プロフィール

たか号(gatsutaka)

Author:たか号(gatsutaka)
コンタクトは下のアドレスもしくはコメントでどうぞ。
過去の古い日記へのコメントも大歓迎です。
garei#mars.dti.ne.jp
#を@にして下さい

ボーカロイドを扱った
自作小説の一覧はこちら
です。

テンプレート設定に失敗したので、#すかすか のツイートが沢山表示される場合があります。

そして、とうとう、とうとう、
ツイッター始めました。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ネフレンを愛でる会

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

遅れてきた突っ込み
書きたいことは山ほどあるけど、暇がない。 だから、多分、どれも旬を過ぎた話題ばかりに なりそうなブログ。ここでのハンドルはたか号ですが、小説などはgatsutaka名で書いています。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Pの悲劇(前編)
実はこのブログを始めるはるか前から、日記のサイトを立ち上げるつもりで書き溜めていた文章があります。

でも実際には、私の性格からいって3日坊主に終わる可能性が強く、なかなか踏み切ることができませんでした。

古いパソコンの底を漁ってたらその頃の文章が出てきましたので載せることにしました。

日付は2001年、タイトルは高橋留美子さんの本からのパクリです。


9月15日(土:敬老の日)

夕方に子供を連れて近所を散歩していたら、幼稚園の敷地のコンクリート擁壁下の草叢から二羽の小鳥が飛び出しできた。一羽は高く飛んで逃げたが、もう一羽はまた草叢に落ちた。近寄るとまた飛ぼうとするが、高く飛べないらしく、短いジャンプを繰り返すだけだった。よく見ると、どうも雛らしい。殆どまだ飛べないのに、巣から出てしまったようだ。

そこは、左は6mほどの擁壁、右は6階建てのマンションに挟まれた歩行者専用道路で、擁壁の下には30cmほどの幅で土が出ていて、夏草が繁茂している。

擁壁の上は幼稚園の築山で、その周囲はフェンスで囲われている。フェンスの内側は築山の裾になっていて、恐らく園児がそこまで来ることは稀なのだろう。フェンスの外には人一人が通れるほどの空間があって、すぐ擁壁のふちになっている。

周りは最近造成された団地で、戸建て住宅と空地に囲まれている。野鳥の巣ができるような大木は辺りにないし、普通の団地並に人通りや車の通行があるから、空き地に巣があるとも思えない。となると、擁壁上の築山の裾に巣があってそこから落ちてきたとしか考えられない。

多分、雛が落ちた直後で、親鳥が必死に救おうとしているとことに通りかかったのだと思う。親鳥は人間が近づいたので雛の側に寄ることもできず、マンションのベランダにとまってこちらの様子を見ている。

子供が近寄ると雛は逃げようとするが、擁壁の途中まで飛んではずるずる落ちてくる。幼稚園は当然休みで、翌日の日曜日も誰もいないはずである。

「どうするう?」「どうしようもないからこのままにしとこう」と、冷たいようだがそのまま散歩を続けた。とこえろが、近くの学校のグラウンドで1時間ほど遊んで帰ってくると、雛の鳴き声が聞こえる。探してみると、最初に見つけたところから少し離れた駐車場にある車の上に止まって鳴いている。周りを見ても、もう諦めたのか親鳥はいない。

放っておくと、車に轢かれるか、野良猫にやられてしまうだろう。仕方がない。腹をくくって雛を捕まえ、手のひらに抱いて家に連れて帰った。

家に着いて裏庭に廻り、たまたま置きっ放しになっていた空のダンボール箱にいれた。


9月15日(続き)

さて、ダンボール箱に入れはしたものの、蓋を少しでも開けると逃げようと暴れ、何度か脱出して庭を飛び回ってしまう。その都度捕まえて箱に戻し、ようやく静まってくれた。

餌は何をやればいいのか。とりあえずバッタをあげようということになり、子供に捕りに行かせた。近所に空き地が多いので、バッタには事欠かないが、いざとなるとなかなか捕まらないらしい。やっと捕ってきたのを箸でつまんで食べさせようとすると、食べるのが下手なのか、やるほうが下手なのか、うまく口に入らない。そのうちバッタが逃げ出して、それを手で抑え、指でつまんで口に運んでやるとようやく飲み込んでくれた。
これは、先が思いやられる。

次に、かみさんが料理していた鶏肉の生の部分を包丁で切ってもらい、それをあげると、これも苦労しながら食べた。
まあ、なんとかなるか。と、そろそろ日も暮れてきたので、箱を玄関に移し、蓋をして暗くしたら、寝たらしい。

それから、私の実家の父に電話で「どうしたらいい。何をやったらいい。」と相談すると、「そりゃあ、色々食べるだろう。バッタもいいし、ミミズもいい。」「そんなには採れんよ。」「ハムなんかも食べるかもしれん。何にしても、命に縁があったら生き延びるだろう。」


9月16日(日)

朝から、餌をよこせと鳴いている。ハムを切ってやると食べた。子供を朝飯の前にまたバッタを捕りに行かせたら、結構大きいのを捕ってきたので、これは食べきれないだろうと逃がすことにする。

朝食後、ディスカウントストアのペット用品コーナーに行って、藁の巣と粟の餌、注射のような餌遣り器を買う。本当は生餌を買いたかったが売っていないのでしょうがない。「粟なんか食べるかあ?」

その帰りに図書館に寄って、図鑑を見る。しかし、成鳥の絵や写真はあるが、雛のものはないのでどれなのかよく分からない。砂浴びしているヒバリの写真がそっくりだったけれど、まさか違うよなあと思う。

午前中に、実家の両親がミミズを沢山捕って様子を見に来た。
買った器具に粟を詰め込んで(スポイト風に吸っても全然入らない)口の中に押し込むと、どうやらこれも食べるようだ。それから、牛乳をやるとこれも飲んだ。

父が言うには、「声を聞きつけて親鳥が餌を持ってくるかもしれんから、本当は籠に入れて外に吊るしといたほうがいい。」とのこと。でも、まだそのために籠を買う気にはならない。

ところが、夕方になると本当に親鳥がやって来た。その姿から、ヒバリでないことは分かったが、では何なのかというと皆目分からない。ヒヨドリのような気もするが、あれはもう少しずんぐり大きくなかったっけ。

ダンボールを庭に出してやって、蓋代わりに付けていたバーベキューの網をほんの少しずらしてやる。近くで見ていたら、親鳥が寄ってこれないので、家に入って様子を見るが、子供が騒ぐので、近くまで来ては逃げていく。

そうするうちに日が暮れて、結局餌をもらえなくてお腹がすいたらしくピーピー鳴いている。しょうがないので玄関に入れ、捕っておいたバッタなどを与えて蓋をした。

その夜、「断られるかもしれないけど、幼稚園に引き取ってもらったら」ということになった。断られたら、県庁の野生動物課に相談してみよう。


スポンサーサイト

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://gatsutaka.blog26.fc2.com/tb.php/11-312c393c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。