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みきとP「ぼかろ男子 ぼかろ女子」感想
ぼかろ男子 ぼかろ女子ぼかろ男子 ぼかろ女子
(2012/12/15)
みきとP

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先日、雑誌ボカロplus Ver.9が届きました。

ボカロPlus Vol.9 (ロマンアルバム)ボカロPlus Vol.9 (ロマンアルバム)
(2013/01/31)
不明

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みきとPを特集してあり、小夜子、いーあるふぁんくらぶ、CD「ぼかろ男子 ぼかろ女子」がそれぞれ1ページ使って紹介してあります。

私はこのCDを入手してからこれまで通しで20回ほど聞きました。
最初、5,6回聞いた頃には、一曲目「いーあるふぁんくらぶ」と二曲目以降との曲調の違いに戸惑っていました。
「刹那プラス+」の1曲目「ねぐら」も2曲目以降と雰囲気が違いますが、「ねぐら」はインストですからそれほどまで戸惑うことはありません。
「男子女子」では2曲目以降のほうがアレンジや歌詞が「刹那」と方向性が同じだから、結局「いーある」が少し浮いているのではないかと感じたのです。


白状すれば、私はこのCDを聞くまで「いーあるふぁんくらぶ」の存在を知りませんでした。

そして、そういう状態で聞いたとき、このCDはCDタイトル、CDジャケット、収録曲がバラバラで、アルバムとしての統一感がないと感じました。
CD「刹那プラス+」のトータルとしての完成度に比べて若干落ちるのではないかと。

なぜそうなったのか理解できずに、感想も書けないでいました。

ボカロplusの記事によると、どうもこのCDはあまりコンセプトは考えないで作られたようです。
押していない表テーマは「学校」「学生」とのこと。
さらに挙げてある言葉は「文化祭」です。
若干無軌道にわいわいやっているイメージと考えれば、タイトル、ジャケ絵、収録曲に納得できるかな。

==

各曲雑感

 感想とかレビューとか言えるレベルの文章は書けなかった。
 動画のリンクを付けていますが、「いーある」以外は基本的に動画の内容を無視しています。


1.いーあるふぁんくらぶ

この曲は小夜子を抜いてみきとPさんの代表曲になっちゃいましたね。
聴いていてすごく楽しいし、ライブで盛り上がるというのも頷けます。

アレンジの味付けや動画のイラストに描かれているものは日本における中国(もしくは台湾)のステレオタイプなイメージそのものです。
だから良くないということではありません。
リアルな中国を扱っても楽しくないもんね。w

チャイナ服風の衣装でカンフーアクションを行う中国娘という、ああいったイメージが確立・定着したのはいつ頃なんだろう。

私がリアルタイムで読んでいたマンガで最初の中国人(の子供)は川崎のぼるさんの「いなかっぺ大将」に途中から登場した陳君かもしれません。
但し陳君は男で、中国とアフリカのハーフという設定。しかもこれはブルース・リーが有名になる前のことです。

中国娘(小姐)はギャグ系のマンガにはサブキャラとしてしばしば出ていたのかな。
メジャーな存在感を持ったのは鳥山明さんの「Dr.スランプ」の摘鶴燐(ツン・ツルリン)とか、高橋留美子さんの「らんま1/2」の珊璞(シャンプー)くらいからでしょう。

アニメのほうはともかく、原作のシャンプーは可愛くて強かったもんねえ。w
あ、そうか。もう一つ要素が必要だ。
それは日本語に少し弱いこと。「乱馬、殺す!」ww

これでイメージ確定ですよね。
そしていーあるふぁんくらぶの動画では、日本人の女の子が中国娘のコスプレをし、たどたどしい中国語を習うという形にまで発展したことになります。

中華料理店の娘やアルバイトのイメージとしては今では普通のことかな。
マクロスのランカも同じ系統に入るのでしょう。

この場合のキーワードは歌詞にも含まれる「憧れ」です。
現実の中国のどこに憧れる要素があるのか、私にはよく分からないけれど。(※1)

みきとPさんの場合はレスリー・チャンが好きだったのだそうです。
ちなみに、レスリー・チャンは香港出身、ワン・リーホンとジェイ・チョウは台湾が活動の拠点です。大陸中国人は歌詞に入ってないや。(※2、※3)

ところで韓流ドラマやK-POPで人気のある(ことになっている)、韓国・朝鮮系ではこれに相当するイメージってないですよね。これから出てくるのかなあ。
先行するものがないという意味では絵師さんにとって面白いテーマかもしれません。
でも難しいかな。ヘタリアのごたごたも記憶に新しいですしね。

ここまで書いたことは私の狭い経験、知識の範囲だけに依存しています。
イメージとしての中国の発生・定着、他の国家民族との比較といったことをサブカルのカテゴリーで詳しく調査検討したら、文学部とか国際学部辺りの卒論にできるかもしれないですよ。


