プロフィール

たか号(gatsutaka)

Author:たか号(gatsutaka)
コンタクトは下のアドレスもしくはコメントでどうぞ。
過去の古い日記へのコメントも大歓迎です。
garei#mars.dti.ne.jp
#を@にして下さい

ボーカロイドを扱った
自作小説の一覧はこちら
です。

テンプレート設定に失敗したので、#すかすか のツイートが沢山表示される場合があります。

そして、とうとう、とうとう、
ツイッター始めました。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ネフレンを愛でる会

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

遅れてきた突っ込み
書きたいことは山ほどあるけど、暇がない。 だから、多分、どれも旬を過ぎた話題ばかりに なりそうなブログ。ここでのハンドルはたか号ですが、小説などはgatsutaka名で書いています。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ぼくは明日、昨日のきみとデートする 感想
2015/4/4「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の二次創作小説をネットで公開しました。
詳細はこの日記の下の方をご覧ください。

==
2016/12/17 映画感想を追記しました。

==

3冊の感想を書いて、さあここに載せようと思ったタイミングで、新聞に広告が載っていたので本作を買って読みました。
切ない、泣けると評判らしいです。


ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)
(2014/08/06)
七月 隆文

商品詳細を見る


でもね、私は泣けませんでした。
なので、4冊目を追加します。

手元に届いてから2日で読み終わって、娘に「これ読み終わったけど面白くなかった、時間の無駄だった。最近最後まで読んだ本の中で断トツにつまらなかった」と言いました。
娘は興味なさげに「はい、はい」と聞いていたのですが、その2時間後に灯りを消して寝に入っていた私のところに駆け込んできました。
「ね、これ見て」 手にはスマホを持っていました。
その画面には娘の友達のツイートが表示されていました。
『2日で読了。いやあ良かった、泣けた』とあり、本作のカバー写真が載っています。
「さっきお父さんに見せられたばかりの本だったから驚いた」
「ふーん。じゃ、おとんがつまらなかったって言ってたってリツイートすれば?」
「そんなことできるかぁーー!」
がはははh。

    リツートって返信という意味じゃかなったんですね。
    ツイッターやFacebookをやっていない。
    スマホを持っていない、LINEなんて知らない。
    でもブログはやってる。
    私ってネット上のガラパゴス? ww


だってこれ、見事なまでにベタな恋愛小説です。

まず、彼女(愛美)の設定が「完璧」です。

まさに非の打ちどころがない、絵に描いたような理想像です。
本作は彼女がそうでなかったら成り立たないお話なのです。

そして恋愛自体もこれまた絵に描いたように理想的に進行します。

電車の中での一目惚れから少しずつステップを踏んで進んでいくそれは、もてない男が妄想で描く恋愛の進行そのものです。
非リア充の諸兄がそれを読んで楽しいと感じると思えますか?

本作品は現時点のリア充及びリア充の経験者、さらに将来自分がリア充になりえる自信(期待)を持っている人のための作品です。
現在及び過去非リア充で、将来もそれから抜け出せない自覚のある人が読んでも全く面白くありません。

お前はどうなんだと言われそうです。
私は現在かみさんがいて、子供がいて、そこそこ満足のできる生活を送っています。
でもその状態を「リア充」とは言わないでしょう。

私の勝手な定義では、リア充とは高校生から20代までの期間限定のタームであって、中学以前と30代以降は関係ないのです。
だからその期間にリア充たりえなかった人は、現在どれだけ幸福であってもリア充とは呼べません。

で、そのリア充になれなかった私(←また要らんこと晒しちまったw)からみて、本作は本当につまらないのです。

本作の彼女は異世界(パラレルワールド)の住人です。
その世界は我々の世界とほぼ同じなのですが、大きく異なる点があります。

(1) 我々の世界に来る方法があり、それによって家族旅行などで遊びに来ることができる
    但し、ある程度の制約がある
   制約1 5年に一度しか来ることができない
   制約2 一度の来訪は40日間だけ

(2) その世界の時間軸は我々の世界と逆向きになっている
    つまり、本人にとっての翌日は、こちらの昨日である
    但しこちらの世界にいる間は、こちらの世界と同じ方向に時間が流れる
    これによってもう一つ制約が発生する
   制約3 こちらの世界に連続して存在している場合、午前0時に強制的に管理所に集められる
        そのとき、こちらの世界で前日の午前0時になっており、本人にとっては48時間前になる

時間軸が逆になっているという設定、翌日には昨日の人に会うという設定は私が半年程前に読んだ「天体少年」と全く同じです。
この天体少年については後述します。

主人公高寿が電車で見て一目惚れした愛美は、彼女の過去40日間高寿と恋人として過ごしてきた女性だったということになります。
そして、愛美はもう二度と大人の(その時点で20歳)高寿と会うことはできません。

40日前(こちらの世界では40日後)、愛美は高寿から付き合っていた間の出来事を詳細に教えてもらっており、それを忠実になぞった行動をしてきました。
なぜそのような行動をしたのかは、それよりも未来、及び過去の出来事が関係しているのでここでは立ち入りません。
要するに本作は、出合って恋人同士になることが運命付けられていた、ドライに言えば決まっていた二人の40日間の物語ということになります。

