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遅れてきた突っ込み
書きたいことは山ほどあるけど、暇がない。 だから、多分、どれも旬を過ぎた話題ばかりに なりそうなブログ。ここでのハンドルはたか号ですが、小説などはgatsutaka名で書いています。
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「コクリコ坂から」原作感想
「コクリコ坂から」の原作コミックを角川文庫版でようやく読みました。

コクリコ坂から (角川文庫 み 37-101)コクリコ坂から (角川文庫 み 37-101)
(2011/06/23)
高橋 千鶴

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前回の映画感想に書いたように、あの絵柄からなかなか手が出なかったのです、
映画を3回見た時点でやはり読んでおこうと思って買いました。
今日時点で映画鑑賞は4回です。かみさんが呆れてる。w


原作は雑誌掲載が1980年1月から8月だそうで、私が大学2年から3年にかけてです。
その頃の私は、妹が買っていた「LaLa」と「花とゆめ」、そのコミックスと集英社系を少し読んでいました。
でも「なかよし」講談社系のは全く目にしていませんでした。(講談社系には少女マンガに限らずその後も、今もあまり縁がありません)

原作者付きのマンガなので、ストーリーはよくできています。

でも、まずもって風間、水沼両名のキャラとしての筋がよくありません。
やんちゃと言うには性質(たち)が悪過ぎるのです。
賭けマージャンによる公費使い込みとあくどい手段での穴埋めの画策、飲酒、喫煙。
制服廃止運動すら純粋な動機からではなく、新聞売り上げのために起こした騒動でしかありません。
いくらその世代の女の子が少しワル振った男の子に惹かれるのだとしても、普段の彼らはそれを隠しているのだから、こういう設定にした理由が理解できません。

海ちゃんは周りに振り回され過ぎで、その発言や行動に本人の意思がなかなか明確に現れていないのが残念。
婆さんのキャラ設定は安っぽいし、学生芸者の自己中心的言動も気に入らない。
映画では女性にされてしまった北斗さんの存在と海ちゃんの彼への恋心もあまり意味が見出せません。

なので読んでいて楽しさはあまり感じられず、むしろ軽い嫌悪感がありました。
駿監督がこのマンガを気に入って長年映画化を検討していたのだそうです。
どこら辺が気に入ったのかよく分かりません。

8/20追記
 「脚本コクリコ坂から」に収録されている宮崎駿氏による「企画のための覚書」を読むと、駿氏自身も原作は「結果的に失敗作である」と認識しているようです。
 何をもって失敗とみなすかには、私とはちょっとずれがあるようですけど。
追記終わり

映画はかなり大胆に設定、ストーリーを変えています。
比較することすら無意味に感じるくらいです。

私が原作で唯一いいなと感じたのは、自分達が異母兄妹だと告げられたときに海ちゃんが言った「どうすればいいの」という科白です。

私はこの「どうすればいいの」が映画の中で一番好きな科白なのです。
雨の日の学校帰り、自転車を押す俊君と二人で赤い傘に入って歩いている場面です。
ちょっと考えれば「どうすることもできない」ことはすぐに理解できますが、それでもそれを口にせざるを得ない戸惑いがよく現れています。
だから、てっきりこれは映画オリジナルの科白だと思っていました。
原作は描写の雰囲気からみて、海ちゃんの心理をそこまで考えて付けた科白ではないのかもしれませんが、映画での動作、表情はこの科白にとてもいい味を出していると感じました。

海ちゃんが掲げる旗は、原作では英国ユニオンジャック、米国星条旗、仏国トリコロール(色がないので確認不能)と、毎回違った各国の国旗になっています。
これなあ。
「自分の土地に外国の国旗を掲揚することの意味合い」を何も考えていないんでしょうね。

