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書きたいことは山ほどあるけど、暇がない。 だから、多分、どれも旬を過ぎた話題ばかりに なりそうなブログ。ここでのハンドルはたか号ですが、小説などはgatsutaka名で書いています。
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とある飛空士への恋歌 アニメ感想
2、3、4話 及びそれ以降のコメントは下の方に追記しています。
13回、最終回までコメンしています。


1/13深夜24時(1/14午前0時)開始のBS日テレで第一回をその時間に見ました。

一応録画予約はしていましたが、うちが入っているケーブルテレビはBSのチャンネルは一度アナログに変換しないと録画できないのです。当然画質が劣化します。
それに番組表と連動しないので、時間がずれると録画できません。
なので、パラボラを立てている実家にもバックアップとして録画を頼んでいます。

勿論ニコ動でTOKYO MXと同じ日、時間に見ることができることは知っています。
しかしPCの小さい画面では見たくないし、テレビにつなげれば大きくなるけれど、家庭内手続きが面倒臭い(その時間にかみさんの見たいものがある)ので、一週遅れにせざるを得ないのです。(あれ? 別の時間に見ればいいのか。ww)




ということで、一週遅れの第一回感想です。
二回目以降の感想を書く場合は下に追記します。

恋歌のアニメ化は追憶の映画があらゆる点で失敗だったことから完全に諦めていました。
でも追憶を含めた飛空士シリーズの素晴らしさがそんなことを蹴散らしてくれたのでしょう。
アナウンスがあってから半年。ずっとずっと楽しみにして待っていました。

森沢晴行さんのカルエルが、アリエルが、クレアが動いているよ。普通に喋っているよ。
こんな嬉しいことはありません。

最初のシーンを見て、作り手が相当力を入れていることを感じました。

飛空士の世界は電子機器があまり発達していない、アナログっぽい世界です。
画面の雰囲気がそれをよく表していると思いました。

・家族の別れのシーン。
・沢山のエル・アルコンが同時に飛び立ってイスラへ向かうシーン。
・風の革命広場でニナ・ヴィエントが演説しているシーン。
・イスラの係留索が外されるシーン。
・カドケスの学生寮でカルエルとアリエルが口喧嘩しているシーン。
・シルクラール湖畔の道でカルエルとクレアが自転車で二人乗りしているシーン。

第一回で印象に残ったシーンはこれだけあります。
係留索なんか普通に見ている分には大したシーンではありません。
しかし空飛ぶ島であるイスラの発進を印象付ける原作の描写を丁寧に描いているなあと思ったものですから。

ちょっとだけ違和感があったのは、超弩級飛空戦艦ルナ・バルコのデザインと、イグナシオが重要キャラ扱いされているところくらいかな。
でもだから嫌ということではありません。

今回のシリーズがストーリーのどこまでを扱うのか、最後まで行くのか知りません。
途中までだとしても、文庫本5冊のボリュームを持つ原作からかなりの部分が削られるのは仕方ないでしょう。

取捨選択はアニメの作り手さん達がどれくらい原作を愛しているかにかかっています。
別の言い方をすれば、泣く泣く削除するのか、自分の思うことに沿わないものをばっさり切り捨てるかの違いということです。
原作を読んでいない人にはその違いは分からないかもしれませんが、原作ファンだったら区別できます。
第一回を見た限りでは、アニメ版の方向性は私の感性と同じのようです。
期待して今後の展開を見守りたいと思っています。

空族との戦闘、聖泉、空の果て、バレステロスへの帰還、クレア奪還への旅立ちなどは当然あるとして、カルの幼少期、クレアの幼少期、風の革命、シャルルの登場、ファナの登場、さあ、どこまで描いてくれるかな。

別れの場面でカルエルを胸に抱きしめたノエル姉さんはあの時点では22歳、マヌエル姉さんは18歳です。
オープニングに9歳のカルエルとアリエルが一緒の布団で寝ている場面が描かれていたから、本編にもカルがアルバス家に連れてこられた当時の様子は当然あるのでしょう。

センテジュアル組の面々は今回は顔を見せただけでした。
ナナコが、チハルが、シャロンが、ノリアキが、ウォルフガングが、ミツオがいる。
彼らのその後の運命を知っている身には、ううう・・・。

シズカさんはイメージ通りでした。
もう、そのまんまって感じで笑ってしまいました。

しかし日曜深夜はきついなあ。
今回はたまたま翌日が休みでしたけど、普通の月曜日は一週間の始まりですもんね。
でも、できるだけ放送時間中に見ることにします。

原作の感想は「カテゴリー とある飛空士」でお読みください。

==

第二話は犬村さんがtwitterで言っていたように、登場人物の紹介的な回でした。

原作を読んでいるときに気付かなかったことが、アニメでビジュアル化されたことで幾つか見えてきたような気がします。

あの学生寮は飛空科センテジュアル組専用ってことなの?
でも普通科や整備科にも親許を離れてイスラに来ている生徒もいるはずですよね。
科毎にそれぞれ寮があるということなのでしょうか。贅沢だなあ。w


ヴァン・ヴィール組にも女の子がいたんだ。
当然いるのでしょうが、思い至らなかったなあ。w
ということは彼女達もいずれ・・・。

一話、二話をニコ動でコメント付きで見ました。

ネタバレ厨はひどいね。
私は全部知っているからいいけど、3人の子供は原作を全く読んでいないのでこれは見せられない。

笑えるコメントも結構あるけれど、見ていて気分を害するのが多いからこれからは見ないようにしとこうかなあ。

ジブリとの比較とか、インなんとかさんとか、LLFとか、ミリタリーオタクの知ったような解説とか、まあ、ニコ動のコメントってそんなもんですけどね。

話が進んでいけば内容に惹きつけられたコメントがもっと増えるのでしょうかね。(甘いか)

あ、無茶苦茶受けたコメントがありました。

第一話、カルエルがクレアの自転車のチェーンをはめてやったとき、コミュニケーション障害の様相を見せていたクレアが「ありがとう」と礼を言います。
そのとき「ありがろん」というコメントが。

これは、神のみぞ知るセカイの汐宮栞のセリフなんです。
いやあ、受けた受けた。ww

==

第二回を見たあと、原作の読み直しを始めています。
あれだけ長大な感想を書いていながら、読み直しは初めてなのです。(大丈夫かい?)

