とは違うものを想像していたときに考えたことです。
王位に就くってことは肩入れ以上の意味があります。
まさかまかさと思っていたら、口絵の科白はセシルのものでした。
あー、うー。
こんな仕掛けも楽しいですけどね。

その口絵のイラストのクレアは恋歌から4年成長しています。
恋歌原作5巻のカバーに描かれているカルと同じ時期です。

恋歌の最後でカルとクレアが交わした会話がここでもう一度現れます。

ああ、つまり、これは。
誓約が追憶から始まった飛空士シリーズの長大な完結編になるってことですね。


ミオとイグナのやり取りは面白かった。
クレアがアリーメンを作って使用人達に振る舞うのは嬉しかった。
クレアはずっと待っているんだなあ。




ミオとクレアに関する部分以外は全てスパイ容疑で捕まっている清顕とかぐらの救出でした。
セシルが、バルタが、ライナが、イリアが、それぞれの立場で出来得る限りの知恵を絞り行動します。

その中で秋津連邦の同盟破棄が実はセントヴォルト帝国による陰謀だったことが明かされます。
うーん。物語としてはこういうのがいいねえ。
2巻感想に書いた個人の俗物的な動機ではなく、もっと大きな力が各人の運命を変えていくというのが。

その結果7人が3つの勢力に分かれてしまい、今後の展開がより見えなくなってきました。
でも、それにカルエルによるクレア奪還が深く関与してくるのは間違いありません。
ゾクゾクするくらい楽しみです。

イグナが言った第二イスラ艦隊全滅という予想をひっくり返す、つまりカルエルに協力してくれるのはどの勢力なんだろう。
勿論、ファナのレヴァームは協力するでしょう。
その上で、現時点での私の予想は秋津連邦+セシルのハイデラバード連合です。
ミオとクレアの関係から清顕が動くでしょう。
セシルも、ということは当然バルタも助力するんじゃないかなあ。
その戦い中で清顕とイリアの一騎打ちが起きると想像しています。

バルタがセシルの叔母さんに翻弄される場面、そしてセシルを籠絡しようと会いに行った場面は爆笑物でした。笑いながら泣いていました。

そしてかぐらを救出してかぐらに対する自分の気持ちに気付く場面。
分かってはいたけれど、バルタいいやつじゃん。

これで、私が3巻感想で予想したバルタがセシルに臣従するということも確定ですね。
多分多くの人が気付いていただろうから自慢はできないけれど、自慢しとこう。w


ミオとクレアに話を戻します。
プールの場面は、イラストもあって、明らかに読者へのサービスですよね。w
クレアがアリエル直伝のアリーメンを作る場面なんか、もうほんと、泣けて泣けて。
クレアがウルシラ伯爵夫人や使用人達から慕われているという描写にも泣けて泣けて。
イグナが昔から変わらずクレアに忠誠の姿勢を見せていることにも泣けて泣けて。

そして、巻末、第二次イスラ艦隊でクレア救出に向かうカルエルとクレアがペンダントを介して会話する場面。
こんな場面を読むことができるなんて。

ミオ頑張れ。
クレアをもっと元気付けてくれ。
ミオもつらいだろうけれど、いつかまた清顕と会えることを信じて。

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たった今(2014/3/24 20:00-20:30)ニコ生で「とある飛空士への恋歌」の第12回を見たんだけど、酷かった。
カット。カット。カット。カット。

11回で空族との最後の戦闘まで。
なのに、12回はいきなり空の果ての描写。
それからOPになって、レヴァームの外交官との会話中に空族から信管が投下。
即、ニナの派遣が決定。別れ。空の果て。

あんまりだ!!!!

シャルルなし、外交交渉なし、マニウスなし、レヴァーム着なし、ファナ無し、レヴァームと協同しての空の果ての探索なし、世界の容貌の説明なし。

酷過ぎる。

あーあ。
だから、1クールじゃ無理なんだよ。
次回が最終回です。

詳しくは、恋歌アニメの感想でどうぞ。
(でも、まだ、12回目感想は書いていません。そりゃそうだ。)

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6巻読了。

最初から最後まで涙を流しながら読んでいた5巻と違い、6巻(特に前半)は比較的冷静に読むことができました。

前半は7人の現状報告的な内容でした。
かぐらの境遇がようやく明かされました。
いかにもかぐららしかったけれど、あの立場で飛空士になるという志望はどうなんだろうと思ったりして。
セシルは出てこなかった。そのことは6巻最後に意味を持ってきます。

後半。
圧倒的な物量差から全滅も有りうる絶望的な状況の中、それでも祖国を守るために己の技量だけを頼りに立ち向かう秋津連邦草薙航空隊は夜想曲での千々石武夫の姿に、そしてそれは勿論太平洋戦争末期の日本軍に重なります。
犬村さんの空戦の描写は磨きがかかってきて、詩的な抒情性さえ感じます。
今回は敵セントヴォルト側(イリア側)の描写もあるので、それを余計に感じるのかもしれません。

それにしても一回目の空戦での清顕の態度は解せませんでした。
彼が戦いを避けて逃げ回ったことが箕郷空襲の大惨禍を招いた直接の原因ではないにしても、読んでいてイライラが募りました。
こういう内面の弱さが出てくるのはエリアドールの7人のうちで清顕だけですね。
それは誓約が群像劇でありながら、一番の主人公は清顕だからでしょう。

二回目の空戦、イリアとの一騎打ちの場面はどちらが勝つんだろう、つまりどちらが負けるんだろうとドキドキしながら読みました。
誓約第一巻冒頭の文章から清顕が死ぬことはないということは分かっています。
でもイリアの夢に現れた情景からイリアが負けることも有りえません。
あの結末は想像していなかったなあ。(一応ここ、未読の人のために伏せておきます)

二人の戦いの帰趨に限らず、これまでの文章で私が色々書き並べた「予想」など軽く吹き飛ばされたような気分です。

さてさて、次巻がまた楽しみになりました。
来年1月かな。

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とらのあなの通販で「さなだ屋」ハイジさんの「とある飛空士たちの集い」を買いました。(2014/8/21着)
非公認の同人アンソロジーで、追憶、恋歌、夜想曲、誓約を扱っています。

私はコミケなどの即売イベントに行けない身(病気とかそんなんじゃありません)なので、飛空士関係のファンの動向が全く把握できていません。
盛り上がっているのか、それほどでもないのかすら知りません。

夏コミの後とらのあなで新着を漁っていて、そう言えばと飛空士で検索して出てきたのがこれでした。発行されたのは5月です。

表紙がとてもいい出来だと思いました。


届いたのを読んでみて内容も結構楽しめました。
イラスト、ストーリーコミック、四コマといったビジュアル系が中心ですが、中に一つだけ小説があります。

「カレーパン・ラプソディ」と題されたそれは、誓約のラミア離宮でのクレア、ミオ、イグナ三人の様子、そしてクレア回想としてイスラの学生寮での場面も描いています。

内容はイグナのツンデレです。
(やはりアニメ版の影響なのか、本書中のコミック作品の幾つかも扱っています。最初に原作読んだ私にすればイグナのツンデレはそれほどウエイトがないんですけどね)

作者美和さんの文章は、原作の雰囲気を損なうことなく、寮でみんなでじゃれあっている様子を再現してあります。
もう一度そんな場面を読むことができるなんて思ってもいなかったなあ。

もう一つ、ミオのことを「ラミア離宮に開いた『窓』」と表現している点。
これ、原作にないですよね。(5巻の読み直しをしていないので確証はありませんけど)
美和さんオリジナルの表現なのであれば、これは私が5巻感想の最後に書いたことと相通じるものがあると思います。

本書は飛空士ファン必携の一冊です。
(言い過ぎかw 同人作品に抵抗が無い人であれば十分楽しめます。健全な内容ですしね。逆にエロ期待の人には残念かもw)
残部僅少です。売り切れる前に、ぜひ注文しましょう。→とらのあなの商品ページ

自家通販もあるようです。 下のバナーからどうぞ。
とある飛空士たちの集い

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7巻読了。(2015/1/25)

キターーーーーーーーーーーーーーー!!!
カルエル! カッケーーーーーーーー!!!

すみません。柄にもなく取り乱しました。
取り乱したと言ってもこの程度ですけど。w

7巻では色々な事象がつながりました。

これまでもあった関係がより強く近くなったのは
ミオとニナ、ライナとミオ、バルタとセシル、清顕とイリア

新しくつながった関係としては
セシルとニナ、セシルのメッセージによるエリアドールの7人内の裏切者2人と残りの5人

これで7人のうち、かぐらを除く6人の最終的な方向性が少し見えてきました。

7巻で示されたかぐらの決断が物語に今後どう関係してくるのかまだ分かりません。
かぐらもセシルのメッセージは当然知っていると思います。
この辺りについては次巻で明らかになるのかな。

ニナ(クレア)がミオにアリエルと似たものを感じたのは嬉しかったです。
二人が友達になったことでお互いの情報交換が可能となり、恋歌の世界と誓約の世界が物語内で強くつながりました。

しかしミオは7巻でまた2回も辛い目に遭いました。
これで犬村さんのドS確定だよなあ。
恋歌ではアリエルも銃撃されましたしね。
きっとヒロインを痛めつけないではいられない性格なんだ。w

セシルからニナに向けたメッセージには泣けました。
それによってミオが初めてライナ以外のメンバーの消息を知ることができたのですから。
ミオもう少しだよ。頑張れ。

ライナがハチドリの部分でさえも人間性を取り戻してきています。
私の予想では、彼は悲しい最期を遂げるのでしょう。
それは多分ミオを守ることに関係しているのでしょうけれど。

清顕が指揮権第二位に指名された時点でアクメド戦死のフラグが立ちましたね。
自分の命と引き換えに蛇撃ちを清顕に伝授しました。
これも清顕の父からアクメドを経て清顕につながったということです。

セシルは女王になってもその芯の部分はセシルだったなあ。
アクメドの死を聞いたらどんな顔をするのだろう。

そういえば、セシルはどうやって第二イスラ艦隊のことを知って、どうやって盟約を結んだのでしょうね。
バルタどころかウラノスにも気付かれずに情報を得てコンタクトするそのラインはまだ示されていません。
以前からシルヴァニア王国と神聖レヴァーム皇国との間に何か関係があったりして。
でも連絡手段がないよなあ。

7巻巻末の用語集にマニウスのことが載っています。
やはり第二イスラ艦隊に参加していました。
つまり彼がニナの後を継ぐという展開も有りえますね。

その用語集に「エリザベートの宝物」で一項作ってあるのがもう可笑しくって。

さあ、8巻は多分6月だ。
楽しみにして待ちましょう。

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犬村さんのツイッターによると8巻6/18確定です。

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2015/6/22 8巻読了

フィオ頑張ったね。よくやった。
いつか清顕がメスス島に葬ってくれるからゆっくり休んでね。

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紫かぐらという凛々しく気高い魂に、尊崇の念をもって哀悼の意を表します。