でね。
その恋愛の描写があまりにもベタなのです。
もう勘弁してくれってくらい初々しくて綺麗でそして熱々なんです。

以下、強烈な自虐を内包したおもいっきり上から目線の記述が始まります。
本作を読んで泣けた方、本作を評価している方にはかなり嫌なことを書きますのでご注意下さい。
反論は受け付けますが、考えは多分変わりません。

二人の恋愛がベタに進行するのは、そこに彼女の献身的な努力があるからです。
本作の前半では愛美の努力が謎の行動として描写されています。
例えば愛美は堪えきれずに涙を流すことがあり、事情を知らない高寿は愛美を泣き虫だと思っています。

これらの謎はある程度本を読んでいる者には見え見えの簡単な謎です。

私は読み始めるまで本作の設定を知りませんでした。
しかし、キリンのクロッキーのエピソードを読んだ時点で全て分かってしまいました。
それでも、私の想像を越える意外な設定が組み込まれていて、それは読み進んでいるうちに明かされるのだろうと期待していました。

それがまさかここまで雑な設定だったとは。
その設定の上で展開される熱々でベタな恋愛エピソードなんか読みたくありません。

これじゃあ、そこら辺のケータイ小説(甘々ベタベタで最後にどっちかが病気か事故で死ぬやつ)と同じレベルじゃないですか。
なんでこんなので泣けるんだよ。

少なくとも、読書家を自任する人で本作を評価するなんてありえない。
私は今は月にラノベを数冊読むだけのなんちゃって読書家だから、読書家を名乗る資格すら持っていませんけどね。けどね。
けどね。。。

だって、だって。
羨ましくってしょうがないんだもん!

本作で描かれている恋愛は、その特殊な設定を除いても、リア充の人が経験している、もしくは経験した恋愛と比較して、有りえないくらい理想的なものだろうと想像します。
それすら経験したことのない者がこれを読むのはつらい。
これを読まされるのは辛過ぎる。(強制されたのはでなく自分で進んで読んだのですけど)

ということで、私は私の矜持にかけて、本作品を評価しません。 ← そんな矜持、犬に喰わせてしまえ!!

はははh... orz

ここで、少し冷静に戻ります。
設定が雑だと思うのは、その冷静さの部分で考えたことです。

全くの想像ですが、作者さんは文系の人なのでしょう。
少しでも理系の考えをする人であれば、本作の世界観をあの程度の説明ですますはずがありません。

彼女の世界は、はっきりとは書いてありませんが、どうも私達の世界とそれ程時代が違わないようです。
異世界に旅行できるという点ではかなり進んでいる可能性もありますが、だとしても数百年レベルでしょう。

0年でも50年でも構いませんが、仮にそれを100年とします。
100年違えば、名付けの傾向すら変わっているかな。
100年前の女性の名前と、現在の女の子の名前は随分違いますよね。
今から100年後にも愛美ちゃんがいるかもしれませんけど。
まあそれ言い出してもしょうがないので、ここでは100年とします。

この場合、本作の時代、我々の年で言えば2010年(阪神淡路大震災の15年後)は向こうの世界では2110年になります。
歴史の大まかな流れは両方の世界で同じと仮定します。

100年遅れた異世界に旅行するのは、レトロな世界を楽しむ、異なる文化(向こうにはドラえもんがいない)を楽しむということなのでしょう。

異世界旅行が可能になったのは彼女が5歳になる以前のことですから、それを彼女が生まれた2090年だとすれば、そのときこちらでは2030年で、時代差は60年です。

向こうの世界の時代が進むにつれてこちらの時代は遡りますから、2110年の100年後、2210年にはこちらの世界は1910年ということになります。
明治の末期ですね。年代差は300年です。
以降この年代差は開いて行きます。

旅行で行った先の異世界人と、似たような価値観で会話ができるのは、どうだろうせいぜい50年くらいでしょうか。
100年開いていても、まあ恋愛はできるかな。

でもそれ以上になると、かなり難しいでしょう。
今の私達が幕末の頃の人と会って、普通にコミュニケーションできると思いますか?
事前にある程度訓練すれば可能でしょうけれど、家族旅行という訳にはいかないかな。

つまり、本作の設定は、たまたま偶然にもあまり時代の離れていない異世界への旅行が可能な期間における物語ということになります。
まあ、そういうことなんだから、これはいいです。問題にはしません。

次に。携帯電話を持ってはいけないという設定。
これはメールや通話の履歴が問題になるからかな。
未来の日時の履歴があったら怪しまれますもんね。
ということは、異世界からの旅行者であることを我々に知られてはいけないという前提があるのでしょう。

でも、彼女は簡単にバラしちゃいましたよね。
そこ、どうなの? 本当にいいの?