2.非公開日誌

このタイトルはいいなあ。
シンプルだけど言葉のイメージが広がります。
言わずもがなですけど、本来だと「航海日誌」ですよね。
だからカエルの船長が出てくるのです。

噛めば噛むほど味がにじみ出るガムのように、聞けば聞くほど好きになっていくタイプの歌だと思います。


3.世田谷ナイトサファリ

10,20,30代最後と、主人公が年齢を重ねているのか、それとも同時に3人がいるのかちょっと分かりにくいです。
10代は「わたし」、20代は「僕」だから、別人かな。

私が単純に考えた筋立てはこうなります。きっと違うよなあ。w
 市役所から妻が提出した離婚関係の書類を受け取った20代最後の男がいる。
 彼は夜の世田谷(井の頭公園)をふらついている10代最後の少女を拾う。
 親を失った少女と、妻を失った男は親しくなる
 それから10年。少女は男の子供を産んでいる。
 二人が失ったものは戻らない。でも・・・。


4.夕立のりぼん

降りしきる雨。
内緒の隠し事。
ゼロになる距離。
絵に描いたような「憧れの世界」ですなあ。w

ちょっと解りづらいのがタイトルです。
夕立のりぼんは歌詞の最後に一度だけ出てきます。
みきとPさんは「少女、乙女の代名詞」として付けたと発言しています。
それを無視した私の解釈では雨に濡れた髪に絡まっているリボンのイメージが、「幼い耳」「いじらしそうに笑う」という言葉と相まって、少し早い一線越えを象徴しているのではないかと。

この曲とDECO*27さんの「甘宿り」(feat.中川翔子)を比較してみると面白いです。
状況は同じなのに印象が凄まじく違います。
からっとした明るさと、淫靡さを秘めた湿度と。

どちらがいいということではありません。
それぞれにそれぞれの魅力があります。


5.サリシノハラ

現実の具体的な事件を下敷きにしたこの歌。
ネットという発表の場がなかったら世に出ていなかったであろうこの歌を、「君」は聞いたのでしょうか。※0


6.country mom /feat.鏡音リン

カントリーミュージック風のアレンジで、カントリーソングの王道である「故郷へ帰る」というテーマを扱っています。

この歌はみきとPさんの曲としては地味でこのCDの中でもあまり目立ちません。
でもよく聞くとかなりな良曲なんですよね。

リンの調声が独特で面白いです。


7.ぼっち幸福論

「そんな人達」としてリストアップされている項目は結構条件が厳しいです。
その全てに「否」のフラグが立つ人はあまりいないかも。

でも、この曲で歌われている心情には結構「ピンと来る」なあ。
「俺がいないほうがこの場はもっと盛り上がるんだろうなあ」という感覚は何度も覚えがあります。

「いいよ いいよ」を気持ちの裏返しと見るか、開き直りと見るかは、聞く人それぞれの自由です。



9.ガリベン広瀬の勝利

最後の『ノートいつ返したらいいの?』によってこの歌はとてもドラマチックなものになりました。

最初に聞いたときはこの科白は「広瀬ー。」と呼んだ「誰か」が言ったのかと思っていました。
でも『』で囲われている部分は主人公の科白です。

どうして「広瀬のノート」を持っているんでしょうね。
色々なストーリーが想像できます。
描かれていない別の場面で貸してもらえたとか、無断で持ち出してそのままになっているとか。

ノートを貸すことを拒否されたことへの反発。
成績がいいことへの反発
容姿がいいことへの反発。
東京言葉への反発。
男子に人気があることへの反発。
苗字が同じというだけで比較されることへの反発。

これらがないまぜになったコンプレックスは逆に見れば広瀬への憧れを秘めているのでしょう。
それに加えて垣間見た家庭の事情が主人公の心情のなかで複雑な化学反応を起こしています。
「大嫌いだ」「勝ち逃げは許さない」と言いながらも実は広瀬に惹かれていることが読み取れます。

みきとPさんは女の子の心情を描くのが上手いなあ、と改めて認識させられる曲だと思います。

==

CD全体

上に書いたように、「ぼかろ男子ぼかろ女子」はCDとしてのテーマが見えない、有り合わせの曲を収録したものと考えていました。

でも各曲雑感を書いているうちに、みきとPさん自身も考えていなかった裏テーマがあるのではないかと気付きました。

それは「憧れ」です。

1 いーあるふぁんくらぶ
2 非公開日誌
3 世田谷ナイトサファリ
4 タ立のりぼん
5 サリシノハラ
6 country mom / feat.鏡音リン
7 ぽっち幸福論
8 いーあるふぁんくらぶ りみっくす:emon
9 ガリベン広瀬の勝利
10 サリシノハラ feat.愛島

1(=8),2,5(=10),7,9は明示、暗示、逆説という違いがあるにしても、いずれも「憧れ」を描いています。
4には「聞く人にとっての憧れ」が含まれていますし、主人公2人にとっても自分達の経験したことそのものが憧れの実現ということでしょう。