8巻を読み終わって、あ、とは思いました。
でもそのときは色んな事柄に思考が飛んで、かぐらの死をまともに受け止めることができませんでした。
自分でも不思議なことに「ふーん。そうきたかぁ」という程度でした。

翌日になって、ボディブローのように効いてきました。
かぐらが死んだ。かぐらがいなくなった。
この喪失感の大きさは何だろう。

8巻の帯にもあるバルタのセリフ「また、7人で会うぞ」にミスリードされました。
あのセリフを読んで、これでライナを含むエリアドールの7人が一堂に会する場面が、たとえ一瞬であっても描かれると確信していたのです。

しかしセシルが模索していた恩赦も功を奏しませんでした。
あの状況でかぐらが生き残る道はありません。
そもそもかぐらは死ぬつもりだったのだし、その決意はバルタの「死ぬな」でも覆すことのできない強いものでした。

状況が違ったら、例えばかぐらの兄がクーデター計画の時点からかぐら側についていて、その首謀者となっていたなら、かぐらが生き残る結末があったかもしれません。
雪平は先王の崩御を知らなかったのでしょうか。

かぐらはこの物語の最初の頃から「天命」という言葉を口にしていました。

運命destiny,fateよりも強い天命providenceは、逆らえないもの、受け入れるしかないものというイメージがあります。
但し悪いものではなく、善い悪いを超越しているという感じです。
運命は人であればどんな形であれ誰にでもあるけれど、天命は限られた人にしか与えられない。しかも自分に天命があることに気付ける人は幸運な人であり、その天命を全(まっと)うできるのは更に稀有な人である。
かぐらの死にそんなことを考えました。

かぐらの名誉は新王(大威徳親王)が存命の間は回復されることはありません。
かくらの成したことを知っているのは今上皇王のみで、彼がそのことを周囲に漏らしたら、それはかぐらの死を意味がないことにしてしまうからです。
とは言え、かぐらを刑場に導いた憲兵など、軍内部にはその意味を知っている人がいるから、今上陛下崩御後に表に出てくるのかもしれません。
その場合は、かぐらと、かぐらのことを思って最後まで隠し通した大威徳親王二人が称えられるのでしょう。

かぐらの刑死日は特定できませんでした。
8巻末の新聞記事は12月15日付けで、それに記された大本営の発表は14日未明です。
かぐらは青空の下で銃殺されましたから、13日以前のいずれかの日ということです。

飛空士シリーズを振り返ってみると、悲壮な、しかし無駄ではない死に様を見せるのは、恋歌のミツオ(斎ノ国)、夜想曲の千々石(帝政天ツ上)、そして今回誓約のかぐら(慧剣皇王国)であり、全て日本風の国の国民です。
たまたまなのか、意味があるのか。
私は、犬村さんが「戦争が起きたら逃げる」と答える国民が多い日本人、特に若い人に、「そうじゃないだろ、こういう生き方(死に方)もあるんだよ」と諭しているように思えます。

かぐらの死は残ったエリアドールの6人にどのような影響を与えるのでしょう。
清顕は実の姉に続いて、その姉の面影を見ていたかぐらも失ったことになります。
バルタは、うーん、どういう反応をするのか分からないなあ。

かぐらとバルタによる休戦合意が、地上国家群とウラノスとの最後の戦いにつながって行きます。
かぐらが願った「無駄な戦いを止める」ことが結果的に新しい戦いを生み出します。

この皮肉、矛盾は、この物語の登場人物だけでなく、読者である私達全員が受け入れなければなりません。

それにしても、橋の上での休戦交渉は「映画的」でしたね。
あの場面はアニメではなく実写で見たいなあ。
叶わない夢であることは分かっています。
あそこだけ切り取った舞台とか。
誰がキャスティングされても不満だろうから、夢のままにしておきましょう。


ーー

「軍事を知らずして平和は語れない。経済を知らずして軍事は語れない」

これはコラムニストの勝谷誠彦さんがよく使うフレーズです。
この言葉の前半は、飛空士シリーズでも常に示されています。

8巻巻末の参考文献リストを見ましたか?
3冊挙げてある本は全て戦争と経済に関するものです。

つまり犬村さんは上のフレーズの後半部分も熟知した上で、バルタの祖父レニオールを登場させているのです。

レニオールはまだ十歳のバルタを自分と同じバケモノ(頭脳のことでしょうか)だと分かって、衛生兵として戦場に放り込みました。
その理由は敢えて解説しませんが、8巻読んだ人には解りますよね。

8巻でマニウスが「ウラノスの戦争は経済は関係ない、天地領有のためだ」と発言しています。
この動機は厄介なんですよね。
妥協・交渉の余地がないのですから。

私は恋歌感想で空族(ウラノス)について「ユダヤ的なイメージがある」と書きました。
風呼びの少女を2000年待っていたことからの類推です。
しかし、誓約ではウラノスはニナをかなりぞんざいに扱っていて、とうとう失脚させてしまいました。
なんだか、ユダヤというよりISIS(所謂イスラム国)のイメージに近くなってしまったかな。



ーー

シャルルだけでなく、吉岡ユキと千々石武夫の息子吉岡武雄が登場したのには快哉を叫びました。

これで、追憶-恋歌-夜想曲-誓約という飛空士シリーズの全てがつながりました。

カルエルによると二人ともバケモノだそうです。このバケモノは飛空技術のほう。

カルエルが海猫の名前を狩乃シャルルだと知っていたことは、追憶に記載されていた「その後シャルルが無名だった」ことと矛盾するのかもしれません。
これはまあ、仕方ないのかな。
一般には無名だったとか、レヴァームでは無名だったとか、そういう解釈もできますしね。

シャルルが現在どこに所属しているのかは分かりません。(見落としてなければ)
ゼノンのセリフ(だったかな?)でレヴァームと帝政天ツ上から先遣隊が第二次イスラ艦隊とともに派遣されたとなっていました。
アイレスⅤ(レヴァーム)がシャルル、真電改(帝政天ツ上)が武雄のはずだから、シャルルの派遣にファナが関与しているのは間違いないってことですよね。

--

ヴェルナー財閥が開発を進めていたジェットエンジンは飛空機に取り付けられないそうで、でも。バルタはそれでいいから開発を進めろと言っています。

これは、要するにロケットを作るってことですよね。

どこでだったか記憶が定かではありませんが、誓約の今後として「エティカを目指す」という文章を最近読みました。
これって、以前私が書いた妄想(とある飛空士への期待に収録した「とある飛空士への憧憬」参照)とほんの一部だけ重なっています。w
あれを書いたのは2011年3月だからもう4年も前のことです。

いよいよ誓約もクライマックスが近付いてきました。
あと何巻出るか分かりませんが、終わるのが惜しいという気持ちと、早くラストを見たいという気持ちの間で揺れながら、次を待つことにします。


2016/12/06 追記 9巻感想前篇

あぁ。あぁ。嗚呼。
バルタに分からないことが、凡夫の私に分かるはずがない。(開き直りw)
フェイクだなんて微塵も想像できないくらい、犬村さんの記述は巧妙でした。
かぐらへの追悼の言葉を返してくれ。wwww

私は誓約の感想を3年間書き続けてきました。
追憶、恋歌まで遡ると5年くらいになります。
誓約の感想は最後まで読んでから書くつもりで、各巻ではその時々のコメントだけにしていました。途中から実質的には感想になっていましたけど。

誓約が完結したことで、正式に感想を書く条件が整いました。

私は最初の恋歌感想でこう書きました。
「読んでいて何度も(いい意味で)裏切られるますが、決して読者を裏切りません」

裏切られ続けた5年間だったなあ。
ここに書いた私の予想はことごとくと言っていいくらい外れました。
これは勿論、喜んでいるのです。

自分の洞察力のなさ、推理力のなさ、読みの浅さからくる誤認や読み間違い、ああ勘違いが多く含まれていることにも気づきました。

かぐらが生きていたこと。
ああ、もう。8巻コメントを削除したい。w

ライナが死ななかったこと。
ああ、もう。7巻コメントを削除したい。w

清顕が誰からも認められるくらい成長したこと。
ああ、もう。6巻コメントを削除したい。w

バルタがセシルにおちょくられながらも相変わらず横柄な態度をとること。
ああ、もう。5巻コメントを削除したい。w

えっ? イスマエルターンと蛇撃ちって別物なの?
エアハント士官学校に全員が「飛空士」になるために入ったんじゃないの?
考えてみればジェットエンジンとロケットエンジンは違うよなあ。
その他、大きいものから小さいものまで、色々な間違いが埋め込まれています。

こうなったら開き直るしかない。
皆さん「間違い探し」で楽しんで下さい。www

以下は、その間違い探しの新たなネタを提供するつもりで書くことにします。


最初は3巻のときに約束した【ミオ】について。

>ミオについて述べるのはこの物語を最後まで読んでからにします。

>それにしても
>「さよなら、はじめて恋したひと」
>「さよなら、わたしの撃墜王」
>この科白がこのタイミングで出るかぁ。
>泣くのはまだ我慢しとこう。

飛空士シリーズでヒロインが発する「さよなら、……」が、それまではクライマックスで出ていたのに、誓約では3巻というかなり早い時期に出てきたことで、色々な憶測をしていました。

私はやはりミオと清顕が一緒になってほしかったのです。
(多分に幻想を含む)幼馴染という関係性は、物語世界の中では私だけでなく多くの人にとっても、ある種特別なものがあると思います。

今になってミオと清顕の関係を考えてみると、それは恋歌でのアリエルとカルエルの関係及びその結末によく似ています。

犬村さんが意図的にそうしたのか、それともたまたま、もしくは必然的にそうなったのかは分かりません。

但し恋歌はアリーがカルをクレアに取られてしまったという(敢えて言えば)比較的単純な結末でした。
これに対してミオの場合は、イリアに取られたというより、ミオの宿命的な要素のほうが強いです。
ミオに工作員としての背景がなくそのまま清顕につき従っていたら、幼いころの約束が果たされた可能性が高いと思うからです。
逆に、工作員一家でなかったらメスス島に行くはずもなく、つまり清顕と出会えなかったのですから。

夜想曲の武夫とユキ、追憶のファナとシャルルも幼馴染と言える(後者はちょっと苦しいけれど)ことをから、飛空士シリーズ全てに「結ばれない幼馴染」という関係性が含まれているとみなすことができます。

ただし夜想曲は子供ができたからこれもちょっとイレギュラーではあります。
夜想曲は後半が特に少年・青年の物語というより、少しだけ大人の物語だからなあ。

ちょっと脇道に逸れます。
女性工作員というと普通はスパイ映画でしかお目にかかることはありません。
ただ、某国に日本の政治家が訪問したり、外交官が赴任したりすると、その宿舎に該当人物の好みど真ん中の女性が訪れるなんて話はよく聞きます。
あの国ならさもありなん。
それにひっかかって機密を漏らし続け最後には自殺した人もいます。
実際の工作員はもっと地味な活動のほうが多いのでしょうけれど。
欧米を考えると、現在においてハニートラップを仕掛けるエージェントが活動しているというイメージはあまりありません。
ロとか中とか北とか人権なんか屁とも思っていない国ならともかく、近代先進国でどうやってそれを育成するかという問題からです。
ミオのように弱みに付け込んでということも考えられますが、そもそも組織としてそれをやらせることが可能でしょうか。