案の定、感想に書いたことの間違いに幾つか気づいてしまいました。さて、どうしようかな。今更だよなあ。w

月曜夜に丁度風の革命を読み終わったので、第三回は我慢できずにニコニコ生放送で見ました。
塾の迎えはかみさんに頼みました。
普段色々こき使われているから、年に数回の頼みごとは引き受けてくれます。w
でも勿論、アニメ見るからなどとは言っていません。
金を捨てるだけだったニコニコプレミアムに入っていてよかった。
今回はとりあえずコメント無しで見ました。

アニメ版の風の革命はコンパクトにまとめられていると感じました。

その中に描かれていた革命前のパレードの場面は、原作ではアリエルの回想に出てきます。
父親に連れていってもらったパレードで、馬車に乗った皇子カール・ラ・イールの顔を見ているのです。
ここ、アリエルが皇子に憧れを抱いていたことを示す重要な場面です。
多分、もう一度そのパレードの場面が出てくるのでしょう。

イスラの場面は、時間が進行して出発の一カ月後になっていました。
学生寮の夕食にクレアが参加してアリーのカレーを食べるシーン。
シズカ寮監が残りのカレーを全部食べてしまうシーン。(シズカさんは原作よりも馴染んでるw)
食堂にイグナがやってきてすぐに出ていくシーン。
貴族地区に戻るクレアをイグナが見ているシーン。 イグナ、存在感あるなあww
格納庫でナナコがカール皇子の噂話をしてみんなに笑われるシーン。
初めての編隊飛行訓練で、カルとクレアのペアがヴァン・ヴィール組の隊に組み込まれ、進路妨害などの嫌がらせを受けるシーン。
その結果、雲の中で進路を見失って海に不時着するシーン。

今回は不時着で終わりかい! w

まだ、本格的なストーリーには入っていませんもんね。
あ、そうだ。皇妃が連行されたあと、カールがミハエル父さんに拾われた重要なシーンもありました。
ただ、あそこに彼がいたのは原作でも唐突だったんですけどね。w

生放送終了後の犬村さんのツイートに、この作品はストーリー重視だからと書いてありました。

背景が動かないとか、作画がおかしいとか、アニメとして色々批判されているみたいですけど、犬村さんが仰るようにストーリー重視、ついでにキャラ重視で見ている私にはあまり気になりません。

第一回、二回ともニコ動や録画で何度か繰り返して見ていますが、見る度に嬉しくってねえ。
この後に残酷なシーンや悲しいシーンが控えていることを知っているのに。

第三回で生放送本番前に表示していたコメントに「2シーズン」と書いてあるのもあったけれど、これは恋歌が冬から春まで連続、もしくは一度途中までやってからその後に第二期があるってことなのでしょうか。

どちらにしてもまだ始まったばかり、しばらくは至福の時に浸れそうです。

==


何だか「話」と「回」が混在していました。
同じ意味で使ってるんだけど、これからは「回」に統一しましょうかね。


アニメ各回と、私が現在やっている原作の再読み込みがほぼ同期していて、比較するのに丁度いい具合です。

ここまでの印象では、かなり大胆に原作の構成を変えてあります。
現在進行部分と回想部分とが、原作に登場する場所(現れる順番)からみて相当入れ替えてあります。
各エピソードも現れる場面が違っていたり内容を少し変えてあったりします。

例えば、第4回で言うと

・カルエルがゴムボートをひっくり返すときに海に落ち、濡れた飛行服を脱いでパンツ一丁になった姿を見て気を失ったクレアが海に落ちる
 ↓
・ゴムボートをひっくり返すときに二人同時に海に落ちる。カルエルのパンツ一丁姿を見たクレアは顔を赤くする

・魚を釣って、それを焼いて食べた
 ↓
・魚は釣れなかった

・救援が来たとき、クレアはもう起きていて飛行服を着てエル・アルコンの座席に座っていた
 ↓
・二人ともまだボートで寝ていた

・遭難したカルエルをアリエルが心配している様子は、カルエルが戻ってきた後で同級生達が口にする
 ↓
・センテジュアル組全員が格納庫で夜を明かす場面が同時進行で描かれる

・風の革命を宣伝する演劇で王妃を演じた女優に石を投げた悪ガキに喧嘩を挑んだカルエルが顔の形が変わるくらいボコボコにされながらも相手が逃げるまで「母上に謝れ」と言い続ける
 ↓
・ある程度の怪我で終わる


原作が好きな作品のアニメ化の場合、こういうことをされると少なからず「嫌な感じ」が湧いてくるものです。
だけど恋歌に関してはそれが全くありません。

これは、上の第一回感想に書いた「アニメ版の方向性は私の感性と同じ」という感覚が正しかったということなのでしょう。

このアニメに犬村さんがどの程度関与しているのか分かりません。
参画しているのなら猶更、そうでないとしても、恋歌アニメの作り手を信頼してもいいと思っています。

根本的と言っていいくらい違うのはイグナシオの扱いですね。
イグナは原作では2巻まで殆ど登場しません。
アニメ第4回では、遭難した二人を心配して嵐の中探しに行こうとして阻止される様子が描かれています。
この時点では心配の対象が二人なのかどちらか一人なのか分かりませんけど。

