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たか号(gatsutaka)

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書きたいことは山ほどあるけど、暇がない。 だから、多分、どれも旬を過ぎた話題ばかりに なりそうなブログ。ここでのハンドルはたか号ですが、小説などはgatsutaka名で書いています。
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Pの悲劇(後編)


9月17日(月)

午前中。かみさんがダンボールを持ってその幼稚園に行く。うちの子が通っている幼稚園ではないので、近所でそこに子供を行かせている家の奥さんにも同行してもらった。

最初、用務員風のおじさんに「ああ、それなら子供達も喜ぶし、多分引き取ると思いますよ」と言われ、少し安心して職員室へ。若い先生に説明すると、好意的に聞いてくれたので「良かった」と思っていたところに、(おばさん)園長が現れた。

「あらあらあら。そうですかあ。でもねえ。前にもね、うちの木から落ちたツバメの雛を持ってきた方があってね、園で引き取りはしたんだけど、巣が高くて戻せなくて、結局xx先生が家につれて帰って飼うことになって大変だったんですよねえ。お宅、お子さんがいらっしゃるんでしょう?そりゃあお宅で飼われてほうが喜びますよお。それにこの子はもう直ぐ巣立ちそうだから、そんなに長くはならないだろうし、それがいいですよお。」と、やんわり、きっぱり断られた。

作戦ミスもあったと思う。いきなり「引き取ってくれ」と言う前に、「親鳥もやって来ますし、巣に戻してあげたいので、探してもらえませんか。」とでも言えばまだ対応が違ったのかもしれないけれど、後智恵である。

帰るときに、うちが近所でしかも小さい子がいることに気付いて、さすがにまずいと思ったのだろう。その園長が寄ってきて、「すいませんねえ。ご近所だったら、運動会の練習、うるさくないですかあ。」と愛想を言うので、かみさんは「ええ。うるさいです。」と言い捨てて帰ってきたらしい。

で、しかたなく家に連れて帰って、遊びに来た他の奥さんにその話をしたら大受け。「あの幼稚園の園長ならさもありなん。」
箱を外に出していたら、また親鳥が餌を持ってきた。よく見ると、大きなカマキリらしい。しかもお腹に卵があるやつ。それを食べさせようとして、失敗して箱の中に落としてしまった。

親鳥が行ってしまったあと、「xxさんやってよ。ボーイスカウトの引率で慣れてるでしょう。」「何言ってんの。カマキリなんか触らないわよ。飼い主がやるべきでしょう。」とお互いに押し付けあって、結局かみさんがやることになった。割り箸でそのカマキリをつまんで雛の口に運ぶが、大きいのでなかなか入らない。やっとのどに押し込んだが、尻尾はまだ口からはみ出していた。でも、満腹になったのか、鳴かなくなって、目をつぶって寝てしまった。

以上かみさんから聞いた話。


9月18日(火)

かまぼこを切ってあげたらよく食べた。

それを買ってきたかみさんの母が、「ああ、もったいない。それ鱧(はも)の上等のかまぼこなのよ。」

昼間、外に出していたら、網の隙間から逃げ出して飛んで行った。「良かった巣立ちした。」と思って、「逃がした」と怒る子供をなだめて外出し、帰ってきたら鳴き声が聞こえる。

探したら、隣の家の車の所にいた。丁度隣のご主人が出かけようとしているところで、「すみません。それうちの鳥です。」と言って捕獲した。

以上かみさんから聞いた話。


9月19日(水)

朝、出勤前にハムを一切れ与える。寝起きで元気がないのか、いつもの朝ほどには鳴かない。

昼休みにかみさんから電話があった。
「ピーちゃんの様子がおかしい。箱の底にぺたーっと座っていて元気がないし、鳴かない。お父さん(私の父)に電話して動物病院に行ったほうがいいでしょうかって聞いたら、まだそこまでせんでよかよって言われたんだけどどうしたらいい?」「そんな言われても、こっちもどうって言えんよ。外に出しといたの?」「うん。でもパラソルで影にしていたから日は当たっていないはずだけど。」「水はやった?」「うん。牛乳を少し。」「県庁には電話したか?」「そんな状況じゃないもの。」
とにかく、もうしばらく様子を見ることにした。

17時半再び電話が入る。
「ピーちゃんが瀕死なのよお。どうしよう。」「どうなっている?」「足はだらーっとしてるし、鳴かないし、何も食べない」「水はやった?」「無理やり口を開けて牛乳飲ました。」「うーん。もう動物病院は閉まっとるやろし、明日までもったら連れて行くしかなかね。」「今日は早く帰って来れる?」「何で?」「いたたまれないのよう。」
結局19時に帰ることにして、途中まで車で迎えに来させる。後ろ座席の子供は皆寝ていた。
「出るとき見たけど、もうくたーってしてるのよ。心臓は動いてるみたいだったけど。」

家に着いたら、既に死んでいた。

21時父から「どうなった」と電話が入り、死んだというと、「鳥の種類によっては塩分をやってはいけないということを聞いたことがあるから、もしかしたら昨日のかまぼこがよくなかったのかもしれんなあ。まあ、巣から飛び出すようなのは本来生きていけなかったのだから仕方ない。」
5日間の思い出と、1枚の写真を残して逝ってしまった。

9月20日

朝4時半に起きて、娘と一緒に近くの公園の木の下に埋めてやる。空には冬の星座が煌めいていた。






その写真を載せたかったのですが、どうしてもみつかりませんでした。
出てきたらUPします。
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