日本人は国旗を掲げることにどのような意味があるのが学校で教わりません。
旗が掲げる行為は、その場所が旗が表す国家や団体の領域(領土、支配地域)であることを宣言することです。
日本では各国大使館、在日米軍基地などがこれに当たります。
江戸時代の長崎出島にはオランダの国旗が掲揚してありました。
逆に、PKOなどで自衛隊が駐留しているところには日の丸が掲揚されています。
だから考えなしに外国の旗を掲げると、その意味を知っている人にはとても奇異なものに見えます。日本人同士であれば「ああ、何も考えていないんだな」と解釈してくれますが、外国人には意味不明に見えるはずです。

本当の国際人に育てるには学校でちゃんと教えなければならないのに、変なイデオロギーのせいでそれを避けているのかなあ。

これの例外として「外国からの来客に敬意を表するため」ということがあります。

とにかく旗(シンボル)には重要な意味があります。
それを焼くのは最大級の侮辱ですし、格好いいからとかファッションでとかその程度の認識で外国旗のデザインを平気で身に着ける人がいますが、そんなに軽いものじゃないんです。

じゃあイタリアレストランにイタリア国旗が掲げてあるのはどうなんだという疑問が湧きます。
商標的な意味合いが強いこの行為が、外国でもあることなのか、それとも日本だけの習慣なのか、私にはわかりません。
これはここで私が言いたいことの例外ですらない除外事項だと思って下さい。

映画では外国国旗ではなく国際信号旗で、しかも「御安航を祈る」という重要な意味付けがあります。

原作には他にはこれと言って言及することがありません。

なので以下は映画で思ったことを幾つか列記します。
映画の感想本体、及び舞台挨拶の抽選会で腕時計が当たったエピソードは前回の日記映画「コクリコ坂から」感想を参照して下さい。

・海ちゃんの家の廊下にある猫の浮き彫りの欄間(あれを欄間と呼んでいいのかどうか知りません)の意味が分からない。
 猫のことは他には出てきません。
 あ、俊君が指を怪我したのは猫のせいだった。でも関連薄いか。

・昭和38年時点で横浜の住宅地はまだ道が舗装されていなかった。
 私の田舎で、生家の前の道が舗装されたのは昭和40年頃です。
 あまり違わなかったのかな。
 雨が降るとぬかるんで、長靴でなければ歩けませんでした。

・セーラー服のスカーフが学年で色が違う
 名札での色分けとかなら目にしたけど、あれほど目立つ設定もあるのですね。
 3年女子が表面に出てきませんでした。あえて出さなかったのでしょう。
 原作はブレザー風です。
 しかもいくら制服廃止運動中とは言え私服での通学が可能ってどういうことなのでしょうか。

・カルチェラタンで本とバケツが滑車で上下していたのはなぜ?
 何のためにそれをしていたのか分かりませんでした。
 魔窟の雰囲気を出すためかなあ。
 アリエッティーのエレベーターを彷彿とさせます。

・俊君の戸籍がそのままなら二人は結婚できない
 原作では虹江母さんが戸籍訂正しなきゃねと呟いています。
 家裁に行かなければなりません。証明がちょっと面倒でしょうね。

・空ちゃんが買った俊君の写真30円
 当時、普通にプリントして一枚幾らだったのでしょうか。
 海ちゃんが「そんな写真が30円?」と呆れています。
 10円くらいかなあ。

・海ちゃんが毎日花(映画ではヒナゲシ=コクリコ)と水を上げている写真は爺さん?
 あの写真はどっちだったか、よく分かりません。
 婆さんの部屋に仏壇があるのかもしれませんね。

・あの時代における高校生世代での男女交際への認識
 婆さんの「早くいい人が見つかって旗を揚げなくなれば」という発言、北斗さんの「風間君とうまくいけばいいね」という発言、結構みんな肯定的です。
 クライマックスでカルチェラタンから二人でエスケープするシーンで、他の生徒の反応が冷やかすというより、妙に暖かだったのは単なる演出かな。