彼女はその後、10歳と5歳の高寿に会っていますから、バラしたことのお咎めを受けていないってことですよね。
本作は時間SF(純粋な時間SFではありませんけど)に付きもののこの問題を放置していると思います。

また、午前0時にリセットされる件。
これはそうなっている理由が全く理解できませんでした。

午前0時に彼女はまるで自然現象のように高寿の前から消滅します。
その次に会う彼女は、消えた(つまり高寿と同じ記憶を持っている)彼女ではなく、「昨日の彼女」なのです。

異世界旅行で「一日」という時間の単位に何の意味があるでしょうか。
だって、少なくとも40日間は連続して異世界にいる訳ですよね。
その期間にピコンピコンと一日単位でリセットする物理的な理由が想像できないのです。

2015/3/7 追記
 改めて図を眺めていたら、根本的な間違いがあることに気付きました。
 いま、ちょっとパニックなので落ち着いて検討できません。
 うー。どうしよう。
2015/3/8追記
 一晩考えたら、「根本的な間違いがある」と考えること自体が間違いらしいことに気付きました。
 ああよかった。w
 本作の設定は正面から取り組むとそのくらいややこしいということです。
追記 ここまで

下の図を見て下さい。

図1
TimeT1.png

この図1で、緑の線はわれわれの世界の時間方向、赤い線は彼女の世界の時間方向です。
つまり我々にとって左が過去、右が未来です。

四角で囲った一枡の幅が一日です。
40日間を表現すると長くなり過ぎるので、ここでは5日にしていますが原理は同じです。

彼女は赤い時間のあるとき、私達の世界にやってきました。(紫の下向き実線矢印)
それは図の「5日目」の午前0時です。
それから24時間(青い矢印)経って、「5日目」の夜中(24時)にオレンジの矢印に沿って「4日目」の午前0時へジャンプします。

その後同じジャンプを繰り返して、「1日目」つまり高寿が彼女に一目惚れした日の午後24時に元の世界に戻っていきます。
戻ったのが紫の上向き実線矢印であれば、彼女の世界では出立してから3日後ということになります。
彼女はこちらの世界で5日すごしていますから、戻ったとき2日分だけ老けていることになります。

もし、戻ったのが上向き点線矢印のように出立した時点なのであれば、5日分老けることになります。
また、ちょっと見にくいですけど、黄色の矢印であれば、老けは発生しません。

老けるかどうかはここでは問題ではありません。
ここで注意すべきは、いずれの場合であっても、異世界人は我々の世界に来る技術だけでなく、時間を移動する技術も持っているということです。
但しそれは我々の世界と絡む場合だけであって、赤い時間軸の上だけでの移動はできないのかもしれません。

何が言いたいかというと、これだけ時間移動ができるのであれば、何も一日ピッチでジャンプする必要は無いのではないかということです。

次の図2を見て下さい。

図2
TimeT2.png

紫実線に沿って移動すれば、毎日のジャンプは必要ありません。
実線ではなく、点線でもいいのですが、この場合は出発点と戻り点の間で向こうの世界に彼女が二人存在することになりますから、それは避けるでしょう。

一日という時間の単位は単なる地球の自転時間ですから、これが異世界旅行に物理的な制約をもたらす理由が考えられません。
ですから、人為的な何らかの理由で法的にそのような制約を設けていると考えざるを得ません。
一番有りえるのは、我々の世界に連続して長時間存在することで異世界人に情が移ることを防ぐという理由です。
でもこれでは彼女がやったことの説明ができません。

このような点を考慮すると、本作品の異世界移動、時間移動の設定は、深く考えて作られたのではなく、「毎日昨日の彼女に会う」という状況を作り出すためだけにあるように思えます。

であれば、設定が「雑」であってもおかしくありません。
本作品はこの状況下ので二人の恋愛だけがテーマなのでしょう。

だから、私は冷静になっても本作品を評価できないのです。

こちらの世界でジャンプを繰り返さなければならない理由がある程度納得できる形で提示され、その上で恋愛の描写が全体的にもう少し薄かったら、私も泣けたかもしれません。

上でちょっとだけ言及した「天体少年」は、主人公(女の子)が「毎日昨日の彼氏に会う」物語です。
この作品では天文現象に則って、なぜ毎日なのか納得のいく設定がなされています。
しかも単なる恋愛だけではない、色々な要素が含まれています。

本作品で泣けた人も泣けなかった人も、「天体少年」を一読されることをお勧めします。
→ 天体少年感想



天体少年。―さよならの軌道、さかさまの七夜 (メディアワークス文庫)天体少年。―さよならの軌道、さかさまの七夜 (メディアワークス文庫)
(2012/09/25)
渡来 ななみ

商品詳細を見る


==

補足

毎日リセットをうまく説明する方法が一つだけ思いつきました。

次の図3を見て下さい。

図3
TimeT3.png

まず向こうの時刻Aに我々の世界にやってきます。②
こちらでは5日目の午後0時です。
こちらで24時間過ごしたあと、元の世界の時刻Bに戻ります。③

すると、①と④の前半の期間、つまりBからAまでの間、あちらの世界に彼女が二人存在することになります。
ここでは、④の前半はどこか待機所に閉じ込められているとでも考えましょう。