その延長で考えたとき、日本はどうか。
日本にはCIAやMI6に相当する機関はありません。
戦前はありましたし、そこには女性工作員もいたはずです。
仮に今、そのような機関が作られたとして、その女性職員が色仕掛けを実行する工作員として動くことがあるか、組織としてそのような命令を出すことができるか。
難しいでしょうね。平和ボケもありますけど、どんな汚い手段を使っても情報を得るという意識が今の日本人には乏しく、戦後教育を受けた世代が殆どの国ですから。

また多くの国にスパイ防止法があり、最高刑は死刑です(だからミオとライナは捕まったら死刑になります)。日本にそんな法律はありません。だいぶ前に国会で審議して成立しませんでした。
国を、国民を守るための法律に反対する勢力がいる。変な国です。


ミオに話を戻します。

あの科白が3巻で出たのは、物語としてのミオと清顕のエンディングはないという犬村さんによる意思表示だったのでしょう。

二人が結ばれる結末を願っていた、もしくは当然そうなると考えていた私はまだその時点でその意思は読めませんでした。

ミオの背負った宿命から考えてこれはどうしようもないことですね。
3巻のあのとき、ミオは清顕と一緒になることを諦めたからこそあの科白を吐いたのだと理解することにします。

だけど、ミオはもう一つのことは諦めませんでした。
清顕の約束を信じることです。
その後ミオはゼノンの元で何度も辛い目に遭います。
清顕を信じていたからこそ、それに耐えることができたのだと思います。

清顕が助けにきたとき、清顕の指輪を抜き取って捨てたシーンは象徴的でしたね。
あの指輪は、フィオが運んだ情報がミオからのものであることを証明する手段でした。
清顕がそれを身に着けていたのは、彼の気持ちがまだ揺れていたからなのでしょう。

終章最後に描かれているミオと清顕の関係は、宿命を受け入れそれを超越した状態で、恋愛とは別の次元での関係になったのだと思います。
幼い頃の約束は果たされませんでしたが、大人になってからの約束はプレアデスの奇跡として成就されました。
私はこの二人の関係を、ほろ苦とは少し違う、微笑ましさとも少し違う、泣いているような笑っているような、そんな自分でも不思議な感情を持って受け入れることにします。



【イリア】について。

色々なことを端折って大雑把に俯瞰したとき、エリアドールの7人の女性4人の中で、イリアが一番幸運かつ幸福だったと思います。

第1巻のカバーがイリアだったのは示唆的ですね。

飛空士の世界は、リアル世界と対比すれば20世紀前半から半ば、第二次世界大戦の頃に相当します。
当時はアメリカでも女性の戦闘機乗りは存在しなかったのではないでしょうか。
(まれにはいたのかもしれませんけど)

父から飛空士になることだけを仕込まれ、少女らしい、女性らしいことを知らずに育ってきた彼女の内面を想像するのはかなり難しいです。
あの境遇であれば、物語当初に見せるような冷徹な人格のまま人生を過ごすのが普通であろうと思われます。

しかしイリアはエリアドールの仲間と出会うことで、大きく変わりました。
あの飲んだくれのどうしようもない父親を気遣っていた場面など、元々そのような性質、性格を秘めていたのだろうという想像もできると思います。

イリアはいい奥さんになるでしょう。
清顕はあの性格でよくゲットできたもんだ。
命を懸けたまさに死闘を経た二人だからなあ。

イリアというのはロシア語圏の名前のようです。
イリヤとの違いが今一分かっていませんけど。
ヤが男性、アが女性なのかな?

清顕、かぐらは当然日本名なんだけど、それ以外の登場人物が名前からどの国を想定してあるのかが分かればもっと面白いのかもしれません。
リアルではアメリカという移民の国があるから、そこで分からなくなってしまいます。
バルタはアメリカなんでしょうけれどね。
イメージで言えば、ミオはフランス、セシルは北欧、ライナはドイツか?


【かぐら】について

8巻コメントであれだけの追悼文を書いた私は、9巻で石になったバルタと殆ど同じです。w

あのコメントでかぐらが生きている可能性に言及しなかったこと、できなかったことは残念でした。
考えてはいたのです。でもかぐらが処刑される場面の記述があまりに巧みで真に迫っていて、それを否定する論拠を見出すことがどうしてもできませんでした。
本当に撃たれているのだから、真に迫るのは当然ですね。

但し、追悼文を書いたこと自体、及びその内容は恥じていません。

かぐらは皇王を守るため、国民を守るために一度死んだ。
そしてバルタとまた会うため、橋の上でのバルタとの約束(命令?)を守るために生き返ったのです。
生き残ったのではありません。

だから、追悼文を書いたことは間違っていないし、その内容も私の真摯な気持ちを素直に表現できたと思っています。

バルタの墓参りでかぐらが現れた場面は、本当に幽霊なのだろうと思っていました。
あの辺の描写も上手いんだよなあ。

セシルはバルタの扱い方が分かっていて、おちょくったり操縦したりしています。
そこにあるのは、ある意味での駆け引きです。

それと比べて、かぐらは気持の上で最初からバルタの上位にいるような気がします。
上下と言うと少し違うのかもしれません。
バルタを、あの面倒な性格も込みで包み込むような母性(この言葉もまたちょっと違う)があると考えればいいのかな。
だから、かぐらとバルタの間にあるのは駆け引きではないのです。

エリアドールの7人の中でかぐらは長姉的な存在でした。
一般的に、長姉はおっとりしているイメージがあります。
マンガで例えれば、「みなみけ」の南ハルカとか、「らんま1/2」の天道かすみとか。
「三月のライオン」の川本あかりも、あの境遇でおっとりなんかしていれらないけれど、本来はそうなのだろうと思わせます。
(「よつばと!」のあさぎはちょっと違いますが、あれは作者のあずまきよひこさんがわざとそうしたのかな)

かぐらは、こういう一般的な長姉のイメージとは違います。
きりっとして皆を引っ張って行くイメージです。
頼りない弟分からみたら、憧れの姉さんという立場でしょう。

私は第一子長男で、近所にいた10人の従兄弟達の中でも一番年上だったから、姉という存在になじみがありません。
そのことがどう関係しているかは分かりませんが、年上萌え属性が昔から希薄です。
これ、逆説的に聞こえるかもしれません。
姉的存在がなかったから、姉的存在に憧れるというのが話の流れとしては普通でしょう。

私の場合は姉的存在がいなかったから、年上(学校では上の学年)の女性とどう接したらいいのか分からなかったのです。
同級生や下の学年とは平気だったのに、何でだろう。

中二のとき学校の放送委員会に所属していました。
メンバーは2,3人ずつの班になって曜日毎の当番になっていました。
私は土曜日で、その同じ当番が3年生の女子。しかも、その学年一番の美人でした。
放送室に二人きり、でも話すことができなくて気まずくてねえ。ww
同じ班になったのは、私の父が放送委員会の担当だったから「余計なお世話」をしてくれたせいだろうと思います。はい、父は私の通った中学に勤めていました。

長々と自分のことを書いて何が言いたいかというと、私から見たかぐらは、尊敬の対象ではあっても、憧れの(別の言い方をすれば萌えの)対象ではないということです。

これが8巻でかぐらの死を知った時点での冷静さと、その後の大きな喪失感となって現れたのだと思います。

バルタはね、多分、かぐらに甘えてるんです。
いいカップルだと思います。


【セシル】について

恋歌のカルエルは貴種流離譚とも言えたけれど、セシルはそのイメージではないですね。叔母さんなどがちゃんと把握しているのですから。

でも読者には、物語の前半はそれが分かりません。
王女がミオなのかセシルなのかすら、なかなか明かされませんでした。

7人の中で末っ子的存在(私の感覚です)だったセシルが実は王女だったという設定は、今になって考えればそれ故の男女比3:4だったのか、とか、物語をパズル的に見たときの各ピースのあまりに嵌まりように圧倒されるばかりです。

市井の女性として生きるか女王になるか迫られたとき、後者を選択するのは難しいでしょう。
戴冠後のセシルの活躍は、一族の血を引き継いだ一種の才能からなのだと思います。

所謂、一筋縄では行かない存在として、あの世界情勢の中で地位を築いていくのでしょう。
権謀術数渦巻く中、それは孤独で辛い生き方かもしれません。
でも仲間の存在が、彼らと触れ合う時間が、その辛さを減じてくれるのでしょう。

マニウスとの関係は、やはり友達的というのがいいかな。

西洋史の中に、元首同士の結婚というのはありましたっけ。
記憶にないんだよなあ。勿論国を超えた王族同士の結婚はありました。
一番有名なのはルイ16世とマリー・アントワネットですね。
でも王族同士の結婚というのは、その後の領土継承権問題が絡んでくるから、簡単ではないのです。

そう言えば、バレステロス(カルエルの国)との交流は「革命の輸出」という厄介な問題を孕んでいるんじゃないかなあ。
風の革命は現実のフランス革命と同様に、その後のすったもんだや王政復古とか色々ありそうですけどね。
それでも、思想的な影響を考えると、エリザベートの将来は安泰とは思えません。
世情が安定したら、エリザベート自身がすっぱりと共和制に移行させちゃったりして。

あ、この方向性は面白いなあ。
女王としての役割を果たした後、市井の女性に戻る。
彼女は人気があるから国民が簡単には許してくれないでしょうけれど。

【バルタザール】について

私はバルタザールの呼称「バルタ」がすっかり気に入ってしまって、この感想の中では殆どこれで通してきました。

彼は味方にするととても頼もしいけれど、敵に回すとこれほど厄介な相手はいないでしょう。
味方と言っても上司があれじゃあいやだろうなあ。w
あ、部下でもいやか。
誓約の中ではバルタの上司は出てきますが、部下は直接には出てきませんでした。
こき使われるんだろうなあ。
最初の頃のミオとセシルがそれに当たるかな。

バルタは祖父レニオールに対抗するために努力を惜しみませんでした。
それが彼の目的になっていました。

巨大な経済力(とりあえずそれを財閥と呼んでおきます)はカリスマのある創始者が没したあとは、後継者の資質によってはあっという間に崩壊してしまいます。

三菱財閥が創始者岩崎弥太郎の子供や甥などを英米に留学させたのはそれを見越してのことでしょう。

レニオールのバルタの扱いは凄まじかったですね。
あれでは精神が崩壊してしまうかもしれない。
それに耐えられたら後継者にしようと考えていたのか、幼いバルタの資質を見てこのままでは良くないと考えたのか。
私は後者だったのではないかと思います。
衛生兵としての試練がバルタの行動の基礎になり、世界を平和に導いたということで、祖父の先見の明は確かだったのでしょう。