・小野寺船長の気持ち
 既に亡くなった親友の息子と娘が会いにきてくれた嬉しさはよく伝わってきます。
 あの3人は海軍兵学校なのでしょうか。それとも東京高等商船学校かな。
 制服を見ても私には判断がつきません。でも後者の可能性が大です。
 昭和38年に俊君は18歳で、生まれが昭和20年終戦の夏以降。だから結婚は早くてもその前年という厳しい時代です。
 高等商船だとしても、卒業後のその時期は戦争に召集されているんじゃないかなあ。

 ここから先はただの妄想です。

 あの数年後、俊君と海ちゃんが結婚するときは、小野寺船長に仲人をお願いするのでしょう。
仲人挨拶の内容とそれを述べる感慨すら想像できます。
 徳丸理事長が披露宴の主賓。水沼君が友人代表スピーチ。
 会場がカルチェラタンだったらなおいいなあ。w

 俊君は見習いの航海士で、海運不況が来る前だからよく働いて稼いでいる頃です。
 海ちゃんは将来的にはコクリコ坂のあの家で開業するにしてもその時点はまだ医学生かな。
 そして、海ちゃんは結婚後もずっと、良人の無事を祈って旗を掲げ続けるのでしょう。




8/17追記
8/16に5回目行きました。
このブログにコクリコ坂関係の日記を「映画感想」「原作感想」「歌集感想」と3つ書きました。後の2つはGoogleなどで検索すると検索語によっては一番目に表示されます。
しかし映画感想のほうは、普通だれもが検索するであろう言葉で(例えば「コクリコ坂から 感想」)は500番目以降にしか表示されません。
そのせいもあって、現時点で各ページの閲覧数比は1:2:1で原作感想が圧倒的です。歌集が少ないのは多分それで検索する人が多くないからでしょう。
私が読んで頂きたいと思っているのは映画感想なのです。
なので、このページや歌集感想ページにリンクを入れていますが、なかなかクリックしてもらえません。
現時点で5回も行った映画の感想ですから、よかったらそちらも読んで頂ければ嬉しいです。

映画の感想はこちら 映画「コクリコ坂から」感想
歌集の感想はこちら 「コクリコ坂から」歌集感想

その上で、コメント(これも3件合計であれだけの数の閲覧があるのに今のところ1つ頂いただけorz まあ、つまんない文章でコメントの価値もないのかもしれませんけど)を書いてもらえたら飛び上がって喜びます。
書くのが面倒だったら「拍手」(「読んだよ」ボタンだったらいいのにw)でもいいんです。
あれだけ文章書いて、あれだけ閲覧があって、誰からも無反応ってのは本当に凹みますから。
8/17追記ここまで

8/22 追記

現実は凹凹ですなあ。ww
ほんと皆さんキレイに冷たい。かまってちゃんなんか相手にしてられないですよね。
まあそれが現実で、しょうがないから。 いいです。
それに17日追記後にこのページで拍手一つもらえたし。
ありがとうございました。

ところで、昨日、映画の感想をもう一つUPしました。 「コクリコ坂から感想 映画について改めて
今回のは映画に真正面から向き合って、かなり真面目に書いています。


8/22追記ここまで

===================================

2013/1/12 0時 緊急追記


昨夜の金曜ロードショーは「コクリコ坂から」でした。
テレビ初放送です。

それが始まった21時から、このブログの閲覧数が激増しました。
その大半が「コクリコ坂」関係の検索からです

23時の時点で普段の約5倍。その半数以上が21時以降です。
つまり21時以前にも普段の倍の閲覧が入っていたのです。
23時以降も続々とアクセスがあって、ついに10倍になりました。

普段でもそこそこの閲覧があっているのでこれは驚異的です。

すごいもんだなあ。

つでに、今日は「大学生ハルヒ」というキーワードも多いんです。
これは理由が分かりません。何かあったのかな?