④の後半では、待機所を出て向こうの世界での生活を24時間送ります。
そして時刻Cにまたこちらの世界に移動します。⑤
こちらでは4日目の午後0時です。

そして24時間後に⑥で向こうの世界に戻り、⑦の時間を過ごします。
④と⑦でまた二人になるので、⑦の前半は待機となります。

これを繰り返すことで、こちらの世界では彼女が毎日リセットしているように見えます。

この方式は異世界への移動だけで成り立ちます。
時間移動が発生しません。
2つの世界が存在する超時空間で隣り合った時刻(図では上下に並んだ時点)にしか移動しないのですから。

問題は待機所での閉じ込めと、40日で往復をカウントして80回の異世界移動が必要になることくらいです。
待機は、こちらの世界にいることが肉体的負担をかけるのでそれを緩和するためと考えれば説明がつきます。
毎日緩和しても40日が限界、さらに、40日行ったら5年間は行けないという理屈も考えることができます。
移動自体は負担ではない、電力など経済的問題もないとすれば80回の移動は問題になりません。

図1と図2は、一度こちらの世界に来たら戻るまでずっとこちらにいることを前提に考えていました。
そうではなく、リセットの度に向こうに戻るとしたらどうかと考えたら図3になりました。
図2の紫点線が40日で考えていたのを1日単位にしたということです。

これが一番すっきりするかな。
時間移動が可能であれば、物語の構成上、別の色々な問題が発生しますからね。

評価しないと言っておきながら、散々弄って楽しんでいるなあ。w

==

2015/2/18 追記

今日、パラパラっと読み返ししてみました。(時間の無駄だったと言いながら何故?)

ガラスの仮面のこと忘れてたなあ。
ということは、2つの世界の時代はかなり近いことになります。

また、上の日記で異世界移動が科学テクノロジーを使っていることを前提に考えていました。
でももしかすれば、愛美の乏しい説明から想像すると超常的な自然現象を利用しているのかもしれません。

なので前提を変えて、上と同じように考えてみました。
それで毎日リセットも少し納得できる説明ができそうです。

でもそれを書いたファイルを忘れてきたので、明日以降ここに追記します。

==


2015/2/19追記

昨日パラパラと少し読み返してみました。
(↑ここ、本当は「今日」と書いていたのですがw)

私は異世界移動を科学的なテクノロジーで実現しているのだろうと思っていたのですが、どうもそうではないようです。
むしろ、超常的な自然現象を利用しているような印象がありました。
どっちにしろ明示はしてありません。

一日単位でしかいられない理由は因果律らしきもので少しだけ説明してありました。

改めて考えてみると、次のような設定があるかもしれません。
図4を見て下さい。

図4
TimeT4.png

愛美は自分の世界の1日目の0時に出発して、こちらの世界の5日目の0時に到着します。(オレンジの矢印)
そして、青矢印に沿ってこちらの世界で24時間過ごします。
それから、赤矢印に沿って向こうの世界の1日目の24時に戻り、引き続き、こちらの世界の2日目の0時に移動します。
これであれば、こちらの世界で過ごした24時間をあちらの世界ではスキップすることになるので、「老け」は発生しません。

但し、図4では図1、図2の解説で指摘したような時間移動は発生しています。
図4を少し変えた図5て、向こうの1日目の始まりとこちらの5日目の始まりが向かいあっている場合でも同様です。
向こうからこちらに来るときに時間移動はありませんが、向こうに戻るとき、向かいあった関係で見れば48時間の時間移動が発生しています。

図5
TimeT5.png

但し但し、図5では次のように考えることも可能です。
向こうからこちらに来るときは、常に向かい合った時点にしか移動できない。
つまりそこに時間移動云々の問題はない。
こちらから向こうに戻るときは、出発時点からその人がこちらで過ごした時間だけ進んだ時刻に戻る。つまり戻るときには「向かい合った時点」という概念に関係なく、その人の異世界存在時間が加算される。

図5をよく見ると、この場合も「老け」が発生していないのです。
こちらの世界に24時間滞在したら、向こうの世界では出発時点の24時間後に戻ることになるのです。

作者の七月さんは最初から図5のようなことを考えていたのかもしれないですね。
私が無駄にややこしく考え過ぎたのかもしれません。

それと、向こうの世界の時代は、こちらと100年ずれていることもありえなさそうです。
ドラえもんはいませんでしたが、「ガラスの仮面」が出てきます。
それに「街並みが似ている」という描写もあります。
移動がテクノロジーに依るのでなければ、近くてもあまり違和感はないですね。

二人にとって都合良く、程よく近しい時代への移動だったということです。

そうか、愛美は10歳の高寿に自分が「芸能人」だと話しているのは、このガラスの仮面につながっているんだ。
愛美は美容師ではなく女優の仕事をしているのでしょう。
高寿と会っていたとき、特に前半部分の「演技」にもその才能が現れているってことかな。
美貌は言うまでもないですしね。

==

2015/2/23 追記

今ですね。
本作の二次創作小説を書き始めています。

時間の無駄と言っておきながら、何故? 何故? 何故?
この何故は放置しておきます。w

でもこの世界観での因果律を考え始めると、とてもじゃないけれど収拾できません。
だってタイムパラドックスやり放題です。

1)異世界人のAさんがこちらの世界に移動してその日の新聞を入手する。
2)そこに交通死亡事故が載っていたとする。
3)翌日、こちらの世界の一日過去にきて、その事故を防止する。
4)新聞に事故が載らない。