イグナは、私が一番最初の恋歌感想に書いたように原作の特に物語前半での動きや描かれ方が少し不自然でした。
アニメ版での扱いは、私が感じた原作の不備を補っているのかもしれません。
謎めいた美形男子キャラとして、カルエルに興味を持てない視聴者を惹きつける存在として作り込んでいるかもしれませんけどね。
いずれにせよ、彼は後半で重要な役割を担います。

原作と異なることで、OPアニメと本編とで少し齟齬が出ています。
OPには寮の食堂でアリエルが口に入れた物を噴き出してるシーンがあります。
あれは原作のイラストにもあるのです。
それはナナコが「カール皇子がイスラに乗り込んでいる」という噂話をしたことへの反応です。
でもアニメではそれが格納庫での場面に変えられたので、整合性が取れなくなっているのです。
もしかしたら、OPアニメを作った人との連絡不足だったのかもしれないですね。

さて、次回は陸戦訓練から湖での水遊び、夜のキャンプファイヤーという展開かな。
水遊びのシーンはOPにもありますしね。
カルエルとクレアが水着のまま薪拾いに行って森の中で迷って、クレアが足を怪我して・・・というまだ平和な時期の青春の一コマをシズカ寮長が正座して見てたというあの場面は描かれるのか。w

第4回のラストでクレアの正体が明かされたから、もしかしたら微妙? ww

==

第5回はちょっと急ぎ足だったな。

陸戦訓練から水遊び、キャンプファイヤー、森で迷って、という部分を前半に凝縮して詰め込んでありました。

あの訓練の過酷さの表現が足りない、カルとクレアを二人で薪拾いに行かせたアリーの配慮がカット、といった辺りは残念でしたが、全体としてはコンパクトによくまとまっていたと思います。
水遊びでのミツオの様子は森沢晴行さんのイラストのまんまだったなあ。w

今回はさらに、クレアの生い立ち、最初の空族の侵入-撃墜まであって、原作を読んでいない人にはめまぐるし過ぎたかもしれません。

クレアの生い立ちの部分では、売り飛ばすのはどちらの子供にするかと徴税官に迫られた母親が自分を選んだ(病気の弟が指差されると思い、自分から弟の盾になろうとしていたのに、母の指はクレアを直接差していた)ことで絶望するという辺りがカットされていました。
これは泣く泣くカットしたんだろうなあ。

このようにコンパクト化している一方で、原作にない部分も多かったです。

OP前の冒頭、寮の中庭にみんなでブランコを作っている場面。
原作にはその場面がなく、高校の寮になぜブランコが? と思っていました。
ブランコはこのあと二回、重要な舞台になります。

水遊びとキャンプのとき、アリーがイグナを無理やり誘う場面。
原作ではイグナはこの時点でもまだ殆ど登場しません。名前がちらっと出てくるくらいです。
ノリアキがイグナのことを「ツンデレ」と呼びました。これは原作ではストーリーのかなり後のほうで、イグナの態度に呆れた寮生全員が笑いながら一斉にそう言うのです。
イグナは結局最後までツンデレなのですが、その内面では同級生達へのシンパシーが沸き起こっていきます。
寮生達の様子を観察しているうちにそうなっていったということです。
でもアリーの性格、行動が与えた影響が最も大きいでしょう。
今回のアニメで示された場面もその一つに当たるのだと思います。
それにしてもイグナがジャガイモの皮を剥いているなんて。www

前回の遭難シーンから引き続いてクレアがカルエルをカール皇子ではないのかと疑う場面。
空族がやってくる前の時点でのこれも、原作にはなかったですよね。
ここで気付いたことは、後の展開にどう関わってくるのかな。

模擬空戦の途中で出現した空族機と、イスラ空挺騎士団機による撃墜。
模擬空戦の場面は原作にありません。
空族機の侵入と撃墜は、カルエル達とは無関係に起きた事件になっています。

これらアニメ版の追加変更箇所は、緻密に計算された本当に必要な事柄であると思っています。


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2014/2/4原作の読み返しが終わりました。
通しで全巻読んだのは二回目。
原作厨を自任するほど心酔しているくせに。w

私が以前書いた原作の感想に何カ所も間違いがあることが分かって愕然としました。
これは訂正を入れないとだめだ。

その感想をここに載せたのが2011年2月。(もう3年も前なんだ!)
これまでかなりの数の人に読んでもらっているのに、あ~あ、やっちまってた。w
追憶感想と恋歌感想を訂正して、構成を変更します。
すぐにはできそうにないので、終わったらここで告知します。←それ程のもんかい!w

恋歌アニメが始まってから、興味を持った中二の次男が原作を読み始めました。
現在3巻の中盤。そこからがもっと面白くなるんですよねえ。

捨てずに残していた4巻発売時のガ報(ガガガ文庫の広告)に、カルエルにもう会わないと告げたときのクレアのイラストに添えて「君を少しだけ大人にする」というキャッチコピーが載っていました。

読み終わったら、次男も何かを感じてくれるかな。

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2014/2/6

今日、オープニング主題歌のCDが届きました。
しばらくはリピートだなあ。

初回限定版を買ったけれど、DVDにはazuriteのMVが一つ入っているだけでした。OPアニメが入っていると思っていたのに。残念。
ライブチケットの先行予約なんかいらないやい!