綺麗ごとの理想論かもしれませんが、儲けることだけが目的の事業家は世界を動かすことなどできないのです。

一緒になった後、かぐらは何をしているのでしょうね。
花屋事業の手伝いもしているのかもしれませんが、あの子供の数から考えると、専業主婦だったりして。
専業主婦が悪いとは言いません。うちのかみさんもそうです。子育てにはそれが望ましい場合があります。
だけどかぐらを専業主婦にするって、ものすごく贅沢かも。

バルタは幸せだと思います。


【ライナ】について

ライナの目的は母親を守ることでした。
一家をあのような境遇に陥れた相手を探し出して復讐することが目的のように見えますが、それだけだったらゼノンの部下としてのあの立場に耐えることができたでしょうか。

快復の兆しを見せた母を連れてミオと逃避行。
終章の時点で母親はもう亡くなっていたのかもしれませんが、親孝行できたのだろうと思います。

ライナとして見せるヘラヘラした態度、ハチドリとして見せる冷徹な態度、その奥にトマス本来の人格があるからこそ、ライナは単純な裏切り者、憎まれ役ではない厚みのある人物になっているのです。
ミオはそれが判っていたのかな。

彼の存在によって誓約の物語そのものが、厚みのあるドラマになったのだと思います。

ただ、トマスとしての彼の本質部分があまり描かれていないので、他のメンバーほど親近感を持つことはあまりできないのも事実です。
ミオと一緒になってからの彼の態度を想像することが難しいのです。

だから清顕がライナのことを友達と言い続けたのは、清顕がカルエルほどのド天然ではなくても少しお人好しの入った天然だったからかなあとも想像します。

ライナはどんな仕事をしているのでしょうね。
彼ほどの能力があれば何でもできるのでしょうけれど。
客商売してお客に対応しているライナ。……あ、むしろ違和感ないかも。w

ミオと出会えたことが、彼の最大の幸運だったのかもしれません。


【清顕】について

清顕が飛空士を目指したのは家族を殺されたことへの復讐のためでした。
しかし、途中から、シャルルや千々石と同類の「飛空士としての求道者」的な風貌が現れてきたように思えます。
カルエルもそれに近いんだけど、彼の場合はクレアを取り戻すという明確な目的があるので、若干違うのかな。

9巻時点で清顕が到達した境地は、シャルルや千々石の域にはまだ達していないのかもしれません。
しかし彼なりにその道を極めたことで、仇敵カーナシオンに「感謝する」と言わしめるまでになりました。

清顕は物語全体の印象として「状況に流される」ことがよくあったと思います。
その意味では7人の中で清顕が一番意志が弱いのかもしれません。
でもそれを別の言い方で表現すれば「人が好い」になるので、自分の意志をゴリゴリ推し進めるタイプのキャラ(バルタなんか典型ですよね)に比べて好感を持たれるのでしょう。これは主人公に必要な、もしくはあった方が好ましい要素だと思います。

主人公にはもう一つ「女性に対して奥手」という条件があります。
あまり極端な奥手では困るので、まあ、そこそこのということです。
ダンまちのベルなんかはその極端に近いですけどね。(ハーレム仕様だからなあw)

だけど幼い頃は嫌がるミオを無理やり飛空機に乗せてましたね。
あれは思春期以前だから。

清顕がミオへの気持ちとイリアへの気持ちの間で揺れているとき、決断というか、自分の気持ちを自覚したとき、物語の中ではそれがなかなか明かされませんでした。
上に書いたように、ミオと一緒になるのが当然と思っていたこともあって、私には分からなかったなあ。
今になって振り返ると、1巻冒頭の文章はそれをかなり明確に暗示(変な表現だw)していたんですけどね。

2巻で清顕が「あきちゃん」と呼ばれていたことについて「ひっくり返りました」と書きました。
私がかみさんの友達連中からそう呼ばれているからです。
ただ、この「あきちゃん」はその後はあまり出てきませんでした。

そして9巻、清顕とイリアの息子の名前を知って、そこを読んでいたときに座っていたバスの座席から転げ落ちそうになりました。
ああ、まあ、つまり、そういうことです。
一般的で珍しくはないけれど、小説の登場人物名ではあまり見たことがないのです。

彼ら子供の世代はどんな物語を紡いでいくのでしょうね。


【全体】について

流石に全9巻ともなると、ディテールどころか物語の大きな流れですら覚えていない部分があります。
読み返しはやっていないのです。
地理や国同士の敵対関係も複雑ですからね。

誓約を大雑把に説明すれば、エリアドールの7人がキーパーソンになって時代の転換点を生み出した物語ということになります。

そこには恋愛、愛憎、友情、裏切りといった普遍的なテーマが数多く埋め込まれています。

飛空士シリーズは追憶、恋歌、夜想曲いずれも、切ない終わり方をしました。
それに対して誓約は絵に描いたような大団円でした。

色々批判はできるでしょう。甘いとか、ありえないとか。
でもね、私はとても嬉しかったのです。

こんな素晴らしいハッピーエンドが用意されていたなんて。
しかも、カルエルはクレアを奪い返し、シャルルは親友千々石と心を通わすことができました。

彼らの活躍であの世界にとりあえずの平和が訪れました。
エリザベートとマニウスの威光があるうちはその状況が続くでしょう。
でも大小の王国が割拠する情勢は変わりません。
民族間、国家間の恩讐がそう簡単に消えることもありません。
歴史の流れの中では束の間の平和ことになるのも人間の必定だと思います。

ではあっても、彼ら7人が、そしてあの世界に住む人達が、その束の間の平和を享受して幸せな人生を送ることを願わないではいられません。

いい物語に出会うことができました。

==

誓約9巻をもって飛空士シリーズが完結ということで、犬村さんがもうこれ以上書かれることはないのかもしれません。
だけと、飛空士シリーズを愛する者としてはもっともっと読みたいです。
我儘と知りながら、読みたいことを並べます。

描かれなかったエピソード

・清顕がカルステン(イリアの父)に結婚の挨拶に行った場面
  これ重要ですよね。二人の父親の因縁をどう解決したのか。
  終章ではカルステンが清顕を「婿殿」って呼んでるんだから。

・バルタとかぐらの結婚式
  かぐらの身分をどうするという問題はあるけれど、バルタのことだからどうにかしているのかな。
  ミオとライナは出席できないけれど、エリザベート女王ご臨席の下、厳か且つコミカルな式になったと思います。

・ミオとライナのプレアデス逃避から9巻終章の場面まで
  これだけで一巻の物語になりますよね。

・カルエルとクレアの帰還、アリエルとの再会
  これは本当に読みたいです。
  私はアリエルが大好きなので。


誓約その後

・初の大型ジェット旅客飛空機で7人がバレステロスに親善訪問 ミオとクレアの再会
  恋歌メンバーも登場して、賑やかな内容になるといいなあ。

・セシルとマニウス(ある日の二人的な内容)
  これは軽いエピソードを期待します。


敢えて挙げる問題点・妄想・その他(こういうのが私の文章としては一番危ないw)

・エリザベートがレヴァームとどのようにして連絡を取ったのか説明がなかった。
・言語の問題はスルー? 3地域の交流はまずそれが障害になるのでは?
・3地域それぞれに、似たような世界があったのはなぜ?
 段の上下の国家構成も似てましたよね。
・ファナはどうしてるんだろう。
・カルエルからの手紙が届いていたが、どのくらい時間がかかるの?
・ナナコの「空の果てのイスラ」は、第二イスラ艦隊帰還後に出版されたのですよね。
 第一次の回想録としてはそれもありなんだろうけど若干インパクトが弱くない?
・あ、「とある飛空士への追憶」もナナコが書いたという設定も可能になったかな。
・カルの写真にアリーとイグナが写っていたのは嬉しかったなあ。以前書いた文章→
 >クレアと一緒に戻ったイグナとのロマンスなんて、安直すぎですかね。
 >イグナも妾腹とは言え元王子ですから。(王子は皇子の間違いでした)
・ウルシラ伯爵夫人は亡くなったけれど、イグナ以外の随員はどうなったんだろう。
・カルと再会した後で、クレアのラミア離宮での使用人に対する気持ちの表明は欲しかったな。
・デミトリウスが最後までニナに手を出さなかったのは、凄く不自然かも。

=謝辞=

9巻感想を書き始めてから毎週「とある飛空士への誓約 遅れてきた」で検索してここを訪れて下さる方がいます。

今自宅のPCが半身不随の状態になっています。かな漢字変換を一つしただけで応答が返ってくるのに10秒以上かかるのです。
しかも頻繁に落ちたり、ブルー画面が出たりします。
ネットもかなり待たされます。ISPではなく、ブラウザの反応のせいでしょう。

そのため家で文章を書くのが困難で、職場で始業前や昼休みにこそこそっと書いているのです。
さすがに文章をアップするのは家でやっています。

楽しみにして(かどうかは分かりませんが)ここを読みにきてくれる人がいるからこそ、それが励みになって、これほど早く感想を書き終わることができました。
でなかったら、終わるのはいつになったことやら。

どうもありがとうございました。


=小川麻衣子さんへ=

小川さんは誓約には直接の関係がないのですが、コミック版追憶を書店で見かけたことが私が飛空士シリーズに触れるきっかけでした。
あれがなかったら、今でも知らないままだったかもしれません。
いいご縁を与えて頂きました。


=森沢晴行さんへ=

森沢さんの描かれたイラストを見ながら、自分の年齢を忘れて登場人物達と同世代の感覚で読むことができました。
アリエルが大好きなんだけど、ビジュアルとしてはクレアが好みなんて、自分でもよくあんなこと書けたものだと思います。

今後もご活躍を期待します。


=犬村小六さんへ=

大作となったシリーズの執筆、お疲れ様でした。
追憶のとき、ここまでなることをご本人は想像しておられたのでしょうか。

最初は口コミで広まったというのが、本シリーズの特徴をよく表していますね。
キャンペーンやコラボなどで無理やりではなかったことが、良い作品の証しでしょう。

本当に面白かったです。
ありがとうございました。

読むだけでなく、好き放題に感想を書いてとても楽しむことができました。
犬村小六「ドS」説とか、夜想曲感想ではトンデモ解説までやってしまって申し訳ありませんでした。(笑)

望むらくは、誓約のアニメ化は慎重にご対応頂きたく。



ナメコ息子の彼女は

かみさんと二人だけで車に乗っていたときの会話です。

か「ねえ、B太(高1長男)だけど、最近学校に持っていくリュックだけじゃなくて鞄にもキノコみたいな大きなマスコットぶら下げてるでしょう? 彼女でもできたのかな」
私「はあ? なんでそれで。それにあれは自分でUFOキャッチャーで取ったやつだから、全然関係ないと思うよ」
か「そうかなあ」
私「心配だったら、本人いないときに携帯のメールでもチェックしてみたら?」
か「だってあの子、携帯にロックかけてんのよ」
私「(当然かなw)」