Aさんにとって3)の時点で「事故が新聞に載ること」は過去の出来事だから、4)がどうなっても関係ない。別の言い方をすると、Aさんは事故が載っていない新聞を見ることはない。
こちらの世界では最初から事故は起きず新聞にも載っていなかったとなって、これも問題にならない。
じゃあ、Aさんが見た新聞は誰がどうやって作ったんだ・

このパラドックスを回避する方法を色々考えているのですが、考えれば考えるほどややこしくなってしまうのです。
現在とは何か、過去とは、未来とは。頭痛い。w

それに、この状況で「異世界の家族旅行」なんて考えられません。
旅行者に因果律に影響を与えないという制約を課すにしても、子供は何をするか分からないでしょう。

結局、本作の設定でラブストーリーを書くには、因果律の問題をぼかすしかないのかなあ。

小説が出来たとして公開するかどうか、まだ微妙です。
自分としては面白いストーリーになりそうなんですけどね。

==
2015/4/4 追記

さっき、その二次創作小説を投稿してきました。

2本あり、続き物ではなくそれぞれ別の結末にしています。
だけど完全に独立しているのではありません。

僕は明日、五歳の君とデートする(A)

僕は明日、五歳の君とデートする(B)

(A)は原作で不満だった世界観の解説に力点を置いています。
勿論その内容は私の勝手な理解・解釈です。

(B)は高寿と愛美のその後を扱っています。
ウルトラC(古臭)の技を使ってかなり意外なストーリになっています。
少しだけ泣ける要素も入れました。

ただ、どちらも原作の内容を100%完璧に踏襲しているのではありません。
あちこちボロが出たり、破綻が見えると思いますが、そこはご容赦下さい。

投稿前に、誤字チェックを兼ねて娘に読ませたら。
「(A)は理系的な理屈っぽいところがちょっと難しかった。(B)は言いたいことがストンと入ってきて面白かった」
だそうです。(娘は原作を読んでいません)

興味が湧いてお読み頂けたら幸いです。

あ、そうだ。どちらにも五才の愛美は直接には出てきませんので悪しからず。w
それにしても、原作のタイトルはなぜ「僕・君」じゃなくて「ぼく・きみ」なんでしょうね。

2015/4/11
わーい。今日この日記に2つ目の拍手がもらえました。
ありがとうございます。

小説もAが26回,Bが32と開いて貰えています。

こういう反応を見ることができるのは嬉しいです。

==

2015/4/29追記

この日記にコメントを頂いたコータローさんが主催しておられるFacebookのグループ「ぼくは明日、昨日のきみとデートする ファンページ」です。
https://m.facebook.com/groups/1561372320818608?ref=bookmark
この日記を紹介して頂きました。

さらに、そのコータローさんのブログ
http://blog.livedoor.jp/mn3356/
本作品の聖地巡礼が豊富な写真で載っています。必見です。
私も、本作品を読んでいるとき、実在の地名だと気付いてからGoogleマップを参照しながら読んでいました。

ーー

PIXIVで見つけた「たると」さんによる愛美のイラスト。
「2010年 4月13日」というタイトルになっています。



カスヤナガトさんによるオリジナルよりも、こちらの愛美のほうが好みかも。
20才よりは大人びて見えるかな。
今、目の前でリアル20才の娘が寝転がってテレビを観ているから、余計にそう思うのでしょう。w

==

因幡の黒ウサギ さん、コメント返信もうちょっと待って下さい。

==

2015/1/16追記

最近は落ち着いてきて日に数件だったこのページの閲覧が、13日はいきなり数百件もあってびっくりしました。
映画化が公表されたようで、おめでとうございます。

本当にめでたいかどうかは映画が完成して、それを見てからでないと言えないのかもしれません。
でも、本作をまだ読んでいない人、存在を知らない人が、主演の二人などへの興味から買って読む可能性が広がるのは確かでしょう。

公開されたら映画館に見に行くつもりです。
かみさんは興味示しそうにないから、多分一人で。(泣)

でね、いい機会だからはっきりさせておきます。
今更こんなこと言うのみっともないんですけど。

このページで私は本作を「泣けない」「面白くない」「評価しない」として、その理由をくどくどと書いています。

しかし、嫌いではないのです。
敢えて言えば、というよりストレートに「好き」です。
この感覚は上の文章を深く読み解けば判ってもらえるかもしません。(そんな暇人いないかw)

だって嫌いな作品の二次創作をするはずがありません。

世の中には「どうだ、俺ならこれくらい面白いものにできるんだぞ」とイヤミで二次創作する人もいるのかもしれません。
私にはそんな度胸も実力もありませんし、そもそもそんなつもりもありませんでした。

映画は泣けるかな。

私は小説やコミックの映像化は、「原作を動く映像として見る」のではなく、あくまでも原作をベースにした広い意味での二次創作として受け取ることにしています。
私の書いたヘボ小説と同列に扱われては映画も迷惑かもしれませんね。
最初から二次創作と捉えれば、原作に対して自分が持っているイメージから外れていてもがっかりすることがないからです。
これまで何度も裏切られた経験からそうなりました。