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第6回はちょっと「嫌な感じ」が湧いてきました。

・聖泉到着がさらっと扱われていて、イスラ住民の喜びがあまり伝わってこない。

「聖泉」は「空の果て」と並んでイスラの旅の最大の目的です。
最初の目的である聖泉にたどり着いたことのイスラ全体としての喜びの表現が少なかったように感じました。

・ルイスと一緒にアリーメンを食べに来るアメリアがカット。

カドケスの寮でアリーメンの店を出したのは聖泉到着を祝うお祭りの一環です。
途中でベンジーとシャロンが買い出しに行く場面で少しそのお祭りの様子が描かれていましたが、関連が分かりにくく、ラーメン店が唐突な印象があります。
アメリアの役回りはソニアが務めました。
まあそれでも構わないんだけど、カットする意味が理解できませんでした。


今回は次回ミツオの散華のフラグに当たる回で、飛空課生徒による索敵実施が強調されていました。
でもあの索敵はイスラ前方に現れた囮(この時点では囮ではなく主力と思っている)に戦力を集中させて、念のために後方を索敵するという役割だったはずです。
原作を読んでいるときは、何らかの事態に遭遇するんだろうなと感じる程度でした。
アニメでは前方敵がまだ現れていない時点で索敵が言われており、これではどちらの方向を索敵するのかすらよく分かりません。

これまでのアニメ版のストーリーが原作の主要部分を踏襲したままある程度削除したり入れ替えたりしてあるのを許容してきました。
しかし、今回のはちょっと疑問符が付くなあ。

今のペースだと、今シーズンだけで最後まで行っちゃいそうです。
これから先に控えているのは、ざっと挙げてもこれくらいあります。

空族との戦闘
海猫の登場
空族との外交交渉・クレアの出立
神聖レヴァーム皇国への到着
空の果てへの到着
バレステロスへの帰還
第二次イスラ艦隊

どれも結構濃い内容です。
1シーズンって何回なんだろう。12回かな。
今回の嫌な感じが気のせいだといいんですけどね。

ED曲のCD届きました。
「赤い公園」っていうグループまだよく分からないのですが、聴いてみてやくしまるえつこさんを思い浮かべました。
それと、EDのアニメは結構好きです。
ニコ動にクレアの胸は着脱式なのかってコメントが付いているのは、EDでのクレアの胸が薄いからかな。ww

==

第7回

ミツオが死んでしまった。
ミツオ、かっこよかったよ。

ミツオ散華の場面は力を入れて作ってあることが感じられました。

でも、なあ。
他ではどうしてそれをカットするという点が多くてね。

触敵中のミツオとチハルを助けに行こうとするバンデラスにソニアが銃を向けて阻止しようとする場面。
なぜ阻止しようとしているのか分かりにくい。
原作ではソニアが銃を発射するのにそれがない。
次の場面ではソニアが操縦していて、何でそうなる? と思いますよね。

ヴァン・ヴィール組がファウストを中心として自主的に攻撃に参加する場面。
原作では空挺団からの命令で、勇んで出撃しました。
戦闘の経過がある程度端折ってあるから軍命令にすると辻褄が合わなくなるのかなあ。
あの時点では聖泉に潜っていた空族の主力はまだ発見できていないですよね。
あれ? 空襲警報は鳴ってたな。どういうこと?

ヴァン・ヴィール組のエルアルコン出撃を見てカルが自分達も参加しようとする場面。
原作ではアリーがそれを必死になって止めます。無駄に死にに行くようなものだと。
それでも熱くなったカルは聞かず、最後にはアリーも折れて一緒に行くのです。
なのに、アニメのアリーはカルを殆ど止めることなく、自分からエルアルコンに乗っていました。

次の回でアリーが銀狐の銃撃を受けるのはカルがアリーの制止を無視したことが原因で、それがカルの悔恨につながって、また更に成長していくという流れになります。
アニメでアリーの制止をカットしたのは致命的だよなあ。

==

第8回

空族との大きな戦闘の回。
ヴァン・ヴィール組の全滅、ウォルフの戦死、飛行場での陸戦といった重い場面が、短い時間に次々に現れて、なんだかあっさりしていました。
これ、2回くらいに分けるべきじゃないかなあ。

ファウストの指揮によるエル・アルコンの円陣形、縦列陣形は原作を読んでいるときのイメージのまま再現されてたし、エル・アルコンの躍動感、空戦の雰囲気、陸戦の緊張感などはよく表現されていたと思うんですけどね。

イグナとともに連れ戻されていたクレアがみんなを心配して飛行場に向かう場面は原作にありません。
ウルシラ伯爵夫人がそれを阻止しなかったのはなぜ? 描かれていないだけ?

シャロン達が闘っていたのは原作ではあんな塹壕でしたっけ?
それと、敵が目前に迫って危機的状態になったとき、しづかさんが忍術で助ける場面は完全にカットされました。
助ける役目はイグナが担いました。
原作の感想でしづかさんが浮いていると書いた私が言うのもあれですが、どうしてしづかさんの活躍をカットしたのかなあ。

銀狐の銃撃を受けてアリーが負傷する場面。
その前に、ウォルフが一機撃墜してなかったですか? 銀狐は学生の攻撃など問題にしなかったはずなのに。まあ、ウォルフの戦死に華を添えたってことなのかな。

カルが後からアリーにポエムと笑われた科白を吐くところはよかったな。
原作未読の視聴者がコメントでアリーが死んだと騒いでいました。

戦闘が終わって重傷のアリーは何日も眠り続けるのに、アニメではすぐに目覚めていました。
これ、時間の経過が描かれていないからそうではないのかもしれませんが、アニメだけ見ると分かりません。
なので、あれだけの戦闘をして、ウォルフ達も死んだのに、アリーとカル何やっとんじゃ! と思われないかなあ。
アリーがカルをお兄ちゃんと認める重要な場面なんですけどね。