その日の夕方、B太と同じ中高一貫校(男女共学)に通っている次男のC介(中1)が言いました。この時点でB太はまだ帰宅していません。
C介はB太と同じ部活(運動部、男女同じ。但し、中学生と高校生は少し活動内容が異なるため、部員間の交流はあまり密ではない)に所属しています。

C「今日ね、部活の同級生と話してたら、女の子達が『あのナメコ付けてる人、C君のお兄さんでしょう? カッコいいよねえ。ねえ、どうにかしてお話できないかなあ』って言ってた」

それ聞いて、私は吹き出し、かみさんは大喜びでした。

私「マジか?」
か「ほーら。Bはモテるねえ」
私「いや、本性知らないだけだろ」
か「まあ、Bは中一の女子なんか相手にしないだろうけどね。おーほほほ」
私「喜ぶのはいいけど、この話お母さんがBに言ったらキレるぞ」
か「そーかなぁ」
C「うん。絶対キレる。お母さんが兄ちゃんにそんな話するとき、言い方が嫌だから」

母親が男の子を可愛く思うのはどの家でもそうでしょうけれど、ある程度の歳になったら子供が煙たがるから、言動を慎むのが普通だと思います。
でもうちのかみさんは、その辺の限界線が分かっていません。

先日、娘が塾の勉強合宿で、C介がボーイスカウトのキャンプで不在だったとき、私とかみさんとB太で夕食になりました。

か「B。お父さんとお母さんに挟まれて、独占できて、幸せねえ」

これを聞いて、Bが怒ること怒ること。
そりゃ嫌だろうなあ。

でもかみさんは「どうしてそんなに怒るのよ?」と全く分かっていませんでした。

うーん。
そのうち、本当に彼女でもできたら、もっとちょっかい出して干渉するんだろうなあ。
私が言っても聞かないから。
ああ、将来がちょっと不安。

==

そのかみさん。

最近、物忘れがひどく、若年性痴呆を半分疑っています。
子供に何かを訊いて返事をもらっても、その直後に同じことを訊くということがよくあります。

B「たった今言った」
か「あれ? そうだったっけ」

こちらから話しかけたことなら上の空で聞いてなかったってこともあり得るけど、自分から訊いたことなんだから、注意力不足というのでもなさそうなんだなあ。

老化の始まりかな。まだ40代なんだけど。
それが今度は足にきたようです。

近所のスーパーで買い物して、両手にそれぞれ2個のレジ袋を提げて駐車場を歩いてたときのこと。もうちょっとで車というところで、歩道の盲人用ブロックの出っ張りにひっかかって転んだそうです。

正面に向かって手を万歳にした状態で派手に。
何とか顔面は守ったそうです。

買ったものが散乱、
近くにいた何人かが拾い集めてくれたそうです。

ジーンズの上から膝をすりむき、両方の手の平も軽い怪我でした。

か「私もうだめ。夕食の支度できないから、あなたがしてね。塾の送り迎えと、娘を駅に迎えに行くのもよろしく。風呂掃除もね」
私「一番被害を受けたのは俺か」

それで作ったのが、ホワイトシチューとサラダです。

私「玉ねぎは?」
か「買ってきた」
私「ジャガイモは?」
か「そこの段ボール箱にあるでしょ?」
私「一個しかない。あれ? 玉ねぎは五個あるぞ。あるもの買って、無いもの買わなかったのか」
か「ああ、まあ、そういうこともあるわよ」
私「肉は?」
か「冷凍にあるでしょ?」

豚肉と、鶏肉少ししかありませんでした。
それじゃ寂しいので、冷凍庫に入っていたホタテの貝柱を大量に投入しました。

出来てから食べ始めたら。

A「あれ? 何、この味」
B「これ、生姜だ。それも隠し味どころか、表に味がでてる」

ホタテと思っていたら、輪切りにして冷凍してあった生姜でした。
形や色が似てるし、霜が付いていたから分からなかったのです。

不味いってほどではありませんが、生姜湯で煮込んだシチューを食べているようなことになりました。

私「(ガリッ)にがー」

翌朝。
その買い物に含まれていた、クリームパン(スポンジ風の生地で白クリームをサンドしてあるやつ)を家族で分けて食べることになりました。

かみさんはケチなので、そういうのを買うとき人数を考えて買うことはしません。
一部でも自分の口に入ればいいと、一個しか買いません。
なので、それを分割するのです。

元々転倒の衝撃でひび割れていたものを、B太が十文字に四分割しました。
三切は子供が食べます。

か「私はホイップだけでいいから」
私「はあ? どういう意味?」
か「私ホイップ好きだから」
私「中身だけ寄越せと?」
か「うん」

残っていた一切れを私が手にとって、生地の部分を分け、クリームを露出させてかみさんの手に振り落としました。
ちゃんとキャッチしたのを確認して、スポンジだけ自分の口に押し込みました。

か「あ!」

クリームは食べようとしたかみさんの手から床にボトッと落ちました。

私「手もボケてんのか!」

==

三宅久之さんの訃報。

凡百のコメンテーターが束になってかかっても敵わない知識と経験を備え持ち、それをベースに繰り出される言説が実に適切で見ていて気持ちのいい政治評論家でした。

民主主義という一番効率の悪い、それでいてこれ以上のものがない政治体制の中で、「おだまんなさい」という一番言ってはいけないことを臆面もなく口に出来る貴重な存在でした。

好々爺然とした風貌でありながら、その表情の中に鋭利さと凄みを感じさせる人でした。

亡くなる前、最後に会話をした外部の人は安倍自民党総裁だったそうです。

解散後の総選挙で安倍さんが総理になる可能性が高いです。
自民党政権がどのような働きをするか分かりませんが、少なくとも今の民主党政権よりはいくらかましになるでしょう。

ある意味、安心して逝かれたのではないかと思います。
ご冥福をお祈りします。


==

民主党長崎2区選出、福田衣里子議員が民主党を離党して「みどりの風」に入るとの報道がありました。

これ、ちょっとなあ。

まあ、もともと活動内容にリベラル的な傾向があったけれど、地元選出で前回応援したし、消費税増税法案に反対してそれでも小沢さんについて行かず民主党に残って委員会活動していたのを評価していたのに。
みどりの風かあ。うーん。

これで支持基盤を失って、選挙は厳しくなるでしょう。
個人的に支持をどうするかは、まだしばらく様子を見ます。

福田議員が消費税増税法案に反対したときに書いた日記

==

さあ、明日はしし座流星群の極大日。
深夜、日付が変わる頃から3時くらいまでが見ごろかな。

ドラマ化された「流星の絆」で二宮和也、錦戸亮、戸田恵梨香の3人兄妹が家を抜け出して見に行ったのがこれ。

しし座は慣れると春の星座の中では見つけやすいほうだけど、慣れない人はまずオリオン座を探して、その東の方を見ればいいです。
ただししし座の中だけに流星が現れるのではなく、しし座のγ星(獅子の首辺り)を中心にして放射状に現れるので、空全体を見渡していたほうがいいです。

頑張れば、そして運がよければ、沢山の流星が見えますよ。

見え方はこのサイトの図を参考にして下さい。
コニカミノルタプラネタリウム



ヱヴァンゲリヲンのコラボ展開への批判
今朝のテレビで、ヱヴァが多方面の商品とコラボしていることのレポートがありました。

私はヱヴァについて語る言葉を持っていません。
殆ど見ていないからです。

元々、巨大ロボット物、戦闘物が好きではありません。
マジンガーZからゲッターロボ、ガンダム、ヱヴァに至るまで、全くと言うと嘘になるけど、興味無いし、見ていません。
ヱヴァを「ロボット物」にカテゴライズすると怒られるかもしれませんけどね。
(唯一例外的に、巨大ロボット物でコミック全冊買って、アニメも見たのは鬼頭莫宏さんの「ぼくらの」です)

でも、一つだけ言いたい。
「あんな見境のない無節操なコラボしちゃ駄目でしょう」

パチンコに身を売ったときから、「ああやっちゃったよなあ」と思っていました。
それが今では、缶コーヒーから目薬、はてはキティちゃんまでとは。
まあパチンコよりはましかもしれないけれど、今度は種類数が多過ぎです。

ビジネスモデルがどうの、収益がどうの、って完全に「大人の事情」ですよ。
人の金儲けにケチつけてもしょうがないんだけど。
ましてや自分で興味がないと言っているんだから。

「既に終わっているコンテンツ」がリバイバル的にコラボするのはいいんです。
「巨人の星」がauのCMに使われているのとかね。(面白いと思うかどうかは別)
パチンコに身を売るのは殆どが終わったコンテンツですよね。

でもヱヴァは新しい映画も公開間近で「現役のコンテンツ」でしょう?
しかも多くの熱狂的ファンを擁する超メジャー作品ですよね、
だったらサイドビジネスではない本業とせいぜいその派生のところで勝負してほしいなあ。

こういうことを言うのは、私が現在興味を持っている対象(敢えてどれとは言いません)にはこんな浅ましい姿を見せてほしくないからです。
ヱヴァのファンの人はこの状況を好ましいと思っているのでしょうか。

ところで、似たような位置にいて、同じような動きを見せているものにOne Pieceがあります。
でもあれはまず原作のコミックありきて、多品種展開はアニメ版的なコンテンツが対象になっています。
それに(私が知らないだけかもしれないけれど)妙なジャンルとのコラボではなく、キャラクターグッズが主体だから、今回のヱヴァほどの憤りは感じません。
違いがうまく説明できていないですかね。
私はOne Pieceの原作は大好きですが、アニメは好きではありません。
だからあんな変なルフィーやチョッパーなんかどうてもいいやってことかな。

尚、今回の文章と似たようなことを以前にも書いたかもしれません。

こういう議論自体が既出なのか、決着付いているのか。
論理的な批判ではなく、感情的、感覚的な文章であることは、お読みの通り。
まあ、タイトルを態と挑発的にしたことも含めて、知らないからこそ書けた内容です。

==

11/19追記

上で、興味ないから見ていないと書きました。
でも娘が私にこう言うのです。

「オタを自称するのなら、パロディネタを知るためにも見ておく必要があるんじゃない?」

言われてみればごもっとも。
基礎知識として元ネタを知らないと、そもそもパロディであることにすら気づけません。

なので、金曜ロードショーの二週連続放送を見ました。「序」と「破」です。
たったそれだけの経験で、感じたことを少し書いてみます。

まず感じたのは「自分には合わないだろうなと避けていた感覚は正しかった」ということです。

多分にバイアスがかかった見方が影響しているかとは思います。
しかし、見ていてドキドキワクワク感が全くありませんでした。

アニメーションとしての動画や美術、その他の質は最高レベルなのだろうなということは分かります。
だけどそれだけを見たい訳ではありません。

エレメント毎に述べます。

1)キャラクター

 魅力を感じません。
 大人の醜悪さ、少年少女の行動の唐突さ。
 娘に聞いたら「みんな大人のキャラはスルーしているみたいよ」とのこと。
 でもパイロットの少年少女も、見た目はともかく、行動に納得がいきません。
 特に、主人公であるシンジに全く魅力がありません。
 レイ、アスカの行動、心の動きも、何でそうなる? レベルにしか思えません。
 人物の作り込みが浅すぎます。