でも、本作の映画はできるだけ原作に忠実な内容にしてほしいと思っています。
では、映画の公開を待つことにしましょう。

==

2016/11/19  追記

映画の主題歌ハッピーエンドのCDが11/17に届きました。
それからずっとリピートで聴いています。(通勤とかの移動のときに)

back numberの存在すら知らなかったので、聴くのは初めてです。
そんな状況での印象を少し書いておきます。
ただ、ぼく明日の主題歌という意識が強いので、その意味でのバイアスはかかっています。


第一印象は悪くない。
劇場で見た予告で聴いていたせいもあってすんなりと入れました。
今改めてネットで予告映像を見たのですが、この曲のイントロのところは聞こえてなかったような。
でも、CDでイントロを聴いたとき、あ、これこれ、と思ったのはなぜだろう。

音に関してはバカ耳なので、自信が全くありません。
でも、「面白いコード(の変化)だな」と思いました。
聞き手が期待する方向からずらしているんでしょうね。
でも各パートの終わりの部分は尻切れのような印象になってしまうのが少し残念かな。


で、歌詞。
まあ今どきの歌の歌詞には似た感想が多いんですけど。

選択されている言葉の違和感が少し強いです。
・咳をするみたいに
・青いまま枯れてゆく
・握り潰した
・暢気ね

特にサビの「青いまま枯れてゆく」が何を指しているのかさっぱり分からなくて。
「私みたいと手にとって」というからには花? 青(多分緑色)い花って蕾?
枯れるとき青いものってあるかな。
こんな風に理で考えちゃ駄目なんでしょうけれど。

また、愛美の言葉と捉えたら「握り潰した」と「暢気ね」はそぐわないんだよなあ。


全体として。
この歌で描かれていることを一般の状況(つまりぼく明日のような特殊な設定ではない)としたとき、これは何が起きているんだろう。
ぼく明日のことを歌っていると限定すれば、それなりに納得できそうかな。
多分ですけど、どちらにも取れる(ぼく明日を知っている人にはそのように、知らない人には一般的に)ようにしているのでしょうね。

PVはカラオケの画面みたいだなあという印象です。
男三人だけで演奏してても見たいとは思わないですけどね。

映画公開までに暗唱できるまで聞き込むことにします。
そうした方がいいって、君の名は。で感じましたから。





2016/12/17 追記

映画公開初日の2016/12/17午後4時の回に行ってきました。
アニメ映画は一人でも平気なんですけど、さすがにこの映画を一人で見に行く度胸はありませんでしたから、かみさんと二人で。

幸いなことにここ数日のテレビでの宣伝で興味を持ったことと、種市先輩の頃から福士君が好みの範疇だったらしいのです。

チケットを買った時点で殆どの席が二人並びの状態だったので、ほぅ、カップルばかり来ているのかと思っていました。
でも実際は女性のペアのほうが多かった。
かみさんに言わせると「そりゃあ福士蒼汰を見に来てんのよ」だそうです。

私らの後ろの高校生くらいの二人の女子、映画が始まる前はもとより始まってからもなんだかんだと喋ってくれて、うるさいったらありゃしない。
終わってから顔見たら、頭の緩そうな顔してたからしょうがないか。(これくらい言ってもいいと思うくらい邪魔だった)

まあそれはいいとして。

私の興味は「私は泣けるだろうか」に尽きました。
でもね、うーん。そこ微妙だったなあ。
最初に愛美が泣くシーンは、あ、これやばいかもと思ったものの、そこを堪えたら後はまあねえ。
前半は(愛美の涙以外は)ただただベタな恋愛模様だったしなあ。
後半でも愛美が異世界人であることの設定の説明が原作以上になかったですよね。
ファンタジーとしてもそこすっ飛ばして、みんなあれで納得できたんだろうか。

それ以外にも原作からカットされた設定が多かったですね。
ドラえもんも、ガラスの仮面も、愛美が女優していることも、「お菓子を送って下さい」も。
高寿が愛美に助けられたのが阪神淡路大震災ではなく池で溺れたことになっているし。(これは仕方ないか)
そもそも季節が春先から晩冬に変えられていて(これは撮影時期のせいかな)、期間40日が30日に短縮されていました。
30日にしたのは「月の満ち欠け周期」がこちらの世界に居ることに関係しているという、こちらは原作にない設定からでした。
予告で30日と聞いて、え? 俺40日と思ってたけど間違ってた? と焦っていました。

終盤、愛美の日々を1日から順に見せてくれる構成は、原作にありましたっけ?
原作が家の中で行方不明になっていて確認できません。
映画オリジナルであればいい演出だなと思いました。
でも、もうちょっと、それ以前の場面になかった愛美視点のカットを盛り込んで切なさを強調したほうがよかったかなあ。

映画自体は丁寧に作ってあると思いました。
原作から大きく外れることもありません。
でもだからこそ、原作のポテンシャルの縛り(酷い言い方してるw)を抜け出せなかったのかな。

なので、私自身としてはこの映画を他の人にお勧めすることはありません。
見るなということではありません。
「一番泣ける映画」というキャッチフレーズがハードルを上げ過ぎているのではないかと思うので、過剰な期待はしないほうがいいですよという意味です。

