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遅れてきた突っ込み
書きたいことは山ほどあるけど、暇がない。 だから、多分、どれも旬を過ぎた話題ばかりに なりそうなブログ。ここでのハンドルはたか号ですが、小説などはgatsutaka名で書いています。
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ソラの星2 ふたたびの里 感想

アキラ、面白かったぞ。w


「ソラの星2」は私がここに書く本の感想としては珍しく酷評した前作「ソラの星」と比べて、格段に面白くなっていました。待った甲斐がありました。

私が感想を書くのは自分で読んで気に入った作品だけですから、前作も「お気に入り」の一つであったことは間違いありません。(これ、前回の感想に書いていないから、後出しジャンケンみたいで申し訳ないw)

今回は文章がスリムになっていて、前作で感じた「くどさ」が薄れていました。
中盤にまだ少しその残滓が見受けられましたが、気にはならない程度です。
失礼を承知で言えば、作者さんが成長したのだと思います。

文章に関する不満点を一つだけあげておきます。
頻出する比喩の密度が高すぎると感じました。
そこまで、無理を感じるくらいにまで、入れなくてもよかったかなあ、と。

それはともかく、何よりアキラが成長しています。
物事の理解、洞察といった「こいつ大丈夫か」と思わせていた部分が良くなっています。
こういうアキラだったら、ソラを任せてもいい。

今回の圧巻はやはり結城家ですね。
分家を含めた大家族一人ひとりのキャラにバラエティのある個性が作り込んであって、しかも亡くなったアマネを軸とした家族ならではの絆の強さがとてもいいです。
人数多すぎて途中で分からなくなったので、自分で家系図を書いてそれをときどき眺めながら読んでいました。

これで誰でも普通に思い浮かべるのは、映画「サマー・ウォーズ」の陣内(じんのうち)家です。
陣内家はあの婆さまの子供の世代が活躍の中心なので、孫の世代が中心である結城家よりもやれることの範囲が広くでダイナミックでした。

でも結城家が見劣りするかって言えばそんなことはなく、家族を大切にしている気持ち、ソラをその家族の一員として扱っているところなどはむしろ優っていたかもしれません。
東京に戻る電車の中でアキラがアマネに会いたかったと心から残念がるところは、あの家族があってこその悔恨でしょう。

ソラを拉致しにきた防衛省の連中を撃退するところは、若干コミカルというか無理があるよなあと感じながらも、楽しんで読みました。
そもそもで言えば、MJ12を彷彿とさせるあの組織が日本のヘタレ防衛省にあるってことはリアリティ乏しいんですけどね。
これは軍隊を持っていない(ことになっている)日本の悲しさかな。

ここでMJ12がすらっと出で来るほど私も超常現象が大好きな人間で、昔からその手の本をよく読みました。
でもなかなか満足できる本は無いんですよねえ。
民放のテレビ番組を見ると腹が立ちます。
科学的にとっくに否定されていることをいまだに出してくる辺りなど、そんなの否定派に突っ込まれて終わるだけだろうに。
商売のために面白おかしく見せているだけにしか思えませんし、事実と嘘を明確にしないまま垂れ流すのは許せません。

去年の流行だったマヤ暦による世界滅亡も酷かったですよね。
マヤ暦が2012年12月XX日で終わっている → だからその日世界が滅亡する
こんなの何の根拠にもならない。
その暦の始まりはどうなっていて、その年に何があったのか。
マヤ暦に他にどのような予言が含まれていて、それは当たっていたのか。
そんな検証をしてくれる番組は皆無でした。
あまつさえ、実は滅亡はもう少し先の日付だったとかなんとか。

以前、立花隆さんが臨死体験に関する本を出し、それを受けてNHKが番組を作ったことがありました。これは読み応え、見応えがありました。(この文章のUP直前に調べてみたら、番組と本は順序が逆だったみたいですね)
結論は「まだよく分からない」ってことだったように記憶しています。

よく分からないでもいいんですよ。
何が確認された事実で、何が未確認かを明確にして、その上で出す現時点での結論であれば。
ロマンがどうとか、古代の智恵とか、現代人へのメッセージとか、御託を並べて不安を煽るだけのメディアには滅んでほしい。

と、まあこれはリアルでの話です。

フィクションに超常現象を織り込む場合、それは想像の翼を好きなだけ広げることができますから、どれだけ読者を楽しませてくれるかが重要になります。
重箱の隅をつつく読者が多いカテゴリーだからその意味ではしんどいですけどね。

ポルターガイストや3人(+ソラ)の失踪が伊織の心理のなせる業だったというのは、その原因、アキラによる解明、いずれもよく考えてあると思いました。

アキラが伊織の気持ちを隼人に対する自分の嫉妬と同類視するのも、嫉妬というネガティブな感情なのにむしろ気持ちよく感じられます。

川べりで伊織が号泣する場面はその情景が目に浮かぶようでした。

これに限らず結城家の屋敷の様子や、その周辺の記述も巧みだったと思います。
襖で仕切られた続き部屋の奥に仏壇があるのは、私の母の実家がそうだったのでそれと重ねてしまったとか、そういう個人的なちょっと遠い記憶が刺激されたのかもしれません。