2)世界観

 よくもまあ、こんな訳のわからない設定の世界を作ったものだと思います。
 全体像は当然考えてあるのでしょうが、物語の中ででも、何が謎で、何が既知なのかちょっとずつ小出しにされるのはイライラします。
 主人公が何も分かっていない状況からスタートして、物語が進むにつれて謎が解き明かされるという構造の物語は沢山あるけれど、ここまで観客を置いてけぼりにするのは珍しい。

3)物語

「自意識というテーマを展開させるために破綻させられた物語」という表現を読んだことがあります。
 面白ければそれでもいいのですが、全く面白くありません。
 どこに焦点を当てて追っていけばいいのか。
 ポストヱヴァンゲリヲン症候群と揶揄されたセカイ系の物語のいくつかのほうがまだましと思いました。

4)戦闘

 通常兵器が全く効かず、防御機能も易々と突破されるのであれば、そんなものを設置する意味がないし、描写する必要もないと思いました。
 そもそも使徒がどこにでも出現可能なのであれば、位置が分かっているリリスのところに最初から現れたらそれでお終いですよね。
 ヱヴァと使徒の戦闘、ヱヴァとヱヴァの戦闘も、戦闘嫌いの私としては見たくないし、どうせ結末決まってるんならさっさと終わらせてくれと思いました。
 人と人の戦闘(武器や兵器を用いる場合も含む)であれば、そこに技量や心理の差、運不運が絡んでくるので、それなりのドラマとして見ることができます。
 しかし年端もいかない少年少女が、何の覚悟もない幼稚な論理で巨大な力を駆使する様は、どれほど悲壮な演出(BGM含む)を加えたとしても、見る価値がないと思います。


以上、俄かアンチが分かったような振りして分かっていないことを書き出した文章です。こんなの書くこと自体、製作者側の思うツボなのかもしれません。
スルーして下さい。


結局劇場で観てしまったQの感想はこちら。→ ヱヴァQ
神のみぞ知るセカイ 19巻 感想
2013/9/17追記

このページ、公開してから各月30~40程度の閲覧があっていました。
それが2013/07に137、08に215、今月も今時点で71、合計で726閲覧となっています。

コメントも拍手も0だからとてもそんなふうには見えませんけどね。
そんなにつまらないかなあ。orz

最近閲覧が増えたのは直接にはアニメ第3期の放送があっているからでしょう。

Googleの検索ワードは「神のみぞ知るセカイ 19巻 感想」が殆どです。
明日には23巻が発売されるっていうのに、いまだに19巻感想で検索する人が多いってことは、それだけ19巻のインパクトが強いってことですね。

==

下の方に追記あります

11/08  栞コメント追加
11/10  かのんコメント追加
      攻略女子スペック一覧表追加
      攻略女子スリーサイズ比較グラフ追加

うわー。いかん。
一覧表のせいで、このページのブラウザでの表示が崩れてる。
後でどうにかします。今はちょっと見にくいけれど、ご容赦下さい。

11/11  一覧をSMALL版にしたらページの崩れは解消したみたいです。
       でも肝心の表のほうが文字が重なってる。
       それにFireFoxでは相変わらずか。

     諦めて画像にしました。
     テーブル形式のページは個人サイトに用意しました。

11/12  ハクアコメント追加

11/13  梨枝子婆さんコメント追加
     打ち止め(もうこれ以上の追加はしません)

==

神のみぞ知るセカイ19巻OVA付限定版を買いました。
OVAについてのコメントは12月に出る後編を見てからにします。

神のみぞ知るセカイ 19 OVA付限定版 (少年サンデーコミックス)神のみぞ知るセカイ 19 OVA付限定版 (少年サンデーコミックス)
(2012/10/16)
若木 民喜

商品詳細を見る


ついに女神編が終わりました。

女神編は明確に「ここから」という形でスタートしたのではありません。
普通に考えれば今回OVAでアニメ化された「天理再会編」がその始まりです。
そして、本格的になったのはフィオーレによるかのん(アポロ)襲撃からです。

しかし読み返してみると14巻でOVA化された「4人とアイドル」が女神編の発端という位置づけになっているように思えます。

それは、女神編の最後が2B PENCILSのコンサートであったこと、及び、この回で歩美、かのん、ちひろの3人に、以前の攻略時の記憶が残っているらしいことの示唆があっているからです。
攻略の記憶は他の攻略対象者にも少しありそうですから、この時点では単なる伏線という見方もできますけれど。

本作品の連載開始当初から女神編の構想があったのかどうかは知りません。
しかし全体の雰囲気からみて事前にそこまで考えてあったのだろうと推定しています。

とはいえ、女神編はビンテージの登場、新地獄におけるハクアの窮地など、かなり風呂敷を広げた印象がありました。
なので、少なくとも「駆け魂狩りのための女子攻略」という従来の内容が変質するのは避けられないだろうと思っていました。
つまりバトル展開を予想していたのです。

でも桂馬の行動はブレずに徹底していましたね。
女神捜索のための五人同時攻略開始から最後の歩美再攻略まで、女装、小説、お見舞いといった色々なイベント(手段)を見せてくれました。
桂馬がヴィンテージと直接対峙することはできないでしょうから、少し迂遠に見えても一番効果的な対応だったのだろうと思います。

そして駆け魂隊とヴィンテージの対決は女神の力もあってあっけない形で終わりました。
私は少年サンデー本誌を全く読んでいないので、あの後どうなったのかまだ知りません。

しかし19巻でヴィンテージが壊滅したわけではないでしょう。
リューネは逃亡しましたし、新地獄の内部にかなり浸透していましたから、今後また今回以上に大規模な最終戦が行われる可能性があります。

気になっているのがまだ名前も出ていないエルシィの姉の存在です。
その姉さんが出てくるときがこの作品のエンディングにつながるのではないかと想像しています。

でもその前に、宿主となった月夜、かのん、結、栞、歩美、天理と女神の関係はどうなったのでしょうね。それと、再攻略の記憶も。
普通に考えると、桂馬はにっちもさっちも動けなくなったのではないでしょうか。

ちひろについては、もうあのままなのかなあ。
ちひろは桂馬の攻略対象になった女の子の中で現時点では唯一の「傷ついた」存在です。
19巻の最後で桂馬がそれを悔いて涙を流すシーンは、ちひろというキャラに対する「作者による謝罪」ではないのかと思いました。

19巻通常版の表紙(限定版も中身は同じ)のちひろはいい笑顔をしていますよね。
神のみぞ知るセカイ 19 (少年サンデーコミックス)神のみぞ知るセカイ 19 (少年サンデーコミックス)
(2012/10/18)
若木 民喜

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--2013/9/25追記

初めて恋をした記憶初めて恋をした記憶
(2013/09/25)
2B PENCILS

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昨日2B PENCILSのCDが届きました。
そうかあ。この歌を歌ったのか。

妄想で覆った耳で、このベースがエルシィ、このドラムが結、このキーボードが都、このギターが歩美、と聞いています。
ちひろとかのんのハーモニーが心地いいです。

--追記ここまで

これに限らず本作品全体を通じて、作者である若木民喜さんが自身が生み出した各キャラを深く愛していることがひしひしと伝わってきます。

漫画家さんが自分のキャラを愛するのは普通のことかもしれません。
しかし本作品での各編ストーリー、攻略対象キャラ設定、攻略後に見せる桂馬の表情などからは、各キャラに対する若木さんの並々ならぬ愛情が見て取れます。
本作品のスキーム(枠組み)では、攻略対象を「誘惑して恋に落とし、記憶を消して捨てる」ことが避けられません。
逆にそれだからこそ作者として持たないではいられない愛しさが、作品ににじみ出ているのだと思います。

さて、ここを読んでいる皆さん本当に興味ないでしょうけれど、私の好みのランキングを表明しておきます。

1.鮎川天理
2.汐宮栞(僅差の二位)
3.中川かのん(アニメ版より原作の絵のほうがいいと思う)
4.ハクア・ド・ロット・ヘルミニウム(何度も裸にされてちょっと可哀そうw)
5.日永梨枝子(若いとき)
ー.高原歩美(枠外急上昇)
0.エリュシア・デ・ルート・イーマ(番外別格)

梨枝子婆さんを除いてあまり意外性のないランキングかな。
歩美は元々「最初の攻略対象」ということで印象が強かったのが、16巻のお見舞いイベント,19巻の(ちょっと無理を感じる)結婚イベントでさらにそれが強くなっています。
エルシィは本当に別格。彼女だけで今回程度の量の文章が書けますが、それは次の機会にします。19巻ではかのんになり代わっている場面がほとんど出てこなかったのが残念。

ランク内全員に対する本格的なコメントを書くとうざくなるのでそれは自重します。w
なので、一人だけ。(それでもうざっww)

【鮎川天理】

天理は、小学生の時の桂馬との経緯はともかく、またディアナのキャラが強いので少し勘違いしそうになりますが、本人はいたって地味で存在感の薄い子です。

ビジュアルは、髪型(特に前髪)のせいか手塚キャラの女の子を思い浮かべます。
これはこれで私らの世代からみるととても好ましいことです。
女性を描くのが下手と言われた手塚治虫さんが、もし上手だったらこんな娘を描いただろうなと思います。

最近はしなくなったプチプチつぶし、それと趣味にしている手品は、いずれも女の子の属性としてはかなり珍しいですね。
手品はこの後何か意味を持ってくるのかな。

彼女を一言で言い表すと「一途」になろうかと思います。

一途さは幼馴染キャラとしてはあってほしい属性です。
ただ、桂馬が示した幼馴染必須の属性に一途さは含まれていません。
一度回り道して戻ってきてもいいということなのでしょうし、そもそも桂馬は天理を幼馴染と認めていませんけど。
でも私は天理が桂馬の幼馴染(もしくはそれに近い存在)だから好きなのではありません。

ちょっと横道にそれます。

桂馬が天理のことを「忘れていた」のは何か理由があるのでしょうか。
桂馬がゲームにはまったのがあの校内キャンプ以降であったというのなら面白かったかもしれないですね。(実際にはその時点で既にはまっています)

桂馬は本作品の主人公であり、ほとんど唯一(亮や先生などは除外)の男性キャラですが、そのかなり特異な設定・性格のために、読んでいて彼の思うところがゲームに関すること以外はなかなかわかりにくいです。
駆け魂狩りと女神捜索の進行によって変化してきているらしいとしても、それもまだちょっと見えにくいです。

なので男性読者の場合、本作品を桂馬視点で(つまり桂馬に感情移入して)読んでいるかと言えばそれはかなり怪しいのではないでしょうか。
ではそれぞれの女の子視点で見ているかと言えば、これも簡単にはそうとは言えないでしょう。