それと、映画で泣けた方についてどうのこうのという気持ちはありません。
私は映画で泣きたかったのに、泣けなかっただけなのですから。

かみさんの話。
かみさんは原作の内容を殆ど知らない状態で映画を見ました。

・前半は「20歳前後の恋愛映画? 私はその世代のはもうどうでもいいんだけど」と思ってた。
 だから前半は二回くらい寝そうになった。

・あなた(私)から「敢えて言えばSF」と聞いていたから、「彼女は彼の母親」か何かかと思ってた。
 ベッドシーンが出てきてさすがに違うかと。

・私「何でそうなるか、がさっぱり分からなかったろう?」
 か「だって、みんな原作読んで知ってるんでしょう」
 私「映画見る人全員が読んでるなんて限らないよ。
   原作にもあまり説明がないんだ。
   映画はもっと酷かった(説明がなかった)けどね」
 か「そんなことはどうでもいいのよ。みんな恋愛を見たいだけなんだから」
スポンサーサイト

この記事に対するコメント
拝読いたしました!
gatsutakaさん、はじめまして。
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」に惚れ込んで、京都へ実際の現場を見に行き、「聖地巡礼、私的ガイドブック」として写真をアップしております。
http://blog.livedoor.jp/mn3356/
上記の「営業」の為に久しぶりにググってみましたら、こちらの書評に出会えました。

なんだか酷評で始まり、文系の私にはチンプンカンプンの時間軸の解説で、もうスルーしようかと思いましたが、巻末に二次創作の案内があるとのことで、二つの作品を拝読させていただきました。

ミステリアスでスリリング、学術的でもあって、ホロリと恋愛的要素も盛り込まれ…さらに、やっぱりあの宝ヶ池の山に謎のトンネルがあったのか〜とか、さすが京大も絡んでるのか…とか、納得(笑)
面白く興味深い作品でしたよ、ありがとうございます。

上記ブログは毎日数百アクセスいただいておりますが、その前に作品の熱心なファンの皆さんがメンバー(まだ10人にも達してませんが…)のファンページをFacebookにて開設しましたので、まずはそちらで、この書評をご紹介させていただきたいと思います。
https://m.facebook.com/groups/1561372320818608?ref=bookmark

それから、ガラスの仮面につきましては、ドラえもんを知らないのになぜガラスの仮面を知ってるの?と疑問でしたが、メンバーの方から、25歳の高寿が15歳の愛美に教えて、愛美はこちらの本屋さんで購入して帰ったのでは?との考えをいただきました。

以上、取り急ぎなんやかんや、お知らせまで。。
あ、愛美25歳の時は、芸能活動が多忙なのか会わないようなんですが、愛美が10歳や15歳の時はどんな再会になったんだろうか?ファンは続編やスピンオフを期待しています。
今年はちょうど5年後で愛美15歳なんですよね〜
ではでは、これからもよろしくお願いします。

【2015/04/27 10:38】 URL | コータロー #- [ 編集]

コータローさんへ


初めまして。コメントありがとうございます。
しかもFacebookで紹介までして頂いて。

実は私、Facebookのアカウントを持っていませんで、開くことができませんでした。
それで娘のアカウントを借りて(本人嫌がってましたけどw)ようやく読むことができました。
面白いですね。私が気付けなかった読み方とかとても参考になります。

それにしても「聖地巡礼、私的ガイドブック」の濃さに圧倒されました。
濃いなんてレベルじゃないですね。もの凄い情熱だ。
ゆっくり少しずつ読んでみます。
最初、降順に読んでみたのですが、途中でこれは最初から昇順で読んだほうがいいなと気付いたので。

二次創作小説に直接感想を貰ったのは初めてです。
ど素人(これまで30本以上ネットで公開していても、小説の書き方の勉強なんかしていないからいつまで経ってもど素人)の作品なのであんなものですけど。

小説作品の二次創作を書いたのも私としては初めてでした。
私はどちらかというと「隙のない小説」が好みなので、自分で気に入った作品は私なんかが二次創作を書く余裕を与えてくれないのです。

その意味では「ぼく明日」は「隙だらけ」だと思いました。
そこが日記本文に書いた低評価書評につながっているのです。
Facebookですぎもとひできさんが書かれたコメントに真っ向反発するような読み方かもしれません。
だよなあ。あれではファンの方に喧嘩売ってるのと同じですもんね。

でもここで言い訳させてもらえば、私は「ぼく明日」を全否定しているのではありません。どちらかと言えば惹かれているのです。
でなければ、二次創作しようなんて気にはなりません。
二次創作はファン活動の一つなんだと思って下さい。

ガラスの仮面は1975年(昭和50年)末の連載開始から読んでいました。
愛美と北島マヤは女優としてのイメージが全然違うんですけどね。
そうか、仰るように愛美が自分で買ったという解釈もあり得ますね。
私が(B)に書いた高寿が買い与えという設定であれば、20歳のときにそのことを口にしていないのは不自然かなと思えてきました。

これからもよろしくお願いします。
【2015/04/29 20:00】 URL | たか号 #Xrogt4DI [ 編集]


