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書きたいことは山ほどあるけど、暇がない。 だから、多分、どれも旬を過ぎた話題ばかりに なりそうなブログ。ここでのハンドルはたか号ですが、小説などはgatsutaka名で書いています。
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ワインカラーのオデッセイ

重松清:著 流星ワゴン読了

3日土曜に街に出かけて、あまり行かない本屋でたまたま目に付いて、内容も知らないのに買う気になった。

翌日4日夜。まだ読み始めていないとき、ある事を知った。

その翌日から読み始める。

すると、主人公の置かれている状況が、その具体的な事象は全く異なるものの、4日夜に私が知ることになったある出来事と恐ろしいくらい似ていることに気付いて愕然とした。

==

主人公は、会社をリストラされ、妻には離婚を要求され、息子は中学受験に失敗して不登校から家庭内暴力に走る。

これらの状況は、それが顕在化する前のある日ある時、主人公が気付かないままに選択した行動が(原因とは言えないまでも)きっかけの一つになっている。
そして、その時点では何も気付いていない。

全てに希望を無くして「死んでもいいかな」と思いながら駅前のバス停のベンチに座っているところにオデッセイが現れそれに乗り込む...というとこころから物語が始まる。

詳しくは書かないが、主人公はそれから幾つかの過去を訪れる。それは、これらの状況をそれぞれ変えうる分岐点となりうる時であり、戻ることによって実はその時が分岐点(の一つ)であったことを初めて知る。

==

リストラや離婚ほど大それたことではないが、私にとって取り返しのつかない重要な事象が今年の夏に発生していた。それを知った(知らされた)のが4日夜なのである。

知ってしまった今となっては、夏以降の諸々の事柄が全て腑に落ちる。
しかし、それを元に戻すことはもう絶対にできない。

その引き返すことのできない時点を知らないうちに通り過ぎて、指摘されて初めて気付くお人好し、もしくは間抜けは主人公そのもの。

こんなタイミングでこの本を買い、読むことになるとは、あまりにできすぎた話である。私の前にワインカラーのオデッセイは現れるだろうか。

主人公は何も知らない状態で乗った。既に知ってしまった私がたとえ乗ったところで何も変りはしないのだろう。

以下結末を含みます。




主人公は過去に行ったことによって、壊れた家庭を修復する気持ちが沸いてくる。しかし、「サイテー」の現実はそのままであり、微かに変化の兆しが見えるところで話は終わる。

これを読むことによって、考えることが数多くあった。

ファンタジーのようでありながら、ファンタジーのような終わり方をしない、にがくて辛い大人の小説である。

尚、今回私が書きたかったことと関係ないので、主人公の父親のこと、及びオデッセイに乗っている親子のことは省略しました。

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