個々のエピソードを読んでいるときはドタバタラブコメディーを楽しんでいる気分になっています。
しかし全体的に俯瞰した場合は、エルシィ(場合によってはハクア)の視点で見るのが一番落ち着くのではないかと思います。

エルシィは桂馬に密かな想いを寄せているのに、攻略の場面で桂馬が他の女の子に近づくことに関しては嫉妬などの様子を全く見せません。

そうすると、さらにその外側、つまり本作品を読んでいるリアル世界の読者個人が自分がどのキャラが好みかと考えるとき、それぞれのキャラの物語の中での立場や(桂馬に対してとった)行動は判断の基準にはなりません。

逆の言い方をすれば、どのキャラが好みかの判断は、物語とは無関係にそのキャラが身近に(それは想像の3Dでも、妄想の2Dでも構いません)いたとき、自分がどの子が好きかだけ考えればいいということになります。
但しこれは本作品限定の基準です。


話を戻します。

つまりその基準で考えたとき、私は天理が一番好きだということです。

==

ここで言っていることは、私が現在高校生だとして、周囲に本作品のキャラがいたとき、その中で天理を好きになっているだろうなということです。
堂々と書いてきたけれど、よくよく考えてみれば、かなりみっともない表明でした。w

恥かきついでにさらに言えば、天理に「告白」することは多分できないでしょう。
ストーカーの二歩手前くらいの立場で見ているだけだろうと思います。

これが栞だったらもしかすれば声をかけるくらいはできるかもしれません。
でも、返事すらしてもらえずに振られちゃうんだろうなあ。w

妄想の世界でも負け犬根性が抜けないってのは情けない。ww

==

2012/11/8 追記

えー。すみません。自分でうざっと書いておきながら我慢できませんでした。
なので、日記をアップした翌日早々に、二人目へのコメントを追記します。
こんな調子で5人全員に書いてしまうのかなあ。w

==

【汐宮栞】

アニメ第Ⅰ期のエンディング曲「コイノシルシ」のCDジャケットに描かれた栞は最高にかわいいですね。
コイノシルシは4人+エルシィで歌っているバージョン(あれは切り貼りなのでしょうか)が一番いいと思いますが、単独バージョンでは栞のがお気に入りです。
栞本人は「カラオケなんていう恐ろしい場所には絶対に行きませんからね」と言っていた(実際には書いていた)のに、歌が上手いんだもんなあ。ww
声優の花澤香菜さんが文学少女の天野遠子もやっていたことを知って笑ってしまいました。どちらも2010年のようですから同じ時期だったのかな。

「図書委員だったら図書館にある本を全部読むくらい普通です」という発言。
舞島学園の中等部に入ってから4.5年間365日毎日読んだとしても、蔵書1万冊について平均で6冊/日になります。
あの図書館で1万冊ってことはないから、この数字は蔵書数に比例してもっと多くなります。しかもそれを全て記憶していて、頭の中に索引も持っている。
栞のこの能力はWikipediaの記述では「駆け魂の影響」となっているけれど、そうでしたっけ?

私は本を読むことが好きな子、本に関する話ができる子、そして何より本を愛する子が好きです。
女神編の中で、栞が最後に書いた文章に表れている本に関する記述の優しく、美しいこと。
また、栞の物の考え方、感じ方、若干独善的でもある正義感などもとても好きです、
でも栞の読書量には太刀打ちできないし、栞のコミュニケーション障害の前ではまともに話をすることができないかなあ。
桂馬の攻略対象の中では一番取っ掛かりがつかみにくい、難しい相手ではなかったかと思います。
神の域にある桂馬の女子攻略能力がないと無理かもしれない。w

面白いと思ったのは、女神と宿主の関係において、栞以外のケースでは両者の性格や考え方が極端にもしくは微妙に異なっている(天理とディアナなんかその最たるものです)のに、栞とミネルヴァはかなり似ている点です。
図書館での立て籠もりを行った栞の行動と、座り込むことで結界を張ることができるミネルヴァの能力は同じですよね。
それと、他の女神が宿主の保護者的言動をするのに、ミネルヴァは栞と対等もしくは被保護者的な位置にいるというのもかわいくていいなあ。
でもミネルヴァだけ宿主から離れて行動できる理由は説明されていません。

天理と比較したとき、ビジュアル、性格、嗜好その他の項目で、私の評価は実は栞の方が勝(まさ)っていました。
なのに、僅差で二位にしたのは理由があります。

天理の項に書いた「そのキャラが身近にいたとき、自分がどの子が好きかだけ」考えるという基準は、「私が現在高校生だとして」という前提を含んでいます。

私には現在高3の娘がいます。(そんな立場でこんな文章書いているのかという突っ込みはご遠慮下さい。趣味の世界にそんなことはどうでもいいのですww)

そして、私が栞を見るときには「仮想の同世代としての視線」よりも「娘を見る親としての視線」の方が強くなってしまうのです。

栞の少しおどおどした態度とミネルヴァの被保護者的な存在が相乗して結果的にそうなってしまっているようです。

これによって、上の前提が少し薄れてしまいます。
なので、同世代として好意を持つ対象として比較したときに、天理の方が上になってしまったのです。
ちなみに、私の娘は栞とは全く似ていません。w

2013/5/14付の日記
画集が売り切れているので、今となってはここでしか見ることのできない貴重なイラストを東雲すずめさんのご厚意によって公開しています。
 → 東雲すずめさんが描いた超可愛い汐宮栞


==

11/10追加
【中川かのん】

かのんについて書くのはちょっと難しいです。
桂馬と同じクラスではありますが学校に殆ど来ていないから身近にいる存在として見ることができないからです。

かのんは自分のことを「古いタイプのアイドル」と言っていました。
「古いタイプ」の意味は明確ではありません。
・グループではない
・女優,声優やモデル出身ではない
・歌唱力はあまり問題にならない
・曲の自作自演はしない(たまにはあるかも)
・際立つ個性はない
こんなところでしょうか。

かのんは元は3人グループCitronに所属していましたから、その意味ではモ娘。やAKB卒業後にソロデビューした人に相当するのかな。
でもちょっと違うような気もします。Citronがあまり売れなかったせいかな。
まあ、あまり深く考えないで70年代から80年代にかけての全盛期にいたタイプのアイドルに近い存在ということにしましょう。現在では実質絶滅していますよね。

そのかのんを上に書いた「身近にいる存在」としてむりやり考えた場合どうなるか。

プリプリ舞校で2-B代表の姫候補になった歩美すら遥かに及ばない群を抜けた可愛さを持ってはいます。
しかし他には外見も性格も地味で目立たなかった頃に周囲から忘れられていたことのトラウマがあるくらいの個性しかありません。

このトラウマはアイドルとしては情緒不安定さや、攻略のために接近した桂馬への依存症となって表に出ていますが、もしアイドルにならなかったらどのような形で発露していたかあまり想像できません。

やはりアイドルという巨大な属性を抜きにして考えるのは無理です。

アイドルという存在は、それを表現者、アーティストと見なすことはあり得るとしても、実際のところは「疑似恋愛対象」です。
この言葉ちょっと嫌なので使いたくないけれど、他に適当なものが見当たりません。
そして、今私が書いているこの文章では、マンガの登場人物を同じく「疑似恋愛対象」として扱っています。(ひゃー、恥ずかしいw)
であるならば、かのんは二重の意味での「疑似恋愛対象者」ということになります。

実は私が神のみ関連で買った最初のCDはかのんの「サマーボーイ」です。
すみません、「夏色サプライズ」でした。サマーボーイはC/Wでした;
「Birth」の初回限定版が欲しいのですが、ネットのは高くて買えません。
今度地元の中古CDショップに行ってみようかな。
二重の疑似恋愛対象者名義のCDをリアル世界で買うなんて、すごい構造だ。w

私が10代、20代の頃に実際にレコードやCDを買ったアイドルは、アグネス・チャンさん、河合奈保子さん、小泉今日子さん、斉藤由貴さんです。
傾向を言えば「童顔巨乳」?
いやいや、当時は本当にそんなつもりは全くありませんでした。w

Wikipediaのデータで見ると、かのんは攻略対象者の中では春日檜・春日楠・長瀬純・上本スミレに次いで5番目なんだなあ。
B=95の檜はともかく、B=86は巨乳とは言わないのかもしれないけど。
繰り返しますが、私に巨乳趣味はありません。むしろ、栞や生駒みなみ程度のほうが好ましいです。説得力ねぇーw。
(このデータは一覧表にしたものを下のほうに貼っておきます)

いずれにせよ、私はかのんをランキング一位にしたっておかしくないのです。
でも今回のランキングに設けた条件に照らすとそういう訳にもいきません。
ということで、かのんは三位になりました。

==

【ハクア・ド・ロット・ヘルミニウム】

私はツンデレキャラはあまり好きではありません。
好きな人に言わせれば、ツンからデレに変わる瞬間がいいということらしいです。でも私にはその感覚が分かりません。
ツンはデレの裏返しなのだとしても、そのツンの部分で気分がなえてしまうからです。
(要するに気持ちの底が見抜けないってことですけど)

ハクアは厳密に言ってツンデレに分類されるのかどうか微妙かなと思います。
特に登場初期はデレの裏返しとしてのツンではなく、桂馬の態度に心底あきれています。
桂馬に好意を持った後でも、その感覚は残っているように見えます。

とは言え、場面場面で見せるハクアの反応は可愛いですね。
その可愛さはエルシィの可愛さとはまた種類が違うから、二人本当にいいコンビだと思います。

努力型の優等生で、その知識、理論と実践とのギャップに悩むという辺りは、攻略対象になった女の子の心のスキマの生まれ方よりも明確です。
しかもこれは実績が上がっていけば自然に消滅していく性質のものですから、それほど深刻ではなかっただろうと思います。

だけど、次のステージになって、ドクロウ室長が望むようにハクアが新地獄の上の位についたとき、そのままで下の者が付いてきてくれるかどうか。
もう一段の成長が必要ではないでしょうか。

桂馬との関係を考えると、言い切ってしまえば、ハクアは「一番望み薄」でしょう。
そもそも私にはこの物語の最後が全く想像できていないのですが。

であっても、ハクアの将来の姿は想像できます。
桂馬への思いを断ち切って、新地獄のリーダーとして活躍している姿です。

そういう、孤高さとはちょっと違う、上に立つことを運命付けられた者が持つ健気さないしは悲哀が、ハクアへの好感につながっているのでしょう。

それにしても、ハクアの作る味噌汁は食べてみたいものです。w

お。今回は比較的冷静に文章が書けた。w
私がハクアに対して持っている敬意を伴った好感が、天理、栞、かのんに感じる、言い訳を必要とするような羞恥を含んだそれと若干異なっているからでしょう。その分、短いですしね。