3,6はちょっと苦しいのですが、拡大解釈できない訳ではありません。
3は失ったものへの憧れ、6は故郷への憧れということです。

ふーん。我ながら面白い見方かもしれないな。w


「ぼかろ男子ぼかろ女子」というCDタイトルは、単純なようでいて誰も思いつかなかった言葉です。
これだけでは具体的なイメージがなかなか像を結ばないのですが、とりあえず二通りの捉え方ができると思っています。
A)ぼかろに入れ込んでいる男の子と女の子
B)どこかにぼかろの世界があって、そこに住んでいる男の子と女の子
いずれであっても、男子女子という言い方から遠い存在となった私にとって、これはちょっと憧れる存在だなあ。
実際、CDタイトルを知ったときの漠然とした期待感はとても大きかったのです。

ジャケ絵は。うーん、言及するのが難しいなあ。w
三分割された画面で、仮に右を(1)、左上を(2)、左下を(3)とします。
(1)はいーあるの派生らしく、ワクワク感が強いです。
(2)は夕立のりぼんを描いているのかな。
とすれは、この2つは「憧れ」にフィットしています。

問題は(3)だな。これは何を描いているのか。
分からん。ww
もしかして、「ガムきらい」と言っているのはみきとPなの?
だったら、おー。憧れだ。wwwww


・・・・・・と書いたところで、ボカロplusV9を読んでみると、みきとPさんのこんな言葉が載っていました。

「僕にとっての『センチメンタル』は、例えば何かに失敗するとか、願っていることが叶わないとか、そういう『上手くいかない』こと、その傷を抱えて生きている、っていうことです。それは、僕の楽曲には共通していますね」

なるほどなあ。
本人が意識している共通のテーマがあるのであれば、それのどういう側面を聴き手各人が受け取るかということになるのでしょう。
私にとって、このCDではそれが「憧れ」だったということになります。

==

※印の注釈は[Read More]からどうぞ。

CD「刹那プラス+」の感想はこちらです。 → 「刹那プラス+」感想

※0

刹那プラス+の感想は、検索からほぼ毎日数件の閲覧があっています。
それだけこの曲、もしくはCDが注目されているということでしょう。
でも、ご本人が読んだ形跡はないんだなあ。
いつかは、ね。

==

別件

昨日、2013/2/15は「ボーカロイドにゃっぽん」の最終日でした。
サービスが終わる23:59:59まで「見送り」をしていました。

最近はあまりログインしていなかったのですが、いつでも帰って行ける場所という意識でいました。
そんな家を失ったような気分です。

もっと色々やっとけばよかったなというありがちな後悔も。

スタッフの皆さん、お世話になりました。
お疲れ様でした。

==
※1

歴史的に見れば江戸時代までの日本人は文化・文明の大国として支那(中国)に憧れていました。
学ぶべき学問は四書五経。漢詩を作り、水墨画をまねる。

それが幕末の開国、明治維新、富国強兵を経て日清戦争の勝利で変わっていきます。
中国に教えることはあっても学ぶことは何もないと見下していきます。

そして日中戦争の泥沼と太平洋戦争でのアメリカへの敗北で感情が複雑になっていきます。
東京裁判での日本悪玉論の流布、共産党政権による蒋介石政権の台湾放逐と国交のない大陸の情報遮断、左派思想による中共へのシンパシーといった要素がからまって、謝罪意識を含んだ肯定的な見方と、中国に負けた訳ではないという否定的な見方が混在することになります。

田中角栄元首相による国交正常化後の、天安門事件、鄧小平による改革開放、毒餃子事件、教科書近隣条項、南京への土下座修学旅行、チベット・ウイグル、尖閣諸島、環境汚染といった多くの問題から、日本でも一般国民レベルで厄介な隣人としての認識が強くなってきているのは確かでしょう。

パンダは偉大だよなあ。
どんな問題もあの姿で帳消しにしちゃうんだから。
でもパンダの借り賃は高いんですよ。

==

※2

私が中学生のとき好きだったアグネス・チャンは香港出身です。
本名は陳美齡だったかな。
でも中国人としてのイメージは限りなく消していました。
どちらかと言うと欧米志向でね。

彼女は当時、いや、もしかするとデビューから随分経ってから「広東人が嫌い」と発言していました。
広東省は香港の対岸です。

でも、最近その発言を完全に覆していなかったですかね。
香港の中国返還後だったかな。

==

※3

長崎は地理的な近さや定住している中国人が多いことから、比較的友好な雰囲気があります。
長崎くんちの出し物(竜踊りなど)に影響があっていますし、春節を祝う長崎燈会(ランタンフェスティバル)が開催されています。

長崎の華僑が大陸系なのか台湾系なのか、個人的な知り合いはいないのでよく分かりません。
文化大革命の批林批孔運動(実権No.2の林彪と孔子を批判する運動)の頃、長崎市内にある孔子廟で額や像を白紙で覆って隠すという事態がありました。
つまり、それは大陸政府の指示に従っての行動ということです。


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