前回の感想で「三回とも新味がない」と書いたエロ(お色気)系イベントは、今回は一回半でした。

一回目は状況が面白いし、さらにアキラの突っ込みがよかった。
取ってつけたように無理やり入れなくても、あの程度のことでも十分いいんです。

残りの半回は、「元ネタはあんただったのかい」って読者全員が突っ込んだと思う守男叔父さんによる裸エプロンの種明かしです。
可笑しかった。納得です。
彼はアキラも家族だと言ってくれましたしね。それは結城家全員の気持ちなのでしょう。

読み終わって、前作はともかく今回の2は映像で見たいと思いました。
アニメでも実写でもいいんです。
結城家の人達の面構えを見てみたい。
ソラの女子大生バージョンイラストもとてもよかったしね。w

でも映像化するには、全体として見たとき特に個々のエピソードのインパクトがまだちょっと弱いかもしれません。
描かれているどの場面も、切り取って考えれば過去にどこかで読んだり見たりしたことがあるように感じます。
婆さんを中心とした大家族という構成が既にして陣内家との差別化が難しいですしね。

ソラが仏壇に座卓を投げつけるシーンはオリジナリティ高いけれど、これは映像化したとき--実写では余計に--陳腐なCGになってしまいそうだしなあ。

アマネを亡くした結城家の人達それぞれが、それを克服するためのきっかけを得るという点は丁寧に描いてありますが、そういう心理的な部分は映像化が難しいでしょうしね。
婆さんが手紙を遺したこともサマウォと同じですしね。
これは脚本次第かな。

ソラの星はこれで終わりではなさそうなので、また(今度は期待して)次を待つことにしましょう。
映像化なんてニュースも、(期待しないで)待っています。



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→ 酷評しているソラの星の感想はこちらです。


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ボーカロイドにゃっぽんの終了確定のアナウンスがありました。

【重要】2013/02/15 にゃっぽん終了のお知らせ

にゃっぽん終了確定のお知らせ


ボーカロイドに特化した招待制のSNSで、私は2008年12月23日から参加していました。
初音ミク発売の1年半後、鏡音リン・レン発売の1年後のことです。

ボーカロイドを扱った小説を書き始めて、作品へのアクセス元ににゃっぽんからというのが多かったところから、投稿所の管理人さんにお願いして招待して頂いたのです。

有名Pさんや絵師さんが綺羅星のようにいらっしゃって、夢のような情報空間でした。

小説のテーマとしてお借りしたことの報告兼御礼としてその曲を作ったPさんに直接、かつ(比較的)気軽にコンタクトすることができました。

ライブPさんに至っては、私が「レンラクマダー?」に批判を込めた文章を書いたことから逆に親しくなることができました。


巡音ルカの発売が発表されたときの盛り上がりなんかも凄かったです。

私は入ってから1年間は毎日、その後もかなり頻繁に日記を書いていました。
このブログを殆ど更新していなかったのはその頃です。

そのにゃっぽんも、Twitterの普及とか環境の変化によって活動が低下してきたのか、最近は私のまいぽんさんも殆どログインしなくなってきていました。
そしてとうとう終了です。

これも時代の流れということでしょうが、やはりちょっと寂しいです。
ボーカロイドの文化に、その黎明期から初期にかけて、一つの時代を築いたのは間違いないと思います。

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この記事に対するコメント

私も2巻読みました。
私は前巻を読んだときもおもしろいと思っていたので2巻も楽しく読めました。
この記事を読んでて、私も結城家を陣内一家と重ねて読んでいたので「まさか同じ人がいたなんて!」と驚きました。次の巻も期待したいです
【2014/03/18 21:46】 URL | 赤い夢の住人 #- [ 編集]

赤い夢の住人さんへ
コメントありがとうございました。

このコメントを頂いてから「ソラの星 陣内」で検索してみました。
私、てっきり読者は誰も結城家と陣内家を対比させていると思っていたのに、私のこのブログ以外にそんなことを書いている文章がありませんでした。

へえー。すると、この見方をした、少なくともネットでそれを表明したのは、私と、このコメントを書いた赤い夢の住人さんだけってことなんですね。

あ、なんかいいこと知った、もしくは得した気分です。
いや、まあ、誰かに自慢したいってことでもないんですけど。(笑

確かに続きが楽しみですね。
前作で残されていた色々な伏線が回収されるでしょうし、ソラの正体ももう少し明らかになるでしょう。

3が出たら、まず間違いなく読んでここに感想を書きますので、また読みに来て下さい。
【2014/03/18 23:31】 URL | たか号 #- [ 編集]


わざわざコメントありがとうございます。
私もなんだか得した気分になりました。(笑)
【2014/03/19 15:23】 URL | 赤い夢の住人 #- [ 編集]


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