海猫(シャルル)の登場はかっこ良かった。
次の次くらいで本人も姿を見せるはずです。もしかしたら、逆光のシルエットとかそんな感じになるかもしれませんけれど、

さて、私はこの感想で前々回くらいからアニメにケチ付けを始めました。
でもこのアニメを評価していないとか、そういうことではありません。
毎回待ち遠しくてとうとうニコ生で月曜10時に見るようになりましたし、原作との違いも含めて楽しんでいます。
原作からカットしたり、改変したりしている部分に少し違和感があるだけです。

ニコ生終了時のアンケートで、5段階のうち第1の大変良いが第8回は71.1%、なかなか伸びません。
第2の「良い」が多いんだなあ。ちょっと悔しい。

さあファナからの書状が届きました。
これから空族との最後の戦闘が始まります。

次回は戦死者の追悼式と、その後クレアがカルの正体を知るところで時間の半分くらいかなあ。
駆け足過ぎてじっくり浸れないのが大きく盛り上がらない原因かも。

第7回放送後の犬村さんのツイートに、「ネットで感想を読んでいる」と書いてありました。
おおお、と思ったのですが、私のブログはなぜか検索に出てこないのです。
ちょっと特別な操作をすれば300番目くらいに表示されるのに、普通では表示されません。
なので、このページ単独での閲覧は最初に書いてからこれまででたった3回。orz
多分ですけど、最初に登録したときのページタイトルを「アニメ とある飛空士への恋歌 感想」にしていたのが原因だと思います。なので途中で「とある飛空士への恋歌 アニメ 感想」に変えてみました。(でも今のところ成果なし)
今後も検索上位に上がる可能性が低いので姑息な手段を取ってみることにしました。

つまり、「とある飛空士への恋歌 第x回 アニメ 感想」という新規エントリーを毎回立て、その中にはこのページへのリンクを入れることにするのです。
リンクをクリックしてもらえない可能性が高いけれど、ゼロよりはいいでしょう。
← ほんと、姑息だなあ。w

==

第9話感想。

何かね、回より話のほうがいいかなと考えなおしました。
フラフラして申し訳ない。← 誰に対してw

今回は風邪ひいて寝込んでいたので、ニコ生でリアルな時間に見ることができませんでした。だからアンケート投票もできなかった。

第9話は戦死者の公式の葬儀、旅を止めて帰還しようという住民へのニナ・ヴィエントの宣撫、墓標前での追悼、カルエルがクレアの正体を知る、という地味だけど重要な場面が続きました。

前回の感想で、第9話はここまでを半分の時間でやっちゃうんじゃないかと予想していましたけど、一話全体を使ってくれたのはよかった。


葬儀で聖泉に落とされた棺は殆どが空だったことを誰かのセリフで入れるべきではないでしょうか。

ニナがセンテジュアルの街角で演説をした後、ニナでクレアであることにただ一人気付いたアリエルが馬車に駆け寄るシーンで、クレアがアリーに言った「あなたが大好き」というセリフがカットされていました。
あれを発したクレアの心情を考えると、かなり重要なセリフだと思うんですけどね。

湖畔に建てられたのはかなり立派な石の墓標でした。
原作では(多分空襲の瓦礫から拾い集めてきた)鉄骨を十字型に組み合わせた粗末なものでした。
私は原作の感想で「聖アルディスタの宗教で十字架は何のシンボルなのか」という疑問を呈しておきました。
ネット上でこれに言及している文章は他に見つかりません。
アニメで石にしたのはもしかして、あの文章のせい?

チハルがミツオの勲章をその十字架にかけます。
アニメでは墓標の上に載せただけでした。
あれは空の果てに近づいたときチハルが自分のものと交換します。
でも石の上に載せただけなら、風で飛ばされない?

カルエルがクレアの正体を知る場面は、原作ではまずカルエルがクレアに自分の正体を明かし、その後でクレアがニナであることを知ります。
アニメではクレアが以前から少しずつカルエルの正体に気付いていきますから、この流れではなく、いきなりカルエルの「お前は」というセリフになります。
この差異はまあいいんですけど、その後カルエルが寮の部屋の閉じこもって自傷までしてしまう懊悩の描き方が割と軽かったかなあ。

余談

OP主題歌azuriteのC/W曲「スキ キライ キライ 大スキ」が結構気に入っています。
さすが声優さんデュオ。掛け合いのセリフのような部分が見事です。

OP曲、ED曲ともにカルとクレアのことを歌っているようなので、この歌の二人がカルとアリーだと考えれば楽しさ倍増です。
内容があの二人の関係性とはちょっと違うんですけどね。

ただ、歌詞にある「空中はオッケーのルール」の部分の意味が分かりません。
これは女の子役のほうが「あっち行ってよ」と言った直後に男の子役が歌う部分です。
飛空機だったら近づいていい、もしくはエル・アルコンに一緒に乗るのはいいという意味に解釈するのはちょっと苦しいなあ。
だれか納得できる解釈を教えてくれませんか。

==

第10回

さあ、山場にさしかかってきました。
この後も色々ありますけど、今回始まった戦闘が最大の山場であることは間違いないでしょう。

今回はまあ、ほぼほぼ原作の流れに近かったかな。
かなりカットしてあるのは仕方ないんですけど。

ウルシラ伯爵夫人がイグナに「あなたの好きにしなさい」という場面は、記憶にありません。
でも、イグナがルナ・バルコに乗らなかった経緯を説明する上ではいい挿入だったかな。