2013/10/20 追記

10/16にコメントをくださったルナさん。
返信もうちょっと待って下さいね。
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この記事に対するコメント
舗装の件など
こんにちは、横浜ではないけど、神奈川県生まれ(62年)育ちです。
先週映画を見て、その後ネット中をいろいろ見て回っていました。舗装や海が綺麗な件、私も気になったのですが、下記ブログとそこのコメントからして、実際とは異なる脚色をしたようです。
http://www.tez.com/blog/archives/001827.html
その他実際と違えているところもあるようですが、全体的には懐かしさも含め、いい映画だったと思います。

別記事で、今の横浜にあんな見かけの女子高生いるかと書かれてますが、舞台とおぼしきあたりにあるフェリスや横浜雙葉なら、今風でない子もいるかもしれません。
【2011/09/18 13:24】 URL | sataz #- [ 編集]

Re: 舗装の件など
コメントありがとうございます。

舗装してなかったのは演出だったんですね。
雨の未舗装道はゴム長でないと歩けないものなので、よくあの靴で登校してるなあと感心していますた。w

時代背景の描写としては海が赤い傘を持って歩いている向こうに三輪トラックから木の桶を下ろしてるシーンがあって、あれはもしかして肥え桶かぁ? それほど郊外のはずはないのに、なんて思うことがありました。
ある程度想像や演出が入ると、アンバランスな面が出てくるのかもしれないですね。

でも本当にsatazさんが仰るように全体としては不満を感じることのないいい出来だと思います。

>
> フェリスや横浜雙葉なら、今風でない子もいるかもしれません。

やはりミッション系の女子高はそうなのですね。
横浜雙葉はこの前高校生クイズに出ていましたね。
長崎でもそんな感じです。確かいまでも男の子と二人で街を歩くの禁止じゃなかったかな。
【2011/09/19 17:06】 URL | たか号 #- [ 編集]

管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2012/10/29 07:02】 | # [ 編集]

Re: タイトルなし

私が疑問のままにしていたことにコメントで回答を頂きました。ありがとうございました。

写真はお父さんとのこと。
それはそうですよね。
でもぱっと見ではわからなかったのです。

それと、滑車は演出だろうとのことでした。
登山部の訓練かとも思っていたのですが、
滑車つけてたら鍛練になりませんもんね。w

それと、久々にこのページをブラウザで開いてみたら、
拍手を29回ももらってました。
皆さん、ありがとうございました。
【2012/10/30 21:11】 URL | たか号 #- [ 編集]


はじめまして。

記事、読ませていただきました!
私も宮崎駿監督がこの原作のどこを気に入ったのか分かりません。
そして、それに携わる皆さんもこの原作を元に映画を作ることを決めた一人であり、これまた採用されたという事は、良い作品になると確信したからだと思います。
監督だけでなく、制作メンバーもどこが気に入ったのか気になるところです。
【2013/10/16 21:19】 URL | ナル #- [ 編集]

ナルさんへ
ナルさんへ

コメントありがとうございました。
長く放置していてすみません。次に日記を更新したときに書こうと思っていたら、なかなかその日記が書けず、コメントへの返信も今更になってしまいました。

ジブリという組織の中での宮崎監督の影響力というか力がどの程度なのか分かりません。彼の言うことが絶対なのか、それとも幹部クラスは対等とか、一般社員の意見も取り入れる風通しのいい組織なのか。
NHKの番組(仕事の流儀だったかな)で垣間見る範囲では、幹部クラスは一応気さくに話しているようでしたけれど、一般社員には怖い存在のようにも感じられました。

はやり監督の意向が強いような気がします。
彼がこれを原作にすると宣言した段階で、他の社員は異を唱えることができなかったのではないでしょうか。

それにしても、これまで映画化したものを考えると、少女漫画から児童文学まで、彼の興味の範囲は広いですね。

【2013/11/11 20:47】 URL | たか号 #- [ 編集]


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