あはは、そうですね、作品が嫌いでは、あれだけのツッコミや、さらに二次創作なんて書けませんものね〜
Facebookに続きまして、ブログでもご紹介をさせていただこうかと思っております。

ところで、うちにも20歳の娘がおりますが、愛美ちゃんとは全然違います。。。
【2015/05/04 11:18】 URL | コータロー #- [ 編集]


はじめまして。管理人さんとおそらくほぼ同年代のおっさんです(笑)

私は出張時に電車の中で読んだのですが、不覚にも号泣してしまって同行者からバカにされました(笑)
かなり涙もろいので、電車やカフェなどの公共の場では「泣かされる」本は読まないように心かげていて、世界の中心とか永遠の0あたりは大丈夫だったのに、こいつにはやられました。

管理人さんが感情移入できなかったのは、単に文体とかの問題じゃないんですかね?
マンガだったら絵柄が合わないと、どんなに他人が名作だと褒め称えようが自分にはしっくりこない、ということが多々ありますが、小説もけっこう文体に左右されますから。
ヒロインの造形や描写のベタさ加減、ということでいえば、もっとベタベタな小説は限りなくありますし、非リア充だから入り込めない、というのは、そもそもリア充だろうが非リア充だろうが恋愛小説は自分の中の妄想を膨らませつつ読んでいるわけで。
童貞はポルノ小説に入り込めないからシラける、というわけじゃないでしょう。

管理人さんが拘った逆光時間の設定については、私は元々SFから読書に入ったためか、「そのギミックが物語を矛盾なく回せていればok」というスタンスなので、まったく気になりませんでした。
というより、読んだときに素直に頭の中に描いたのが、管理人さんが描かれた図5に近いものだったので、その後の話の展開に矛盾を感じませんでしたので。
・・ただし、私が頭の中に描いた図は、高寿時間のday5:24hと愛美時間のday1:24hもまた「向かい合った関係」なので、2次元の絵には起こせないのですが。

また愛美が、調整とは「矛盾をふせぐためにあると"いわれている"」と、あちらの世界でも調節の理由が明確になっているわけではないらしい点、それと愛美が5歳の時の家族旅行が「たまたま3人とも周期が同じだったから行く気になったんだって」と、いう言葉から、人によって"調整"の周期が異なるらしいことが判りますが(私が"調整"以外の"周期"を見落としてなければ)、この「調整」は自然現象であると思っています。少なくとも物語で語られる言葉を素直に組み立てると、こうなると思うのですが・・・?

もちろん作者にとっては、「時間が逆行する者同士の恋愛」という物語のために作り出した世界観なのでしょうが、その世界観の上で物語が破綻なく進行しているので、私にとってはこの世界観で十分なんです。

あ、40日、5年に一度、の制限は、異世界からの訪問者が長く留まると、高寿側の世界の住人に不審がられるという理由で、人為的に設けられた制限かもしれませんが。

タイムパラドクスを考えると危ういのは確かですが、管理人さんが挙げた新聞記事と交通事故の話は、それぞれの世界の因果律は何ら乱していないので、これは「パラドクス」ではない、という他ないのでしょう。
高寿と愛美の2人は、互いに命を助け合うため、モロに「パラドクス」が発生してしまう関係なのですが、それは「どっちが先とも後ともわからない因果」を作った2人が単にすれ違ったのではなく、「端と端を結んだ輪になって、ひとつにつながった」、とても美しい話として、私にはすんなり入ってきました。

・・・というわけなので、私には2本の二次創作小説は、やはり蛇足です。
この2人の「輪」に、第三者が介入しているとしたらシラけてしまうし、また私は「調整」は自然現象なので、高寿があちらの世界に行っても同様に「調整」が起き、結局は愛美の世界の過去に向かってしか生きていけない、と思っているので。
そもそも「調整」が人為的なものだとしたら、高寿と愛美の40日は人為的なモノに縛られた結果の制約に拘束されていた、ということになるので、これもかなり嫌だな~。
時間が逆行する世界の人との恋、という絶望感が薄くなっちゃうし。

ところで、娘さんの感想も聞いてみたいですね~。
【2015/05/18 21:42】 URL | 因幡の黒ウサギ #G4tIk/0g [ 編集]

わたしは明日、明日のあなたとデートする
こんにちは、ぼく明日聖地巡礼ブログのコータローです。
今もこちら様経由でのアクセスをたくさんいただき感謝しております。
さて、Facebookのファンページのメンバーさんもこの度、二次創作物を完成、七夕の夜に限定配信いたしました。
くわしくはこちらからご覧ください
http://blog.livedoor.jp/mn3356/
なお、筆者さんは以前、他の二次創作物は読まないと言ってました。
たぶん、その時にはもう書き始めてたからかもしれません。従いまして、パクリとか、内容がかぶる事はないと思います。
もしそのような箇所や表現がありましても偶然かと思われますのであらかじめご了承願います。
【2015/07/09 11:53】 URL | コータロー #- [ 編集]

承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
【2016/03/12 11:24】 | # [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://gatsutaka.blog26.fc2.com/tb.php/388-4b0d7245
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。