==

【日永梨枝子】

梨枝子編(こう呼んでいいのかどうかw)は他の女の子の攻略編とかなり趣が異なります。
桂馬による攻略は行われず、駆け魂はエルシィの説得で出てきました。
駆け魂とエルシィの会話が成り立ち、しかも説得を聞き分けるような理性を持っているというのはちょっと驚きです。

梨枝子婆さんの歳はいくつなんでしょうね。Wikipediaでも「不明」となっています。
あの見た目の雰囲気は、昔だったら60歳代かもしれないけれど、今なら70歳代以上かなあ。
「小さいころ食べ物が少なかった」というセリフから推測すると、昭和10年代中頃の生まれ、やはり70歳代前半といったところでしょう。
私の母より年下じゃん。ww

でもそれではご主人や友達がみんな死んでしまっているというのは、まああり得ないことではないけれど、無理があるかなあ。
かといって80歳代とすれば、愛梨の年齢の孫がいるという設定がちょっと苦しい。

本来梨枝子婆さんの歳にこだわる必要はないんですけどね。ww

それを敢えてあれこれ考えたのは、同じような存在として思い浮かぶ「夏目友人帳」のレイコさんと比較するためです。
既に亡くなっているレイコさんは、生きていれば60歳くらいと想像しています。
梨枝子婆さんより年下だったのは間違いないでしょう。

レイコさんは必ずセーラー服姿の女子高生として登場します。
梨枝子婆さんが見せた若いときの姿は、スカートにブラウスを着ていて高校生とは言い切れないけれど、10代後半という意味では同じでしょう。

妖(アヤカシ)が見えるレイコさんは変人もしくは狂人として周囲から常に避けられていました。
それに対して梨枝子婆さんは家族と友達に恵まれ、温かい環境の中で暮らしてきたことが想像できます。
心のスキマの原因はそういう大切な人が居なくなっていることではありますが、それ自体は仕方ないことと割り切っています。
墓場でのあの出来事がスキマの解消につながったのかどうかはよく分かりません。
桂馬は埋まるはずがないと言っていますしね。

愛梨そっくりの幼少期は愛梨と同じような女の子だったのだろうなと思わせます。
そして10代の雰囲気はまたそれと違って鄙には惜しいくらいの美人です。
優しさ淑やかさではなく、爽やかさ快活さを感じさせます。
それにあのループタイ風の胸飾りがキュートなんだなあ。

現在の梨枝子婆さんはほっこりした雰囲気を見せています。
所謂可愛いお婆ちゃんということですね。

人の持つ本質は、年を重ねても若い頃とそう変わるものではありません。
だけど、表面に表れる雰囲気はその人の送ってきた人生に左右されます。
梨枝子婆さんの辿った人生は一つの理想に近いものだったと考えていいのでしょう。
詳しく述べられている訳ではありませんし、起伏の乏しい平凡なものだったのかもしれませんが、少なくともレイコさんよりは幸せな人生だったのだろうと思います。

えー、こほん。
以前xxxHOLiC感想でここに書いたことがありますが、私には昔から年上萌え属性が全くありません。
高校生の視点で好みを考えるという今回のランキングでは長瀬先生ですら対象外的な扱いになります。(300歳を超えているハクアはどうなるんだww)
なので、ランキング5位の梨枝子婆さんには「若いとき」という限定を付けています。
婆さん萌えでは決してありません。ww

==

ふう。とうとう五人全員にコメントを付けてしまいました。
放っとくとこれからさらに歩美、美生、みなみと書いていきそうなので、一応これで打ち止めにします。

これから書く場合は追記ではなく日付を変えます。
明日にでもまた書いたりして。
でも頭を冷やすためにしばらく休もうかな。w

==

以下の表は、Wikipediaの「神のみぞ知るセカイ」登場人物紹介部分で、【】で詳細が記載されているキャラクター(女性のみ)のデータをまとめたものです。
だから、桂馬母や、雪枝さんも入っています。二階堂先生はデータがなかった。

NoはWikiでの出現順です。

girllist.jpg ← クリックで拡大します

Wikipedia神のみぞ知るセカイから作成

ただしここに載せているのは一覧表の「画像」です。
テーブル形式のデータはこのブログに載せるのが難しいため、私の個人サイトに用意しました。
もっと詳しく見たいとか、手元のパソコンにコピペして並び変えなどをしたい方はどうぞ。

リンク →  攻略女子一覧テーブル形式

==

上の表のデータを加工して、スリーサイズの比較グラフを作ってみました。

ちょっと分かりにくいですが、一本の線分が一人を表しています。
横軸がバストなので、右に行くほど「乳がでかい」ということになります。
縦軸はヒップ(個人線分の上端)とウエスト(個人線分の下端)です。
ヒップはバストにほぼ比例していますが、ウエストはハクアより右はあまり違いがありません。
檜やノーラはナイスバディの持ち主ということが分かります。

逆に幼児体型なのが、灯と月夜。
ハクアが境界線かな。

ごちゃごちゃするのでグラフ中には数人の名前しか載せていません。
凡例を参照して下さい。

ここまでくると、もう暴走だなあ。www
一応言い訳しておきますが、これはあくまでシャレです。
私がエロい目で各キャラをみている訳ではありません。
ええ、決して。


攻略3size  ← クリックで拡大します


PIXIVで見つけた栞のイラスト
いや、これは、可愛い。


JACCS御坂フィギュア届く
JACCSカード限定御坂美琴フィギュアが届きました。

JACCS御坂 ← クリックで拡大

今年初めにプレスリリースされ、4月から募集開始となっていたJACCSのクレジットカード「とあるカードの加点収集」を申し込み、到着後3カ月以内にそのカードで累計3万円以上の買い物をした先着3000人にプレゼントされるものです。
jaccscard.jpg

私がそのカードの存在を知ったのが8月末頃。ニコ動のサイト内広告でした。
申し込みをして、カードが手元に届いたのが9月下旬。
そのカードを使ってPSVita+グラビティデイズ+メモリー+付属品を買いました。
Vita買うのは夢のまた夢と思っていたけれど、カードの存在を知った直後に、本当にたまたま、生命保険のボーナスが臨時収入として入ったのです。
これで条件はクリア。口座引き落としが10/29で、その前々日の27日にフィギュアが届きました。

募集開始から半年経っても入手できたのは本当によかったです。

でもやはりハードルが高いですね。
高校生以下はカードが作れません。それ以上でも審査があります。
審査を通って作れても3カ月で3万円ということは最低でも月1万の買い物を3カ月継続しなければならない。しかも翌年から年会費を取られる。
これでは大学生ではちょっと苦しい。
中高生が親にねだってもなかなか「うん」と言って貰えないでしょう。

タイミング的にも原作はともかくアニメの新シリーズが始まらない現状では人気が少し落ち着いているからなあ。(と書いていたら、アニメ二期の製作決定というニュースが。www)
それに御坂のフィギュアは他にも数多く出ているし。

先月そのJACCS御坂がヤフオクに5000円で出品されていましたが、入札なしでした。
春から初夏頃にはどうだったのかなあ。
Yahooオークションの例(これは4500円)

私は数年前まではフィギュアに全く興味がありませんでした。
テレビドラマ版電車男に出てきた月面兎兵器ミーナのは欲しかったけれど、買うにまでは至りませんでした。
でも、鏡音リンレンのfigmaを買ったことで火がついて、気が付ば机の上に箱入り娘が山積みになっています。w

開けると付属の小物を絶対に無くすから、開けられないのです。
← 買う意味あるのか?

でもさすがに見境なしに買う訳ではありません。
男性キャラはまず買わない。バトル系、ロボット物にも基本興味がない。
で、その結果が以下です。

御坂美琴    2体(JACCS,白水着)+ 御坂盛り
涼宮ハルヒ   2体(光陽園制服,中学生)+ 一番くじ2体(水着,浴衣)
長門ユキ    3体(北高制服,魔法使い,ネコ)+ 一番くじ2体(水着,浴衣)
朝比奈みくる  1体(大人)+ 一番くじ2体(水着,浴衣)
朝倉涼子    1体(ねんどろ)
春日歩(大阪)  1体(水着:雑誌のプレゼント当選品)
琴吹紬     1体(UFOキャッチャーでのゲット品)
桂木エルシィ  1体(拘留ビン付)
東雲なの    2体(ねんどろ,ぺたん娘)
川島みなみ   1体(もしドラねんどろ)
初音ミク    2体(ファミマねんどろ,公式衣装)
鏡音リン    2体(公式衣装)
鏡音レン    2体(公式衣装)
カイト     1体(ねんどろ:何故買ったんだろうw)
ダンボー    1体(amazon版リボルテック)

もしかすると買った順ではダンボーがリンレンより先かもしれない。
ダンボーには中の人である「みうら」が付属していますが、買った当時は「フィギュアを買った」という意識はありませんでした。

こうやってリストアップしてみると、合計で結構な金額になりそうですね。
でもレア物など入手時以上の価値があるものはありません。
今回のJACCS御坂は一応レア物に入るのかな。
白水着御坂は雑誌の読者限定注文品です。水玉水着は買えなかった。
ねんどろミクのファミマ版は数が出回っているでしょう。
いずれにせよ、売りに出す気はありませんけどね。

この中で一番高かったのは「神のみぞ知るセカイ」のエルシィです。
6000円くらいでした。それ以上するのは「心理的に」買えません。
現在エルシィとハクアのそれぞれ1万円超えのフィギュアが予約受付中ですが。w
同程度の値段で中川かのんや汐宮栞が出たら。うーん、悩むところです。ww
鮎川天理だったら2万円でも買う。(本気w)
これまでアニメⅠ期Ⅱ期はレンタルで済まし、ポスター型のイラスト集を買う程度に抑えていたけれど、コミック19巻のOVAで天理再会編を見てこれまた火が点いたようです。
神のみはこれから金食い虫になりそうだなあ。とりあえず、CDを3枚買いました。

(神のみについては、この次の日記「神のみぞ知るセカイ 19巻 感想」を参照して下さい)


ところで。
高校生の娘がいる夫がこんなのに血道を上げてたら、奥さんがドン引きするのが普通でしょう。
不思議なことにうちのかみさんはこの手の趣味を全く気にしません。
でもそれに匹敵するすごい趣味(アイドル追っかけとかw)を持ってるということでもありません。
私が買ったり借りたりするアニメDVDも一度は見ます。

ゲームに関してはとても嫌がるのに、この差は何なのか。
ま、いいや。ww

飲み屋や風俗のお姉ちゃんに入れ込むよりはよほど健全ですよ!
(世間一般がそう評価するかどうかは別w)

==

上の文章の元を書いたのが10/29です。
その日キャリーオーバーが付いていたLoto6を3口(600円)だけ買いました。
そしたら4等2口、5等1口の当りでした。合計24,000円。
これってエルシィとハクアを予約しろってことかぁ。wwww

おおっ。
さっき見たら、amazonにない。
締め切ったのかなあ。orz

翌日再検索したら、ありました。
Amazonアソシエイトの検索には載っていないみたいです。
リンクだけ貼っておきます。

エルシィ  ハクア



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