恋歌アニメは追憶映画に比べて空戦の描写がとてもいいと思います。
追憶は空戦というより、一機で逃げ回るだけだったからある程度は割り引かなければなりませんけどね。

だけど人物の作画がちょっと。
部屋に引きこもっていたカルをイグナが引きずり出して湖畔で打ちのめすシーンでのカルの表情などはもうちょっとどうにかならなかったのでしょうか。

ところで、原作ではイグナが本格的に活躍するのはこの湖畔のシーンからです。
若干唐突というか、その行動が分かりにくかったです。
アニメでは最初からストーリーにからんでいたので、違和感なくよかったです。

原作を読んだときにイグナに関して良く分からなかったのは次の点です。

「ニナの護衛でイスラに乗ったのに、なぜセンテジュアル組、しかも寮生になったのか」

イグナ個人については語られている部分が少ないので、推測を交えて整理してみます。

1)風の革命の若手幹部である(どの程度の地位かは不明)
2)ニナへの忠誠心は高い(恋愛感情があるかどうかは不明)
3)カールがカルエルとして、身分を隠してイスラに乗り込むことは知っていた
4)カールを殺したいほど憎んでいる
5)イスラ計画にとってカールの存在は実質意味がない(体のいい島流しなので)
6)カルエルとクレアがイスラで出会うことは想定内(互いに正体は知らない)
7)イグナの正体を革命幹部は知らない(これは微妙)
8)カルエルとクレアの仲がよくなることは想定外(これは予想できない)
9)イスラで過ごすうちにアリエルに好感を持った(好意とまで言っていいか不明)

このうち、8と9は結果なので、とりあえず除外します。

ニナの護衛という任務からすれば、ヴァン・ヴィール組に入ってクレアを見守るだけで十分なはずです。

カールの様子を探るにはセンテジュアル生の寮に入る意味はあります。
でもカールを殺すという個人的目的を幹部が知らないのであれば、護衛目的に沿わない入寮は認められないと思います。
幹部が知っていて暗黙であっても了解しているのであれば可能かもしれません。
でもなあ。グレゴリオ皇王の庶子であることは隠しているはずなんですけどね。

なので、この個人的な理由という線は捨てることにします。

では、ニナの護衛と同時に公的な役割としてカールの動向を探っていたとしたらどうでしょうか。
あ、これは割と信憑性があるな。
バレステロスに残った権力者サイドからみれば厄介払いであっても、イスラの幹部からみればカールを押し付けられたようなものです。
カールが元皇子という立場を利用してイスラの指導体制をひっくり返すかもしれません。
場合によってはイスラを乗っ取ってバレステロスに戻って攻撃するという恐れもゼロではありません。
その可能性を探るため、場合によってはそれを阻止するために寮に潜入していたということであれば説明がつきます。

実際のカルエルにそんな気配がなく、ましてやヘタレ気味だったことでその恐れはとりあえず杞憂になりました。
その代わり、想定していなかった8が発生してしまいます。
カルエルとクレアの仲について、イグナがどう思っているのかは全くわかりません。
もしニナへの恋愛感情が全くなく忠誠心のみ持っているのであれば、心情的にはクレアの気持ちを大事にしてやりたいと考えるかもしれません。(相手がカールであることは別問題として)

もう一つ、アリエルによって思わぬ副産物が発生しました。
アリエルが事あるごとにイグナを引っ張り込んだことで、イグナの心境に変化が起きています。
物語には描かれていませんが、ペアとして一緒に訓練してきたことの影響もあるでしょう。

上の9)では好感としました。それは言い過ぎとしても、所謂「認めている」ことは確かでしょうから。

さて、次回の戦闘ではイグナがカルエルを見直します。
その上で死ぬ覚悟だったクレアにカルが声をかける機会を作ってくれます。


==

第11回

一体あと何回なんだろう。2回? 3回?
やはり1クールに押し込むのは厳しいなあ。

今回はタイトルが「恋歌」で、物語として最大の山場でした。
それでも前半はのりぴーとベンジーの着弾観測、後半がクレアがカルエルの言葉で風呼びの能力を回復するというそれぞれ重要な内容が詰め込んでありました。

最近息子達がアニマックスか何かで毎日やっている鋼錬を見ています。
先日見ていた回の予告で「次回鋼の錬金術師第60回」なんて言っていました。
私に言わせればあんなぐだぐだのストーリーを60回もアニメにすんのかいって感じですけど、人気が全ての世界だからなあ。
(自分が書いている感想が間違いだらけでグダグダなのはここではスルーw)


さて11回です。
着弾観測はアニメで描かれていたのは高々3回程度。
原作では何度も何度も観測値を報告してギリギリのところで敵戦艦に命中させるんですけどね。
だけど、二人の運命(バンデラス先生に救われる)を知ってはいても、あの状況で敵戦艦に肉薄していく部分では込み上げてくるものがありました。

着弾観測を実施することはほぼ確実に戦死することを意味します。
命令された訳でもないのにそれに赴くのは、イスラを、仲間を守りたいから。
フィクションではありますが、その気持ち、心意気には打たれます。

後半のルナ・バルコの危機はアニメではちょっと分かりにくかったですね。
敵戦艦を撃沈したのに何故と。
敵爆撃隊、雷撃隊の陣容が(絵としては一応出てはいますけど)説明されていないからかなあ。
それに空族側にはまだイスラと同等の飛行する島、しかも戦闘用に特化したものが存在しています。

制御不能になり後は撃沈するだけのルナ・バルコで、死ぬ覚悟をしたクレアが甲板に立ち、そこにカルエルが「生きろ」との言葉を投げます。
この場面も原作に比べて悲壮感が少ないんだよなあ。
まあ、許容範囲内ですけどね。

明確に違ったのは、カルとイグナが操縦を交代する場面がカットされたことです。
これも、まあ、なくてもいいって言えばそうなんだけど、前に風防のある操縦席からの声が届くかなあ。

そして、れれれ? シャルルは出てこないの? と思った最後頃になってようやくレヴァーム軍が登場しました。
やっぱ、尺短か過ぎだよなあ。

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第12話(あれ? また話になってた。もうどうでもいいや)


上から読んでこられた方はお分かりのように、私はこの感想で第5話まではアニメを信頼し、擁護してきました。
しかし第6話からトーンが変わります。

第6話感想ではまだ「嫌な感じ」という表現に留めました。
その後第11話まで違和感や不満を並べていきました。
でも、その根本には恋歌がアニメ化されたことの喜びや、アニメ化してくれたことへの感謝がありました。
最終話の感想にはその気持ちを綴るつもりでいました。

しかし第12話を見てその気持ちが無くなってしまいました。
あまりに酷い。

そもそもで言えば原作とアニメは別の作品であること、この両者が異なっていてもそのこと自体に異議を唱えるのは間違っていること、この2点はいくら恋歌の原作厨を自認する私でも弁えているつもりです。

その上でこれまで原作との違いをあれこれ論っていたのは、原作厨の矜持というか、まあ我侭を言わせてもらっていたということです。
上記した根本を踏まえた上でです。

12話のOP前の部分を見て、一瞬、「あ、一回分を見逃してたか」と焦りました。
そこに描かれていたのは、空の果ての観測に出発する場面でした。

前回は空族との最大の戦闘が終わったところまでだったはずです。
それから空の果て到着までには以下のような重要場面が残っています。

1)レヴァーム軍との会合
2)空族による書簡投下
3)カルエルとシャルルの邂逅
4)アメリアによる外交交渉
5)クレアとマニウスを親善大使という名目で交換することの決定
6)クレアの出立
7)聖泉越え
8)レヴァームへの到着 ファナの歓待
9)レヴァームと共同での空の果て探索出発
10)マニウスによる世界の全貌の説明(アリーメンを食べさせた)
11)空の果て到着

OPが終わって1)が始まったので、少し安堵しました。
しかしその後11)までの間でアニメに登場したのは、2)6)のみで、それ以外の場面は全てカットされていました。

もう無茶苦茶です。
これでは原作読んでいない人はポッカーンですよ。

次回最終回で描かれるのは、バレステロスへの帰還、家族との再会、第二イスラ艦隊の出発でしょう。

これでは原作レイプと言われてもしょうがない。

映画とある飛空士への追憶は、キャラが違う、ストーリーの重要な項目が落としてあるなどでやはり原作レイプと言われましたが、それでもストーリーの根幹は残してありました。
原作のボリュームと、アニメの尺の割合が違うにしても、恋歌の切り刻み方はあんまりです。

将来誓約がアニメ化されるとき、ストーリーの整合性は取れるんだろうか。
まだ出てきていないけれど、マニウスの処遇が絶対に問題になるはずなんだけど。

方法はいくらでもあったはずです。

①2クールにしなければ、アニメ化を認めない
②クレアの出立までを1クールにして、残りは別シリーズにする
③クレアの出立までを1クールにして、残りはOVAにする
④クレアの出立までを1クールにして、残りは映画にする

①②が望ましいけれど、それが難しいとしても、③④は現実的にあり得る選択ではないでしょうか。

昨日視聴するちょっと前にアマゾンから恋歌BD-BOX(34640円)、及びDV-BOX(28350円)の予約開始とのメールが入っていました。
値段が高いせいもあるけれど、これではとももじゃなけど買う気になれません。


それともう一つ。
クレアが出立するとき、カルエルに向かって「がんばる」と言いました。
これは原作では「待ってる」です。

この「待ってる」に対して、私はすべてをそぎ落とした印象的な言葉だけど、使い古されていないかとの感想を書きました。
もう少しひねりが欲しいと。

この意図は、「待ってる」はそのままにして、その前か後に一言欲しいというものでした。
それがアニメでは「がんばる」。
これって、何? もうちょっと他にないの? 残念だったなあ。

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第13話 最終回

あ~あ。
前回で見限ったから、まあどうでも良かったんですけど。(悲)

ミハエル父さんがポンコツオート三輪を修理している場面から始まったのはよかった。
アルバス家再会の場面は、不満もあったけれど、まあホロッとできた。
マヌエルが未婚という設定は許容範囲内。
チハルのミツオ家訪問、ベンジーとシャロンのその後は原作に近い形で描かれていた。
ノリピーとナナコは原作とは違ったけれど、アニメ版のほうがいいと感じた。
滑走路での見送りのシーンは、これも不満が山ほどあったけれど、竹達さんに免じて受け入れる。

いいところはこれくらいかな。

世界の全貌は模型を作ってあありました。これは空の果てに到達したことで独自に理解したってことなのでしょうか。
レヴァームから教えてもらったのであれば、レヴァームが一緒に空の果て探索に行く理由がないから成り立たないですよね。
マニウスをカットしたことでそうせざるを得なくなったのでしょう。

空の果てで物質が分解してしまうのは原作では最初に飛び立った偵察飛空機の犠牲によって知ることになっています。アニメではそれもなかった。
だから、イスラが崩壊していく場面も原作知らないひとにはポッカーンだったでしょう。
崩壊の描写も情緒がなかったです。

カルが元皇子という立場と名前を利用する件。
これはカルがクレアを取り戻すために思いついたことです。
でもアニメではそうなっていないように感じました。

一回見ただけの印象では、バレステロスに帰還するに当たって革命政府とどう話をするかの方策としてルイスがカールを呼び出した(勿論その前に事前打ち合わせはあっているのでしょうけれど)ように見えました。
これじゃあ目的と手段が逆になっていないですか?
この点はあまり自信ないので、もう一回見て確認します。

原作では帰還が近付いた時点で、聖泉と空の果てに到着したことなどを無線で本国に知らせて、それをマスコミが流すことで国民の興味を引きつけます。
そんな工作もカットされていました。

カルの演説は、まあ、あんなもんかな。
同窓の皆との別れの場面はあっさりしているように感じました。

寮長の謎の発言は何だったのでしょう。
あれは原作に全くありません。
第二次イスラ艦隊が空族と空戦を行っている描写も原作には全くありません。
この辺り、ちょっと嫌な想像が膨らむんだよなあ。※

カルエルは帰還の途中で飛空士としてそれまで以上の過酷な訓練を受けます。
それによって空戦の技量も上がっています。
なのにアニメではその描写がないから、最後の空戦でもシャルルに助けられたことになっています。
イスマエルターンができるのに何故?

ミハエル父さんを乗せて飛んだ飛空機は、原作では複座の高性能機で、酸素マスクを付けて成層圏まで行きました。
アニメではエル・アルコンだったから、あれじゃあ成層圏には行けません。
これもなぜそうしたのか理解不能です。


最後にカルとクレアが風を介して会話する場面では、クレアが描かれました。
これは誓約5巻に出てきます。恋歌には出てきません。
背景はプレアデスの都市風景。誓約でクレアが住んでいる場所とかなりイメージが違いました。
そしてクレアの傍らにはイグナと、何とミオらしき人物までいました。
アニメ最終回に本来ならクレアとイグナは全く出てこないからサービスなのかもしれないけれど、その必要があったのかなあ。

最終回で一番気になったのは、人物の作画でした。
イスラ出発のときから4年経過して、カル達は20歳前後になっています。
それを表現したかったのだろうけれど、あれは「残念」でした。

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まとめ

恋歌のアニメ化は追憶アニメの惨状から絶望的と思っていました。
だからアニメになることを知ったときは本当に嬉しかったです。
夢かと思いました。

キャラは森沢晴行さんのイラストがベース、声優は本職さんということで、追憶の二の舞の可能性は少ないだろうと考えました。

重要なのは、原作への愛の方向性が、私とアニメの作り手とでどの程度一致しているかということです。
追憶はそれが全く合っていませんでした。
それさえ合っていれば、他の人の評価なんかどうでもいいのです。

評価する項目を私の優先順で並べると次のようになります。
① 原作エピソードの取捨選択、追加
② キャラの作画
③ 声
④ 背景、装置などの作画、デザイン
⑤ 動画
⑥ 音楽

それぞれを短くコメントすると、
⑥ OP,EDがよかったし、BGMもよかった(関係ないけどOPのC/Wが大好き)
⑤ 戦闘シーンがとてもよかった
④ ルナ・バルコのデザインは違和感があったけれど、他はまあよかった
③ 棒読みでなければ、誰でもいいや
② まあ悪くはないんだけど、ちょっと残念かな
① 追加には評価できる部分もあるけれど、全体としてはとても残念

要するに、優先順の高い項目が私としての評価がより低いのです。

やはり根本は長さでしょう。
あの原作を1クールでは無理です。どうやったって破綻します。

かと言って、2クール(予算や放送枠の問題は度外視)で引っ張れるかというと、クレア出立後のエピソードはちょっと苦しいのも確かです。
見せ場、山場はあるけれど、一般受けするかとなると厳しい。
そのために無駄な戦闘シーンなどを追加されるもの嫌だしなあ。

このようにあれこれ考えると、アニメの作り手さん達の立場に同情すべき点があることは分かります。

さりながら。
さは、さりながら。

もうちょっとどうにかできなかったのか。

前回感想の最後に書いたように、「以下映画に続く」とかいった姑息な手段も有りえたはずです。

ここで、上に書いた「嫌な予感※」についてもう少し詳しく書きます。

羽染寮長のセリフは、バレステロス側各国とは違う勢力の存在を示唆しています。
彼女は自分のことを「時と次元を超える一介の派遣労働者」と表現しています。
これは、「レヴィアタンの恋人」にも登場することから、所謂スターシステムを言い換えた表現だと思っていました。(だからこそ、誓約にも出てくるのかと想像していたのです)

しかし謎の勢力に所属しているのであれば意味が違ってきます。
しかも、これは原作(誓約も含む)にない設定なのですから。

アニメの最後で原作にない空族との戦闘が描かれたことと併せて考えると、第二次イスラ艦隊の物語として、誓約とは別の、アニメオリジナルとでもいうべきストーリーが構想されているというのは穿ち過ぎでしょうか。

それが犬村さんの作品であれば問題ありません。
誓約の世界にカルエルが絡んでくる前の物語として、もう一本作られるということですから。
そうではない、犬村さんが直接関与しないストーリーが作られるのが嫌だなと感じるのです。
これはまだ私の想像、妄想の範囲ですから、しばらくは様子を見ることにしましょう。

さて、とは言え、ここでやはり、アニメ関係者さん達を労っておこうと思います。
個人的な感想は「残念」でしたが、恋歌のアニメを作ってくれてありがとうございました。

アリエルの「さよなら、私の皇子様」が物理的な声として聴けただけで満足です。



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